Google Pixel 6a。絶対に欲しくなる3つの理由

Googleは先日Pixel 6aとPixel Buds Proを正式発表しており国内では7月28日より発売予定。発表から発売まで2ヶ月以上とかなりタイムラグがありますが中国では感染拡大の影響からロックダウン。

生産状況が安定しないことから余裕を持たせるためのタイムスケジュールだとされています。今回Pixel 6aが今年の夏モデルの中でもかなり注目株だと思う理由についてまとめたいと思います。

安心感のあるカメラ。

今回の記事は主観に基づいてまとめているので予めご了承下さい。2021年には初の独自SoCの採用。またデザイン含めてフルモデルチェンジとなったPixel 6シリーズが発売されましたが好調そのもの。

ただ個人的にはPixel 6aが最もGoogleの真価を発揮できているように感じます。まず一つ目の理由としてはPixelの一番の特徴であるカメラの良さが継承された上で進化していること。

Pixel6シリーズはメインカメラセンサーにSamsungのGN1を搭載するなど大型センサーの搭載。一方でPixel 6aは事前情報通りであればPixel 5aなどと同じくIMX363を搭載している可能性。

超広角カメラに関してはPixel 6シリーズと同じくIMX386。もちろんメインカメラセンサーの差からPixel 6シリーズの方がより多くの光量を取り込めるため明るくノイズが少なく撮影できます。

またナイトモードや天体写真モードにおいてもより多くの光量を取り込めるPixel 6が強いです。ただPixel 6aのカメラはハードで見ればPixel 5a以前のカメラと同じと考えると安心感があります。

またメインカメラセンサーが一緒でも搭載SoCがGoogle Tensorになったことで画像処理含め強化。カメラセンサーで見れば正直古くて小型ですが今までのPixelのカメラの安定感があるからこそ安心。

またハードの問題からPixel 6シリーズで対応したモーションモード非対応など一部機能に差がある。けど消しゴムマジックや顔フォーカスなどは同様に使えることからも新機能も十分に楽しめます。

またPixelのカメラの一番の魅力はフォーカス精度と画像処理の速さで何より使い勝手がいい。

例えばボケ感を出したい場合多くのメーカーはポートレートモードを用意していますがiPhoneやGalaxyなど一部の機種は最短撮影距離が長くて使いにくい。

さらにフォーカス精度も甘かったりするのでボケてほしくない部分まで変にボケる時がある。

一方でPixelの場合はポートレートモードでも最短撮影距離は短めで何フォーカス精度が優秀なので雑に処理されることも全くないわけではないですが非常に使いやすい。

またポートレートで動く被写体を撮影しようとする場合大体の機種はぶれます。シャッターボタンを押してから保存されるまでのタイムラグがあることが原因で画像処理中に被写体が動いたりするとぶれます。

ミドルレンジでは処理性能不足が原因になることが多く一方でハイエンドの場合は画像処理する必要があるデータが多いことが原因になることが多い。

Pixel 6aを実際に試すまでは何ともですが歴代PixelやPixel 6を見れば通常の写真でもポートレートモードでも被写体が動こうかが風景だろうがシンプルに撮影することが出来るのが魅力。

フラッグシップモデルであるPixel 6と同じSoCを搭載しつつGoogle自慢のカメラソフトの採用でPixel 6aはハイエンド含めて非常に使い勝手のいいカメラを搭載していることが魅力に感じます。

ちょうどいいサイズ感。

次に2つ目の理由としてコンパクトモデルとは言えませんがPixel 6対比でしっかり小型化していること。横幅が71.8mmと他のメーカーの中サイズのスマホと同程度となっており比較的持ちやすい。

何より5万円台の機種。つまりミドルレンジモデルになってくると大型モデルの割合が非常に高い中このサイズ感は優秀。実質フラッグシップモデルの中では最後のコンパクトモデルだったPixel 5。

確かにPixel 6aの方が横幅も厚みもあり重さも増しているので取り回しのしやすさは敵わないです。ただそれでも他のメーカーの無印モデルと比較した時に十分に競争力のあるサイズ感を実現しています。

Pixel 6シリーズが発表された時にGoogleは完全にコンパクトモデルはやめたのかなと思いましたがPixel 6aは上手く小型化してきたのがポイント。

少なくともアジア圏を意識しているメーカーであれば大型モデルの方がニーズが高いため大型モデルが多くなる。Xiaomiなど中華メーカーがわかりやすい例だと思います。

一方でXperiaに関しては比較的コンパクトモデルが好まれる日本やイギリスを重要視しているからこそラインナップ全体が可能な限り片手操作しやすいように配慮されている可能性があります。

