シンプルに分かりやすく。Pixel2021。おすすめの選び方

半導体不足の影響か。それともいつも以上に人気が高かったのか。その両方なのか不明ですがGoogle Storeで一時期Pixel 6は全て完売するなど上々な売れ行き 。Pixel 6 Proより人気な感じです。

2020年モデルは全てミドルレンジだったこともあり非常に選びにくいラインナップとなっていました。ただ2021年モデルは各機種ごとに特徴がはっきりしており選びやすくなった印象です。

今回は直近のPixelでおすすめの選び方についてまとめたいと思います。

特徴を把握。

どのメーカーの機種もそうですが機種ごとの特徴を把握すればかなり選びやすくなります。なので今回は特徴を中心にまとめていきたいと思います。

電池持ちを優先。

まず電池持ちを優先するならPixel 5aがおすすめです。Snapdragon765Gを搭載したミドルレンジモデルということもありますが電池持ちの良さは圧倒的です。

自分自身初めて使ったPixelはPixel 4 XLでそれ以降のPixelは基本全て購入していますが歴代Pixelで共通して言えるのは電池持ちの悪さ。Pixel 4シリーズ以降電池持ちは徐々に改善しており現時点で最も電池持ちがいいPixelがPixel 5aという感じです。

海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとPixel 5aが登場するまで最高のスコアを獲得していたのがPixel 5で60Hz表示の場合が95。 一方でPixel 5aのスコアは122と圧倒的であることを確認できます。

ちなみにPixel 4 XLのスコアは73とされており2年弱で大幅にPixel自体のスコアが改善しています。自分の使い方だと寝る前の電池残量が70%をきることはほとんどありません。なので充電なしで3日持つ可能性。

またPixel 6シリーズと比較するとパフォーマンスは低いですが発熱/放熱含めて非常に安定しています。ベンチマークを回してもスコアは大体半分くらいですが同じ負荷をかけても発熱しないので結果熱くならない。

ワイヤレス充電/高リフレッシュレートに非対応。ここがPixel 6シリーズとの最初の分かれ道になりますがそこまで拘りがない。電池持ちが優先というユーザーにとってはPixel 5aがおすすめになります。

また背面に指紋認証を搭載しているのでPixel 6シリーズのように画面内指紋センサーのストレスもないです。価格は定価で5万1700円。アップデートサポート期間も3回に3年。

ミドルレンジモデルを求めるユーザーの多くが電池持ちの良さや綺麗に撮影できるカメラを求めていますがPixel 5aはしっかりと満たしています。絶対的な電池持ちと引き換えに本体サイズはちょっと大きめなのでサイズ感が大丈夫ならおすすめです。

コンパクトなサイズ感。

そして今思うと絶妙なバランスだったと思うのがPixel 5です。残念なことにGoogle Storeで終売しています。ただそれでもPixel 5が欲しい/候補から外せないと思うユーザーもいると思います。

本体サイズ 重さ
Pixel 5 144.7×70.4×8.0mm 151g
Pixel 5a 156.2×73.2×8.9mm 183g
Pixel 6 158.6×74.8×8.9mm 207g
Pixel 6 Pro 163.9×75.9×8.9mm 210g

何よりの特徴は本体サイズ。今回比較している機種の中で2番目にスリムなPixel 5aの横幅が73.2mmであることを考えるとかなりスリム。またPixel 5aの重さは183gなのに対してPixel 5の重さは151gとかなり軽いです。

何よりコンパクトモデルを求めるユーザーにおすすめ。また2020年モデルの中ではフラッグシップモデル扱いなのでPixel 5aに足りなかったワイヤレス充電。そして90HzのSmooth Displayに対応。

なのでPixel 5aに感じるスペックの不満が解消されます。ただフラッグシップモデル扱いということが影響しているのか内部スペースの問題なのか不明ですがPixel 5はイヤホンジャックが非搭載。

また本体サイズを考えれば最大限に感じますが4000mAhを搭載。Pixel 5aが4680mAhのバッテリーを搭載していること。また高リフレッシュレートに非対応ということもありPixel 5aの方が電池持ちが優秀ですがPixel 5も歴代Pixelの中で見れば電池持ちは優秀な方。

