4つの目的別。7月時点でのおすすめミドルレンジ機種4選

半導体不足の影響や原材料の高騰に世界的なインフレなどからスマホは年々高価格化。

一般ユーザーからすれば今や15万円オーバーのフラッグシップは論外という流れで国内で人気の高いiPhoneに関しても上位モデルは高く標準モデルに人気が集中している印象。

今回はミドルレンジの中でおすすめと思う機種について簡単にまとめたいと思います。

今のスマホは分かりにくい。

自分のようなオタクは常に情報を追っているのでスペックを見ればある程度想像がつきますが一般ユーザーからすれば見分けるのは難しく一般ユーザーである自分の妻に聞いてみても今のスマホは高いし似たような感じで違いが分からない。

けど必需品だから定期的に買い替えが必要。正直面倒としており純粋に欲しいと思える機種もないとの意見。逆に価格を考えなければ折りたたみ式機種の方が形状の違いから使ってみたいとしておりすごく分かりやすいんだと思います。

ただ実際に折りたたみ式機種を購入するユーザーはほんの一握りで自分の妻も購入しないと思う。今回は価格が出来るだけ控えめの機種で分かりやすい特徴を持った機種を確認したいと思います。

電池持ちが優先の人。

まず一つ目の機種としてXperia 10Ⅳで分かりやすい特徴となってくるのが驚異的な電池持ち。海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると先日まで叩き売りの対象となっていたiPhone 12のスコアが84でその後継機種であるiPhone 13のスコアが89となっています。

一方でXperia 10Ⅳのスコアは163であることから人気が高いiPhoneの無印の2倍近くの電池持ち。

スマホに興味があるユーザーからすれば搭載しているバッテリー容量やSoCの違いなどから気になる部分もあるところだと思いますが一般ユーザーからすれば単純明白で電池持ちがいいか。

それとも悪いかの話になり何より電池持ちが優れた機種が欲しい人にとっておすすめの機種です。

またXperia 10Ⅳの特徴として日本人が好むサイズ感で安いモデルこそ筐体サイズが大きくなりがち。これは当たり前ですが筐体が大きければ内部スペースがあるため部品を小型化する必要がないから。

またiPhoneの無印など標準的なサイズの機種は横幅が71mm前後ですがXperia 10Ⅳは67mmと持ちやすいサイズ感に161gの重さと比較的軽い。

さらにミドルレンジの機種はデザインが二の次ですがXperia 10Ⅳの質感は非常に高くポップなカラバリでも安っぽさを感じにくくなっているのがいい。

ただその他の部分においてスピーカーはモノラルだし動作性はちょいもっさり気味でカメラも微妙。何よりスマホは持ち運びがしやすく電池持ちが良くて最低限使えればいい人におすすめです。

ゲームを快適にやりたい人。

次に2つ目の機種としてPOCO F4 GTです。7万円程度の価格帯でSnapdragon 8 Gen 1を搭載。ざっくりいえばAndroid向けのSoCとしては最高クラスのものを搭載しておりパフォーマンスが高い。

またSnapdragon 8 Gen 1のデメリットの一つとして発熱がしやすいのでパフォーマンスが不安定。そのためPOCO F4 GTでは冷却機能を大幅に強化してパフォーマンスを安定化させている。

また120Hzのリフレッシュレートに対応やトリガーボタンの搭載などターゲットは明確でスマホでゲームをやりたいユーザー。またざっくりいえばカメラは最低限が使えればいいけどハイエンド同等のパフォーマンスが欲しいと思うユーザー向け。

なのでバランスは悪い感じです。

120Wの超急速充電に対応しているため20分くらいで充電が完了するなど驚異的なスピードですが海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると85程度なので決して電池持ちが良くない。

最近の中華スマホは共通の流れですが電池持ちが良くないけど充電速度はめちゃくちゃ速い。モバイルバッテリーを常に持ち歩いている人や常に充電できる環境にある人は特段問題なし。

一方で充電できない環境の人にとってはデメリットでこれはユーザーの生活スタイル次第です。またスピーカーもクアッドスピーカーを搭載するなどまさにゲームを最大限楽しめるように設計。

ただ注意点としては5G対応でもn79非対応とドコモのバンドに最適化されていないことやおサイフケータイ非対応など中価格帯が欲しいと思うユーザーにとってはバランスが悪いことです。

