2月米市場でベストセラーに。Galaxy S22 Ultra。供給が逼迫

GOS問題からも販売状況はあまり話題にならなくなったGalaxy S22シリーズですが予約開始後はかなり好調であったことに違いはなく優先市場であるアメリカや韓国では歴代最高記録を樹立。

少なくともアメリカ市場において一部のモデルはまだ供給が追い付いていない状況に。今回SamMobileによるとSamsungはGalaxy S22 Ultraを十分に供給できていないと報告しているので簡単にまとめたいと思います。

供給がかなり逼迫している。

2月下旬の時点で最も人気があるGalaxy S22 Ultraの一部モデルは約3ヶ月待ちと全く供給が追い付いていない状況に。また予約時点でGalaxy S22 Ultraの予約数が全体の60%近くとGalaxy S22 Ultraに人気が集中していることが判明しています。

そして今回Wave7 Researchの調査によると2月の米キャリアにおいてGalaxy S22 Ultraはベストセラーになったことが判明したとしています。また調査対象の営業担当者の69%がGalaxy S21よりGalaxy S22の方がニーズが高いと回答していることが判明したとしています。

また予約状況と同じですがGalaxy S22シリーズの中でGalaxy S22 Ultraが最も人気があり、最も人気がないのがGalaxy S22+だとしています。ただ店頭では供給に疑問を感じるほど供給が追い付いていないとしています。

供給問題を解決できるかどうか。

コロナの影響でSamsungの工場が安定的に稼働出来ていないことも影響しているのか何より生産体制が安定していないこと。さらに半導体不足の影響も重なっている可能性があります。

現時点でSnapdragon 8 Gen 1をTSMCが生産しているのか定かではありませんが、少なくともExynos2200に関してはSamsungの歩留まり率が影響しているので自分の責任と言えば自分の責任。

ただこのまま供給不足が継続すれば、売上のペースはかなり落ちる可能性があり、Samsungのイメージも悪くなります。生産体制が安定しないのであれば、今まで以上に生産を前倒しで開始するなり今後対策が必要になると思います。

日本でも今後発売される可能性が高いですが、初期在庫を逃すとなかなか入荷しないということになりかねないので興味がある人は予約が開始したらとりあえず予約しておくのがいいのかもしれません。