ここまで来たら待とう。Xperia 1Ⅲを買うべきか。Xperia 1Ⅳを待つべきか

一部情報によるとSonyはSnapdragon 8 Gen 1+の準備が整うを待っているとされており今年のプレミアムモデルであるXperia 1ⅣにはSnapdragon 8 Gen 1ではなくSnapdragon 8 Gen 1+を搭載するために例年より発表が遅れるとの噂もあります。

少なくとも現時点で昨年であれば新製品が発表されていたことも今年は遅いことに違いはない。今回はここまできたらXperia 1Ⅳを待つべきだと思う理由についてまとめたいと思います。

アップデートサポート期間。

このタイミングでXperia 1ⅢにするかXperia 1Ⅳで悩んでいる人は正式発表を待つべきです。少なくともXperia 1シリーズを狙っている人は価格優先ではなくスペック優先の方が多い。

一部情報でXperia 1Ⅳは現行モデルより最大で20%値上げされる可能性があるとの予測。実際に発表されるまでは定かではありませんが現行モデルより安くなることに期待できないので最低でも15万円。

Galaxy S22 Ultraの価格を見れば18万円は覚悟しておいた方がいいです。どちらにせよ高いなら個人的にはこのタイミングならXperia 1Ⅳを待った方がいいと思います。

まず一つめの理由としてアップデートサポート期間。SonyはXperiaのアップデートサポート期間を発表しないので何ともですが従来通りであれば最新機種を買った方がサポート期間が長いです。

ハイエンドであればメジャーアップデートが2回でXperia 1Ⅲはすでに1回は終了。今年の夏頃からPixelを中心に配信が開始するAndroid13がメジャーアップデートが最後の可能性。

またセキュリティアップデートに関しても従来通りであれば3年ですがすでに1年は終了しています。なのでアップデートサポート期間で見ればXperia 1Ⅲはあとメジャーが1回でセキュリティが2年。

これはあくまでも従来通りであればの話であり一方でSnapdragon888を搭載していることからもハード的にはメジャーアップデートが最大3回にセキュリティは4年に拡張することが可能です。

なのでハード面で見ればプラス1年伸びるかもしれませんが正直何とも言えません。やはり今は悪質なマルウェアなどが多いことからも特にセキュリティアップデートは長い方がいい。

Xperia 1Ⅳが仮に同じアップデートサポート期間だとしても発売に1年の差があるため最新機種の方がいい。仮にXperia 1Ⅲのサポート期間が従来通りでXperia 1Ⅳから拡張されればサポート期間に2年の差が生まれることになります。

そもそもXperiaのサポート期間が拡張されてくれればこんな風に考える必要はなくXperiaのデメリットの一つであることに違い。ただ高いお金を出して少しでも長く使いたい人にとっては最新機種を選んだ方がいいです。

発熱の改善。

そして2つめとしては発熱が改善される可能性。ここ近年で見ればSnapdragon865くらいまではInstagramなどSNSアプリでのライブ配信やゲームを長時間やらない限り極端に発熱することはない。

ただSnapdragon888にSnapdragon 8 Gen 1と割とライトな作業でも熱くなりやすい傾向。結局内部温度が上がると本体は内部温度の上昇を抑えるためにスロットルダウンをしてパフォーマンスを抑制します。

個人的にはパフォーマンスが抑制になることに問題はありません。

ただ一部アプリの挙動がおかしくなったり発熱が原因でカメラアプリが使えなくなるなど機能制限がかかることもあり本体が熱くなる以上に使えない機能が出てくるのはちょっと面倒。

また発熱すると燃費が悪いので電池の減りも速くなります。自分の使い方であればXperia 1Ⅲでもめちゃくちゃ発熱することはそうそうありません。ただKindleやTwitterでも発熱する時もあれば何より外気温が高くなると簡単に発熱します。

どの機種も外気温が高ければ発熱しやすいです。ただその中でもSnapdragon888搭載機種は発熱しやすい。

個人的には発熱しないSoCを求めているわけではなくせめてSnapdragon865程度に改善してくれるだけで印象が変わる。またおな重視している人はいない感じですが内部温度の上昇は内部のパーツにダメージ。

最悪の場合はSoC自体が故障する可能性もあります。最近のハイエンドは高性能のため発熱はつきもので最低でも2年は使うユーザーが多い中2年は発熱が原因で故障して欲しくない。

となれば発熱しにくいSoCを搭載して欲しいところ。一部噂ではSnapdragon 8 Gen 1+を搭載。少なくとも記事執筆時点で分かっている情報としては消費電力効率は大して改善しないこと。

