衝撃結果)Galaxy S22 Ultraは25Wでも45Wでも充電速度がほぼ一緒

Appleに影響されたのか。それとも本体価格の値上げを避けるためのコストカットのためなのかSamsungは付属品の一部をGalaxy S21シリーズからカットしており、また一部地域のモデルでは初期フィルムがカットされています。

そしてGalaxy S22+とGalaxy S22 Ultraでは充電速度が45Wに強化されていることから、本体の購入に合わせて電源アダプターの購入を考えている人もいると思います。

今回GSM ArenaがGalaxy S22+とGalaxy S22 Ultraの充電速度テストを公開しているので簡単にまとめたいと思います。

テストに使われた電源アダプター。

まず同サイトが今回充電速度テストをするにあたって使用した電源アダプターは以下のようになります。

Samsungの一部機種は日本語で超急速充電とされているPPSに対応している電源アダプターを使うのが理想的です。今回使用されている電源アダプターもSamsung純正の2つはPPSに対応しています。

充電速度テストの結果。

まず今回の情報に基づいて電池残量0%から30分充電した時の電池残量が以下のようになります。

大きな差があるわけではありませんが、途中経過を確認するとPPSに対応していない65Wが一番充電速度が速い。一方で気になるのがGalaxy S22+は25Wより45Wで充電した方が速いですが、Galaxy S22 Ultraの方は25Wで充電した方が速いという結果になっています。

この時点で見る限り、25Wで充電しても45Wで充電してもほぼ充電速度に差がないことになります。そしてフル充電までに要した時間をまとめると以下のようになります。

同サイトによれば今回のテスト結果を受けて充電速度自体は大きく改善していない。また25Wにしろ45Wにしろ充電速度に大きな差がないとしています。なのでわざわざ45Wの充電器を購入する必要性もないと結論づけています。

また今回のテスト結果をみる限りではPPSに対応していても対応していなくても関係ない感じに見えます。手持ちに45W以上のPD対応電源アダプターとケーブルがあるのであればわざわざPPS対応品を購入しなくてもいいのかもしれません。

ただAndroid AuthorityはGalaxy S22 Ultraの充電速度テストを行なっており、PPS対応30Wで電池残量20%からフル充電するのに100分かかったとしており、一方で45W対応で充電した場合は50分以内で充電できたとしています。

なので今後しっかりと試してみる必要性がありますが、現時点での情報をみる限りだと45Wの電源アダプターをわざわざ用意しておく必要性はないようにも感じます。