Samsungが厳し目。2023年第4四半期は中華メーカーが一気に成長

Galaxy S23シリーズの売り上げも近年で見ればかなり好調と言われていましたが1月下旬より一部市場で発売されたGalaxy S24シリーズはそれ以上に好調と言われておりSamsungは出荷目標台数を3600万台に引き上げたと言われています。

一方で2023年の大きな出来事としてAppleは通期で世界トップシェアを獲得したこと。そして今回Counterpointが2023年第4四半期における市場調査結果を公開したことが判明したので簡単にまとめたいと思います。

市場調査結果が判明。

今回の市場調査結果によると2023年第4四半期は前年同期比で8%の増加で累計出荷台数は3億2320万台に及んだとしています。またメーカー別でみるとAppleが23%のシェアを獲得して1位を獲得。

ちなみにAppleは前年同期比で2%シェアを拡大しています。一方でSamsungのシェアは16%で2位を獲得していますが前年同期比で9%減少していることに判明。

今回の市場調査によるとSamsungはプレミアムセグメントではAppleにシェアを奪われミドルレンジではXiaomiなど中華メーカーにシェアが奪われエントリーセグメントではTansseionセグメントにシェアを奪われたとしています。

ただそれでもSamsungは依然としてしっかりシェアを堅守しています。

中華メーカーが大きな成長に。

また今回の情報によるとトップ5までのメーカーにおいてXiaomiは前年同期比で23%の成長を達成。出荷台数も4070万台となっていますが、おそらく中国市場で発売されたXiaomi 14シリーズなどが牽引している可能性があります。

またHonorに関しては前年対比27%の成長となっておりHuaweiに関しては100%を超える成長を達成してトップ10に返り咲いた感じです。成長率だけで見ると中華メーカーがかなり頑張っている印象。

何よりプレミアムセグメントにおいてAppleが圧倒的に強い中で他社がプレミアムセグメントでどのように競争してくるのか非常に気になるところです。