メインコアの処理性能は現行モデル対比で15%程度改善するとされていますが一方で消費電力が大きく全体的に消費電力効率の改善はあまり期待できないとされています。

ただ発熱が控えめになれば発熱による燃費の悪化や発熱による機能制限は避けやすくなります。現時点でSnapdragon 8 Gen 1+を搭載するのかSnapdragon 8 Gen 1を搭載するのか不明。

ただ仮にSnapdragon 8 Gen 1だったとしてもSnapdragon888よりはまだマシな印象。なのでベンチマークスコアどうこうより発熱がどうなるという面で待つべきに感じます。

大型カメラセンサーの搭載。

そして3つめとしてカメラです。歴代Xperiaを使ったユーザーでXperia PRO-Iを使っているユーザーには共感してくれる可能性が高いかなと思いますが大型センサーの威力がすごい。

Xperia 1Ⅲのメインカメラセンサーで接写することでいい感じの色味にボケ感で撮影可能。

ただボケモードがあるとはいえ他の機種でいうポートレートモードに非対応のためどうしても接写以外になるとボケ感がもうちょっと欲しく感じることがあります。

ただXperia PRO-IはF2.0で実質1/1.3インチであってもしっかりとボケ感がある撮影が可能。特に実際に使って衝撃的だったのが動画撮影でポートレート動画のクオリティが想像以上。

他の機種は大型センサーを搭載しつつポートレートモードだとさらにカメラソフトでしっかり加工。そのため機種ごとに加工に癖があり雑に処理されることも地味に多い印象です。

ただXperia Pro-Iの場合はあくまでも大型センサーを活かした上でカメラソフトでチューニング。

そのため他の機種のように不自然な感じに加工されることが少なくポートレートモードとは言えませんがより自然な感じでボケ感のある撮影が可能。SonyはXperiaをデジカメのαシリーズの位置付けにしていますがXperia PRO-I以外はやはりデジカメにはまだまだ及ばない感じ。

ただ大型センサーを搭載したことでようやく近づくための第一歩を踏み出したという印象です。

その情報の信憑性は定かではありませんがXperia 1Ⅳのメインカメラセンサーは1/1.28インチや1/1.3インチに大型化されるとしておりこれでXperia PRO-Iの開発で培ったノウハウがXperia 1Ⅳにも活かされているのであれば非常に楽しみ。

カメラソフトでしっかり加工するメーカーの機種であればそこまで実感しませんがカメラソフトでの加工が現実をより忠実に撮影するために全振りしている感じのXperiaだからこそハードの進化は実感しやすい。

PhotoProでマニュアル撮影せずオートで何気なく撮影しただけでも違いをはっきり感じます。

もちろんセンサーサイズが大型化することで最短撮影距離が長くなり接写がしにくくなりまた秒20コマのバースト撮影などにも影響がでる懸念がありますがメリットの方が多い可能性。

他のメーカーの機種のようにあまり加工されるのは好きではない。けどXperiaのカメラはちょっと物足りないと感じる人にとってXperia 1Ⅳのカメラは十分に待つ価値があると思います。

ただこれで現行モデルからセンサーサイズが変わらなければかなり拍子抜けですけどね。

進化の方向性。

そして4つめとしてはXperia 1Ⅳの進化をみることでXperiaの方向性を確認しやすくなること。

すでにリークしている新型Xperia3機種のレンダリング画像を確認する限りGoogle Assistant専用ボタンの廃止/サイドフレームがよりフラットな形状を採用/本体サイズは小型化しているが僅かに厚みは増しているなどデザインの方向性は少し見えます。

ただ個人的にもっと気になるのがXperia 1シリーズとXperia PROシリーズの関係性です。

現行モデルでみればXperia 1シリーズはオールマイティかつ拘りが強い人向けの印象でXperia PROシリーズに関しては部分特化+拘りが強い人向けという感じに見えます。

ただ話は重複しますがXperia PRO-Iの開発で培われたノウハウがXperia 1Ⅳに反映されるのか。Xperia PRO-I専用機能となっているVideography Proなどに対応することはあるのか。

これで仮に対応するのであればXperia PROシリーズの技術がXperia 1シリーズにも反映される。

となれば部分的に拘りが強い人はXperia PROシリーズの登場をより楽しみにできるしXperia PROシリーズも気になるけどスマホとしてオールマイティに使いたい人にとってXperia 1シリーズがより買いやすくなるという感じで方向性を見極めるにもXperia 1Ⅳの進化の方向性は非常に重要。

特にはスペックに拘りがある人は待った方がいいように感じます。

まとめ。

もちろん本体価格の問題や発売時期からもXperia 1Ⅳが合わない人もいると思います。ただここまできたら個人的には待つのあり。特にXperia 1シリーズは拘りが強い人が多いと思う。

となればXperia PROシリーズ含めてXperia 1Ⅳがどう進化していてどのような方向性なのか。今年の流れをみるためにもあと1ヶ月くらい待つのはありかなと思います。

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