なのでコスパがいいという言葉だけで購入する機種ではないと個人的には思います。繰り返しになりますがスマホでとにかくゲームをやりたいユーザーにおすすめの機種です。

カメラが優先の人。

そして3つ目の機種としてGoogle Pixel 6aです。何よりの特徴としてカメラが圧倒的に強い。ミドルレンジはそこまで何かの性能を求めて購入する機種ではありませんがPixel 6aは圧倒的。

採用されているカメラセンサーも古く小型でスペックで見れば大したことがないですがGoogleの強みは何よりもカメラソフト。ちなみに今はそのサイト自体の信頼性を失っていますが割と初期の段階で圧倒的に高得点を獲得していたのが日本で未発売だった初代Google Pixel。

昔からカメラの評価は高くカメラソフトが強いからこそミドルレンジでは強みになります。フォーカス精度が優秀なためポートレート撮影時の被写体の認識力がかなり優れています。

またポートレートモード撮影って最短撮影距離が長めになることが多い中Pixelはかなり短め。また描写力というべきなのか補正力というのか被写体が動体でもしっかりと撮影できます。

特にポートレートモードで走っている子供などを撮影できるのは他の機種にはない魅力。

またナイトモードも優秀で三脚に固定すれば天体写真モードに切り替わり星空も撮影可能です。そして動画撮影に関してもめちゃくちゃいいという感じではないですが手ぶれ補正はしっかり効く。

カメラにこだわるというか使いやすいカメラを搭載している機種が欲しいユーザーにおすすめです。

ただ執筆時点ではまだ発売されていないこともあり確認できていない部分ですが先ほどのPOCO F4 GTと同じくハイエンド向けのSoCであるGoogle Tensorを搭載しているのでパフォーマンス自体は高いです。

ただ発熱対策が不十分の可能性があり本体は発熱しやすい可能性。そして電池持ちに関してもPixel 6より改善していると思いますがあまり良くない可能性。

なのでミドルレンジに求められるバランスの良さがないのは注意が必要という感じです。何よりカメラを中心に機種選びをしたい人にとってはPixel 6aがおすすめという感じです。

スマホに安心感が欲しい人。

そして4つ目の機種としてミドルレンジとはいえませんがまもなく2世代型落ちになるiPhone 12。キャリアが叩き売りを派手にやったこともあり中古市場でも新古品を入手しやすい。

アップデートサポート期間はおそらくですがiPhone 12が発売された時から5年以上はサポート。なので今購入しても3年以上はサポートされる可能性がありA14 Binonicを搭載しているためパフォーマンスの高さは十分。

またマスク必須が現状において顔認証がマスクありでも使える。そして何よりiPhoneユーザーが多いことからも分からないことは周囲の人に聞きやすいのがメリット。

やはり使い方が分からないと億劫になりがちですがすぐに聞ける環境がAndroidと比較すると多い。

ただ自分が試した感じだと一部ハイエンドのAndroidでは話題となっている発熱/放熱ですがベンチマークと同じ負荷をかけた場合にかなり本体が熱くなりやすいのがデメリット。

また電池持ちも海外サイトのバッテリーテストを参考にすると85前後なので決して良いとはいえない。ただ繰り返しになりますが使っているユーザーも多く型落ちとはいえ5Gにも対応していること。

ガジェットに疎いユーザーこそ周囲の人に聞きやすいとある意味安心がある機種に感じます。

叩き売りなどで条件よくiPhone 13を購入できるならiPhone 13の方がいいと思いますがミドルレンジを求めるユーザーにとってiPhone 12とiPhone 13の差はほぼないに等しい。

このことを考えれば少しでも安く購入することができるiPhone 12の方がおすすめという感じです。

まとめ

今回は7月時点でおすすめの中価格帯の機種について出来るだけ特徴を簡単にまとめてみました。コスパという言葉がよく使われて分かりやすいですが何を持ってコスパがいいかはユーザー次第です。

例えば電池持ちが何より優先の人にとって今回でみればXperia 10Ⅳ以外の機種は微妙です。基本コスパはトータル的に見た場合の視点であり個別で何か優先事項がある人には向かないです。

基本コスパがいいかどうかはユーザー自身がスマホに何を求めるのか。そしてスマホの知識がある程度ないと判断することは出来ないのでコスパという言葉にとらわれることなく自分がスマホに求めたいことを把握した上で機種選びをするのが一番分かりやすいように感じます。

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文章で伝えられない魅力を

機種のスピーカーの音質や動画性能など文章だとなかなか伝えにくいことがあります。この伝えにくい部分をYouTubeでぜひご確認ください。

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