アメリカや韓国など一部市場では2月25日より発売されるGalaxy S22シリーズ。アメリカにおいては一部モデルの配送予定が4月になるなど在庫状況が不安定となっており、ニーズ高いのに加えてSamsungの生産体制に問題があるとも予測されています。
海外のYouTuberは早くもレビュー動画を公開していますが、やはり自分で試してみないとピンと来ない部分もあるので早く試したいところ。今回9To5GoogleがGalaxy S22 Ultraのカメラの欠点について言及しているので簡単にまとめたいと思います。
致命的な弱点と評価。
ハード的には大刷新という感じではなく望遠レンズに関しては前モデル対比で小型化。それでもカメラソフトの強化により画質自体は大幅に改善。スペック的に見ればインパクトに欠けますがユーザビリティは着実に改善。
今回の情報においてもSamsungのカメラを高く評価していますが、一つ気になる部分があるとしており、それがプレビュー問題です。Google PixelシリーズではライブHDRを提供するようになりユーザーがより撮影しやすい環境の提供。
まず上記の画像はGoogle Pixel 6 Proで撮影する際のプレビュー画面をスクショしたもの。
次にPixel 6 Proで実際に撮影した画像。被写体が犬のためどうしても被写体が動いてしまうため完全に同じ写真ではありません。ただPixel 6 ProはライブHDRに対応しているため、プレビュー画面と実際に撮影した画像で色味など含め大きな違いがないとしています。
むしろ撮影した際に補正がかかるので、よりノイズが少なくなり、より精細に撮影されているとしています。
次にGalaxy S22 Ultraのプレビュー画面をスクショした画像が上記の画像になります。
そして実際に撮影された画像が上記の画像になります。Galaxy S22 Ultraはプレビュー画面と撮影された画像で大きな剥離があるため単純に撮影がしにくいとしています。
ただやはり撮影された画像はしっかりと補正されているため良いと評価。
使い勝手のいいカメラがより重要に。
Google PixelシリーズにおいてライブHDRに対応したのはPixel 4シリーズから。少なくともGoogleは撮影のしやすさについても重要視しており、撮影後の補正された写真や動画が良ければ全て良しとは考えていないと思われます。
今回の情報だとPixel 6 ProとGalaxy S22 Ultraのカメラでは撮影のしやすさが大きく異なります。やはりプレビュー画面と撮影後の写真がある程度一致していないと、特に拘って撮影する場合に大きな差があります。
SamsungはGalaxy S7シリーズの時にライブHDRに取り組みましたが残念なことに悲惨な結果に。同サイトによればGalaxyのハードは素晴らしいですが、ライブHDRなどソフトでより強化しなければいけない部分がある。
そこが改善されるまではiPhoneとPixelがスマホのカメラとしては王者を維持すると評価しています。かなり細かい部分だと思いますが撮影のしやすさが今後より重要になってくるのかもしれません。