一部情報によると世界情勢の影響からもSamsungは今年の出荷目標に対して3000万台引き下げると予測しているとされており、世界トップシェアを誇るSamsungにとっても現状は非常に厳しい可能性があります。
今回Phone Arenaによると市場調査会社が今年の出荷台数は3%程度減少する可能性があるとしているので簡単にまとめたいと思います。
昨年対比で減少する可能性。
今回市場調査会社であるCounterpointResearchの調査結果によると2022年にグローバル市場で出荷されるスマホの台数は13.6億台程度になるとしており昨年対比で3%程度減少するとの見積もり。
出荷台数が減少する原因としては中国国内における感染拡大による景気の後退と世界経済への影響。さらにウクライナへのロシアの侵攻による不確実性。さらに半導体不足で十分な量を供給することが出来ないこと。
CounterpointResearchの副社長は現在のスマホ市場は3G/4Gから5Gへの変革の初期段階にあるとしており、今後低価格から中価格の5Gスマホの売れ行きが市場全体の売上を牽引する可能性があるとの予測。
一方で同社のシニアアナリストは楽観的な見方をしており、中国が5月に大規模な経済安定対策会議を行ったことから中国の景気回復に合わせて世界経済も安定する可能性がある。
さらにSamsungが8月に折りたたみ式機種を発表することでプレミアムセグメントの需要を刺激することからも今年の下半期は比較的に明るいと予測しています。
一方で今年は中華メーカーを中心に出荷台数が大幅に減少するとされていますが、中国国内の経済状況だけの問題なのか。それとも半導体不足などの影響もあるのか。
今年は結局どんな感じにまとまるのか気になるところです。