来年に登場するiPhone 15シリーズでは今年と同様に無印とProモデルで差別化されると予測されており、さらに最上位であるiPhone 15 Ultraに関しては唯一ペリスコープを搭載すると予測されていることから値上げは避けられないとしています。
ただAppleとしては出来るだけ値上げは開始したいところ。今回Phone ArenaによるとAppleはTSMCの値上げ交渉に同意した可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
値上げにつながる可能性も。
先日の情報からもTSMCはAppleに対して半導体の3%の値上げを交渉した結果Appleから拒否されたとされています。ただ今回の情報によるとAppleはA17 Bionicの値上げ交渉に同意した可能性があるとしています。
TSMCにとってAppleは収益の25%を占めるなど大口顧客ですがファブレス企業であるAppleの立場は弱いです。逆に言えばTSMCに拒否された場合Appleは高品質な半導体を確保することが難しくなるので。
現状でシェア2位のSamsungという選択肢もありますが周知の通り4nmの時点で派手にやらかしておりA17ionicで採用される3nmを安定的に製造できるかどうか不明。
少なくとも不確定要素を少しでも減らすためにAppleは値上げ要求を同意したのかもしれません。あとはユーザーからすればA17 Bionicの値上げ部分が本体価格に反映されてくるのか気になるところだと思います。