Samsungが4nm拡張のため追加投資。歩留まり率も大幅に改善

Samsungは先日世界初として3nmプロセスルールを採用した半導体を発表していますがその前に4nmを採用した半導体の製造に苦戦。歩留率は深刻でQualcommに虚偽のデータを報告したことからも見切りをつけられる。

結果Snapdragon 8 Gen 1のサプライヤーからはずされたという流れがあります。今回Anthony氏によるとSamsungは4nmにより積極的に投資することが判明したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。

より積極的に投資。

今回同氏が以下のようにtweetしていることが判明しました。

Samsung has spent $3.8 Billion dollars in the expansion of their 4nm process to better compete with TSMC and “grab more orders from Qualcomm, AMD, Nvidia & others”

Samsung will add 20,000 pieces of production capacity per month. 4nm yield rate has also improved significantly. pic.twitter.com/m9fYu2uD5e

— Anthony (@TheGalox_) August 18, 2022

今回のtweetを確認するとTSMCとの競争力を高めるため。そしてより多くの注文を獲得するために4nmプロセスを採用した半導体製造拡張のために38億ドルの追加投資をしたとしています。

また生産能力も月2万個となっており歩留率も大幅に改善しているとしています。Samsungは今後半導体部門に莫大な投資をすることを明らかにしており今回の投資もその一貫なのかもしれません。

何より次QualcommはSamsungのプロセスルールをいつ採用するのか。それとも今後TSMCを中心にするのか気になるところです。

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