先日にSamsungはGalaxy S24シリーズを正式発表。Galaxy AIやアップデートサポート期間を7年に拡張したことなどソフト面のアピールが中心であった一方でハード面に関してはそこまでではない。
逆に言えばSamsungとしてもハードにそこまで魅力的な進化がないことを認めていることの裏返しになります。今回SamMobileがGalaxy S24 UltraでGalaxy初の採用となったチタンについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
イベントでほとんど触れず。
イベントにおいてSamsungはGalaxy S24 Ultraでチタンを採用したことにほとんど言及していない。イベントにおいてSamsungの説明としてチタンは耐食性が高く軽くて強くへこみにくいとチタンの一般的な特性にしか言及していません。
逆に言えばSamsungはチタンを採用したことによる耐久性改善の具体的なデータなどを一切提供することはありませんでした。またGalaxy S23 Ultraまでが採用していたアーマーアルミニウムとの比較試験の結果の提供などもありません。
つまりチタンを採用したとはいえは、そこまで明確なメリットを提供することができていない可能性もあります。
今後継続するか不明。
AppleがiPhone 15 Proシリーズで初めてチタンを採用しており軽量化が大きな特徴の一つに。前モデルまでステンレススチールを採用していたこともあり、チタンに変えた恩恵をより受けやすかったと思われます。
一方でGalaxy S24 Ultraに関しては軽量化といってもiPhone 15 Proシリーズほどの恩恵もなく、Appleのようにアルミフレームの表面をチタンでコーティングしているかどうかも不明。
一方でGalaxy S24 UltraはiPhone 15 Pro Maxの価格に合わせたのか前モデル対比で値上げされているのでチタンを採用したことがコスト増加の一因にもなっている可能性あります。
Samsungが正式発表せずとも、今後有志が耐衝撃テストを行うと思うので詳細な数字はわからなくても壊れにくくなっているかどうかは分かるかもしれません。Galaxy S24シリーズのカラバリやGalaxy S24 UltraのAlways On DisplayのデザインからもAppleの真似と言われても仕方なくチタンの採用も単純に後追いだけなのかもしれません。