事前情報では3nmプロセスルールを採用すると予測されていたA16 Bionicですが発表直前の情報ではA15 Bionicと同じ5nmになるとの予測。ただ実際にはTSMCの4nmプロセスルールを採用しています。
噂されている3nmは今後登場するM2チップの上位版が採用すると予測されておりAチップではA17 Bionicから搭載すると予測されています。今回Phone ArenaによるとAppleはTSMCからの値上げ要求を拒否したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
値上げ要求を拒否。
今回の情報によるとiPhone 15 ProとiPhone 15 Ultraに関しては3nmを採用したA17 Bioicを搭載すると報告。ただTSMCはA17 Bionicの価格を3%引き上げることを検討していることが判明したとしています。
ただこの要求に対してAppleは拒否したとされていますがTSMCがAppleから拒否された後にどのような対応をとったのか不明だとしています。単純に見れば3nmなど高性能なチップを大量生産をできるのはTSMCもしくはSamsungくらいです。
なのでメーカーよりサプライヤーの方が立場は強いですがTSMCの売り上げの25%はAppleが占めているともされておりお互いにとって必要不可欠な存在に。
この感じだとAppleへの値上げをせず値上げ出来なかった分のコストをQualcommやMediaTekなどに転嫁するという流れがありそうで怖そうです。