少なくともコンパクトモデルということを考えれば電池持ちはかなり安定しているように感じます。Pixel 5は出来るだけ小さいモデルがいい人。そして電池持ちも出来るだけいい人におすすめという感じです。

残念なことにPixel 5のSIMフリーの新品を入手しようとすれば転売価格であることが多いことからも高い。ただauやSoftBankの実店舗ではまだ在庫が残っているところもあるみたいなので欲しいなら探すのもありです。

撮ってみて楽しむ。

そしてズーム撮影を積極的に使いたいと思うならPixel 6 Proがおすすめになります。Pixel 4シリーズ以降唯一望遠レンズを搭載しているのがPixel 6 Pro しかも大きく飛躍してペリスコープ。

Pixel 6 Pro以外は最大7倍のAI超解像ズームに対応。風景の一部をざっくり撮影したいのであれば流石のGoogleということもありギリギリ実用的な範囲に。ただ画質もある程度求めたいなら写真の場合は4倍以下。動画に関しては2倍以下という感じです。

動画で2倍だとPixel 6なら大型センサーを搭載していることもあるのか解像度も高めに撮影できますがPixel 5aとPixel 5はちょっと厳し目。なので写真であれば4倍以上。動画であれば2倍以上の撮影をしたい。

そう思うユーザーはPixel 6 Proを選んでおくのが間違いないです。

光学式4倍/デジタル20倍ズームに対応。最大の20倍撮影でもAI超解像ズームのため割といい感じに撮れます。また当たり前の話ですが望遠レンズを搭載したことでズーム撮影時の画質もある程度担保されているため写真や動画を撮影する場合の幅が出ます。

なのでより幅広い表現することができるのが魅力です。

またPixel史上最大の6.7インチのディスプレイを搭載。さらに表示解像度はWQHD+で120Hz表示に対応。スピーカーの音量も音質も良いので大画面でコンテンツを楽しめるという強みもあります。

ただスペックがいい分電池持ちはあまりいいとは言えません。手持ちの個体もだいぶ最適化が進み安定。大体寝る前の電池残量が40~50%の時が多いかなという印象でPixel 5が60%前後。

Pixel 5aが70%前後であることを考えると自分の使い方では問題ないですがユーザーによっては不安。ただ動画からゲームにカメラとPixelの魅力を最大限楽しみたい人にとって一番おすすめです。

トータルバランス優先。

そして最後にPixel 6ですが動画撮影時点だと特段割引とかもなく価格も128GBが7万4800円なので普通です。他のメーカーのハイエンドモデルと比較すればその価格はかなり魅力的。ただPixel同士で比較すると普通です。

ただGoogle Tensorを搭載したことで対応した新機能。例えば消しゴムマジックや顔フォーカス。またレコーダーアプリを使った文字起こし機能などを試してみたい。

だけどPixel 6 Proは高くてそこまでのスペックは要らないと思う人に一番おすすめの機種になります。電池持ちはそこそこ。パフォーマンス自体はハイエンドと同等。ただちょっと安定性に欠ける。

でも新機能は一通り試すことができズーム撮影以外は最新のPixelのカメラを楽しむことができるという感じです。悪く言えば一番特徴がない。ただよく言えばトータルバランスに優れ価格も比較的安めで魅力的。

まとめ

今回は直近のPixelの中でおすすめの選び方についてまとめてみました。Pixel 6シリーズがハイエンド仕様になったこと。そしてPixel 6とPixel 6 Proで区別化されたことでラインナップはだいぶわかりやすくなったと思います。

あとは小型モデルが復活すればという感じだと思います。そう意味ではPixel 6aがどのようになるのか。デザインはPixel 5aのデザインを踏襲するのか。Google Tensorの2世代目を開発しているとされている中初代を採用するのか。Snapdragonを採用するのか。

2022年のラインナップである程度今後のラインナップの見通しがつくと思います。

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文章で伝えられない魅力を

機種のスピーカーの音質や動画性能など文章だとなかなか伝えにくいことがあります。この伝えにくい部分をYouTubeでぜひご確認ください。

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