12月のアップデートはGoogle Pixel 6シリーズ向けでトータル80個近くのバグや不具合を修正。ただこのアップデートが原因で新たに通話関連の不具合が発生したためGoogleは急遽アップデートの配信を停止。
結局アップデートの再配信が開始したのは1月14日からであり当初の予定より約1ヶ月遅れに。今回9To5Googleが12月のアップデートで修正された内容といまだ修正されていないバグに言及しているので簡単にまとめたいと思います。
主な修正内容。
まず12月のアップデートで改善された主な不具合やバグから確認していきたいと思います。一つ目としては通信およびWi-Fi接続時の不安定さ。通信ができなくなるとかWi-Fiの接続が不安定になる現象が発生していましたが今回のアップデートで改善。
次に2つ目としてUIの速度と応答性。今回のアップデートによって全体的な速度と応答性が向上しているとしています。アプリが起動するまでの時間がより速く。さらにリフレッシュレートがより安定したとされています。
また言われてみて確かにと思いましたが、電源ボタンをダブルプッシュしてのカメラ起動時間も改善。劇的とは言えませんが速くなっているのを実感できます。
ユーザーにとってよりキビキビした動作になると実感できると思うので嬉しいところです。3つ目としてピクチャーインピクチャーの改善。NetflixやYouTubeなどピクチャーインピクチャーをサポートするアプリでの挙動が改善したとしています。
そして4つ目として指紋認証の認証速度と信頼性。Twitterなどで確認しても指紋認証が改善したと報告しているユーザーが多い。自分の手持ちは元々反応が良かったため変わった感じがしませんがより安定したみたいです。
ちなみに認証速度の改善がメインではなく指紋認証が安定してできるようになった結果スムーズに認証ができるようになったので注意が必要です。またスクリーンプロテクターをつけた状態でも認証がより改善されたとしています。
そして5つ目としてはアップデートによって一時期バグった通話スクリーニング機能の改善。また6つ目としてPixel Standに最適化。Pixel Stand自体が最新のアップデートが必要となっていましたが、それが12月のアップデートが流れてしまったため最適化できず。
ただ今回のアップデートで最適化されたためフル機能に対応。さらに充電速度もMAXで充電できるようになっています。
修正されていない不具合。
また12月のアップデートが配信される前から判明していた不具合であり、アップデート後でも残念なことに修正されていない不具合もあります。まず一つ目として一部充電ケーブルに対応していないこと。
PD対応の充電アダプター+充電ケーブルでないと充電できないという不具合が発生していましたが同サイトによれば一部USB-Cケーブルはアップデート後でも充電できないとしています。
また動画撮影をするためにジンバルをよく使う人には残念ですがDJIのアプリが使えないとしています。ちなみにDJIとしては互換性のある他の機種を使うことを推奨しています。
また原因がよく分からないですがディスプレイがランダムに割れる不具合も発生しているみたいです。落としたりするなど物理的衝撃を与えた場合ならまだしも、そうじゃない時に割れるみたいです。
今回は大きく話題になった部分のみですが、今後細かい部分もアップデートを重ねることで改善されより安定すると思います。