Xperia 5Ⅲの本体価格/発売日判明。どのキャリアで買うのがお得か？

今年の4月に正式グローバル市場で正式発表されたXperia 5Ⅲ。10月にはようやく国内で正式発表。そして11月中旬以降の発売予定。一部市場では9月下旬から発売しているのでちょっと遅め。とはいえ今や貴重なハイエンドコンパクトモデルです。

今回は大手3キャリアがXperia 5Ⅲの発売日と本体価格を正式発表したので簡単にまとめたいと思います。

本体価格が判明。

まず気になる人が多い本体価格。大手3キャリアの一括価格をまとめると以下のようになります。

一括価格で比較するとdocomoが一番安くSoftBankが一番高いという従来の流れと同じ。次に分割購入で24回目で端末を返却するプログラムを利用した場合。例えばSoftBankで見ればトクするサポート＋。価格をまとめると以下のようになります。

各社ともプログラムが改定されており、端末を返却する時に、次にまた同じプログラムの対象機種に乗り換えることが条件となっていません。なので改定前よりは購入しやすくなっています。

ただこの返却前提のプログラムは返却する端末が各キャリアの基準を満たすことが出来ない場合。例えばディスプレイの破損や水没などがある場合は、満額での引き取りをしてくれない場合があります。

なので端末の状態に応じて最終的な負担金額が増える可能性があるので注意が必要です。

端末返却プログラムはお得なのか？

24回目に端末を返却する。逆に言えばキャリアは端末をいくらで引きとってくれるのか。

Androidの一つの目安として発売されてから2年後の市場価格は大体半額まで落ちます。ちなみにお店によりますがあくまでも参考の一つとして2年前に発売されたXperia 5の発売当初の価格は8万7912円。

そして状態のいいAランクの製品でみると4万5000円前後。なのでほぼ半額です。またフリマや中古買取は一括価格が一番安いキャリアの価格に引きずられる可能性があります。となるとdocomoが基準となり、docomo版Xperia 5Ⅲの半額は5万6000円前後。

実際フリマなどで販売する場合は手数料。また中古買取に出すとしても手数料が持ってかれるので5万円前後が一つの目安。2年間端末をある程度綺麗に使えることが前提になりますが、ドコモの場合は引き取り金額が4万4880円なので計算上ではプログラムを使うのではなく24回払いにして完済したら自分で売却した方が割がいいかもしれません。

逆にauだと自分で売るより得する可能性もあります。2年以上使いたい人や2年以内に機種変更したい人はプログラムに加入することで損する可能性もあります。ただ2年周期で何も考えず新しい端末に機種変更できるのは大きなメリットです。

さらにXperiaでみた場合メジャーアップデートが2回までしか現時点で対応していないので2年周期で機種変更すれば常に新しいOSを使うこともできます。ここは正直考え方次第に感じます。自分はこの縛りが面倒なのでプログラムに加入することはほぼないです。

キャリアごとの違い。

ほとんど一緒ですが一応キャリアごとの違いを確認すると以下のようになります。

あくまでも歴代モデルを参考にしているのでXperia 5Ⅲでは実際にどうなっているのかは確認する必要性があります。まず評価が分かれるところとしてキャリアロゴ。docomo版に関しては「5G」のロゴが消えたとはいまだしっかり「docomo」のロゴを確認できます。

一方でSoftBank版に関しては海外版とほぼ一緒です。ただSoftBank版で注意が必要なのがアップデートサポート期間でなぜか1回で打ち切られることがあります。

また全てSIMロックなしの状態で販売されますが、これはオープンマーケット版のSIMフリーという意味ではなく従来であればSIMロックされていたのがされていないだけです。端末本体だけでも購入可能となっていることからも端末だけ購入する人は自分が使いたい回線に合わせて選んだ方がいいです。

発売日。

今年のXperiaは半導体不足の影響も出ているのか3キャリアで発売日が揃っておりXperia 5Ⅲは11月5日より発売開始予定。SoftBankのみ遅れて11月5日より予約開始です。

Xperia 1Ⅲの時のオンラインショップの在庫状況を見ると、docomoが一番安定するのが早く、一方でSoftBankは常に品薄というイメージ。Xperiaが好きなユーザーは正直docomoで契約しておいた方が何かと便利なのかもしれません。

気になる人は気になる人はチェックしてみてください。