GoogleはCES2022において新たにソフトウェアを発表。Google製品を始めエコシステムをより強化することを明らかに。一方でPixel3aシリーズ以降のPixelなどにAndroid12Lのβ版の配信を開始。
事前情報通りであれば3月頃に本配信が開始され、折りたたみ式機種やタブレットにより最適化されたAndroidになりそうです。今回9To5Googleによると、Googleは今後タブレットの開発に注力する可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
タブレットの開発に注力する可能性。
Android12Lの開発をみる限りGoogleが折りたたみ式機種やタブレットにより力を入れていることが明らかですが、今回の情報によるとAndroidの共同創設者の一人が再びAndroidのOSチームに再び加わったことが判明したとしています。
Googleの求人内容からもAndroidタブレットエクスペリエンスのシステムエンジニアリングマネージャーが募集されており、その求人内容は以下のようになっています。
コンピューティングの未来は、より強力で高性能なタブレットにシフトしていると私たちは信じています。私たちは、プラットフォーム全体でシームレスなサポートを開始し、生産性と創造性を高めるための新しくより良い方法を解き放つヒーローエクスペリエンスを提供することで、コンピューティングと入力の次の章を提供するよう取り組んでいます。
採用後に参加するチームはAndroid OSだけでなくOEMやアプリ開発者とも緊密に連携することが業務内容となっています。何よりGoogleは今後タブレットが主力になる未来を描いていることを確認できます。
少なくともGoogleは今後ソフト面においてタブレットをより強化していくことに違いはありません。
純正タブレットが復活する可能性は!?
今回の情報によるとGoogleのハードウェア部門がタブレットを計画しているという兆候は現時点でないとしています。おそらく最も認知度が高かったタブレットと言えばNexus 7。
一方でNexus 9が最後のタブレットとなっています。その後ChromeOSを搭載すると予測されていたPixel Cの噂もありましたが存在せず。結局それ以降はタブレットに関する噂がありません。
またGoogleは2023年にGoogle Tensor搭載のChromeBookが発表されるとの予測もあり、今後Google Tensorを搭載した自社製品が拡大する中タブレットの計画が出てくるかもしれませんが、現時点では期待できない状況にあります。
とはいえ今後エコシステムを強化していく中でGoogle自ら最適化されたタブレットの開発に期待したいところです。