一方でGoogleは日米が優先市場となっており、その次にヨーロッパとなっていますが日本やヨーロッパの一部に配慮して小型化させた可能性も。

ただインドでPixel 6aは発売予定ですがこれでインドでバカ売れの状態になれば今後インドのニーズに合わせて大型化する可能性もあります。

従来のようなコンパクトモデルが欲しいと思うユーザーも多いと思いますがコンパクトモデルはメーカー泣かせでありコンパクトモデルの方がコンポーネントを小型化させる必要があることからもコストがかかりやすい。

なのに本体価格が少しでも高くなると売れにくいとある意味矛盾した存在。おそらくメーカーとしてはスペックが要求されないエントリーレベルでコンパクトモデルを出す。

もしくはハイエンド相当のパフォーマンスに対応しながらも価格がかなり割高の2択が楽だと思います。ただこの2択だとそもそも少ないニーズの中でさらにニーズが低くなるため売上にあまり期待できない。

Googleとしても電池持ちなどとのバランスをとってPixel 6aが今できる最も小さいサイズなのかも。

事前情報通りであればPixel 7の本体サイズは155.6×73..1×8.9mmとPixel 6よりは小型化していますがPixel 6aほど小型化していないことからもそういうことだと思います。

Pixel 5a 5G含めて大型モデルしかないと思ったユーザーにとってPixel 6aのサイズは正義かも。

Pixel 6のデメリット。

そして3つ目としてPixel 6と比較した場合Pixel 6のデメリットをしっかり潰している可能性。Pixel 6aはワイヤレス充電非対応やIP68に90HzのSmooth Display非対応などもの足りない部分もあります。

Googleもコストカットのためなのか差別化のためなのか。それともその両方なのか非対応の理由は不明。ただ一方でPixel 6のデメリットの一つであった本体サイズと重さを小型化でしっかり改善している。

そして2つ目としては電池持ちを改善していること。Googleの公式HPを確認する限りPixel 6はスーパーバッテリーセーバーを使用することで最大で48時間の使用が可能ですがPixel 6aは最大で72時間と3割近く電池持ちが改善。

スーパーバッテリーセーバーではなく通常利用時であれば3割も電池持ちが改善しているとは考えにくいですがそれでも電池持ちが改善していることに違いなし。

ちなみに海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとPixel 6のバッテリースコアは86です。これが1割でも改善していれば96前後になるので比較的電池持ちが安定していたPixel 5以上のスコア。

そして2割改善していればスコアが100を超えるのでかなり安定してきます。たしかに100超えでもミドルレンジモデルでは電池持ちは微妙かもしれません。

ただGoogle Tensorを搭載しているためハイエンド相当のパフォーマンスになるためハイエンドモデルとして見れば競争力のある電池持ちです。ちなみにPixel 6aと同じくハイエンド向けのSoCを搭載しているiPhone SEのスコアは62と悲惨。

パフォーマンスの高さに筐体サイズを考えると90以上のスコアを獲得出来ればいい感じだと思います。ただ発熱に関してはPixel 6より改善しているのか変わらないのか不明なので注意が必要。

そして3つ目としては指紋認証が改善されていること。先日Google FranceがYouTubeで一時的にPixel 6aの開封動画を公開。自分は直接見れていませんがこの動画で画面内指紋センサーを試すシーンがあったみたいで十分なレスポンスだったと評価。

またGoogleもPixel 6aでは指紋センサーを刷新していることを明らかにしており超音波式が採用される可能性は低いと思うので光学式でもより精度の高いセンサーに変えたことで指紋認証自体が改善されている可能性が高いです。

指紋認証は個人差に加え個体差もあるため何ともですが手持ちでみればPixel 6 Proは絶好調。ただPixel 6はイマイチという感じ。

またPixel 6はフラットディスプレイを搭載しているためアクセサリーは選びやすいですが画面内指紋センサーを搭載していることから相性も出やすいです。

なので指紋センサー自体の改善が一番期待される中廉価モデルでしっかり改善してきたのは嬉しい。Pixel 6のデメリットを潰しつつも定価で見れば2万円近く安いのはかなり魅力的だと思います。

まとめ

円安や半導体不足など今の世界情勢の中アメリカでは価格が据え置きでヨーロッパにおいても積極的な価格設定に加え日本でも2000円程度の値上がりに留まっているのでGoogleも相当頑張った。

もちろん実機で試さないとわからない部分もありますが安心して購入できる機種に感じます。中華スマホと比較すればスペックは物足りない面もありますが絶対的なカメラがあること。

あとは不具合やバグがGoogle Tensorを搭載したことで多くならなければいいかなという感じです。

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文章で伝えられない魅力を

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