Appleが中国市場に力を入れたのか地域ごとの価格設定をより強化。その影響か中国市場においてiPhoneがより魅力的な価格設定になる売上も順調であることが判明。
今回GizChinaによると、Appleが中国市場において再びシェア1位を獲得したことが判明したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
6週間連続1位。
今回市場調査会社であるCounterpointが公開した2021年下半期の中国市場におけるメーカー別のシェア。中国市場においてシェア2位であるvivoと3位であるOppoも新製品導入後は販売台数の増加でシェアが大きく拡大。
ただどのメーカーにとっても当たり前といえますが、新製品発売から時間が経過すればその勢いがなくなります。一方でAppleに関してはiPhone 13シリーズを導入後、大きくシェアを拡大。
その後51週までシェアを拡大しておりようやく最終週になってちょっと下落。とはいえ2位と3位に大きく差がついたままです。何より中国市場でAppleは6週連続で1位を獲得しており、その勢いがとどまることを知らない。
それだけ中国市場でもAppleのブランド力は強く、ブランド力が強いメーカーの機種が安く購入できるとなれば飛びつくユーザーが多いということになりそうです。
iPhone 13 miniは絶不調。
また中国市場におけるiPhone 13シリーズの機種別シェアが上記の画像になります。前モデル対比であまりにもアップデートが少ないことから発売当初は全く人気がないとされていたiPhone 13ですが、今回のデータを確認する限り51%を獲得。
iPhone 13シリーズを購入する人はiPhone 13狙いの人が圧倒的に多い。そして次にiPhone 13 Pro Max。前モデルの時はiPhone 12 Proがかなりの人気とされていましたが、最上位モデルが2番人気。
また分かっていたことですがiPhone 13 miniが全く人気がなく5%に。アジア圏では大型モデルの方が好まれる中やはり小型モデルのニーズは低い。今回のデータだけでも圧倒的に人気がないことを確認できます。
これだけ圧倒的に人気がないとなると逆に分かりやすくAppleとしてもiPhone 14シリーズで廃止するのは妥当な流れにも感じます。国内でもiPhone 12 miniやiPhone 13 miniが実質100円以下で購入可能と叩き売りに。
日本市場ではコンパクトモデルが根強い人気があるイメージですが、実際にコンパクトモデルが出ても定価で欲しいと思っている人はそうそういないという感じなのかもしれません。
Appleが小型モデルを失敗したことを考えれば、Androidが追従する可能性はさらに低くなったので今後より選択肢がなくなるかもしれません。