S24を蔑ろに?Galaxy S23など一部既存機種はGalaxy AIに対応へ

先日にSamsungは一部市場でGalaxy S24シリーズを発売しており今後国内でも発売されると思います。一方でハード面で見ると分かりやすい進化はしていませんがソフト面ではGalaxy AIを搭載するなどAIでソフトの底上げを行なっています。

そして今回SamsungによるとGalaxy S23 Ultraなど一部既存機種に対してGalaxy AIを今後追加することを明らかにしたのでまとめたいと思います。

一部既存機種も対応へ。

今回Samsungは一部既存機種に対してOneUI6.1へのアップデートを通じてGalaxy AIに対応させることを明らかにしました。

対象機種
Sシリーズ
  • Galaxy S23
  • Galaxy S23+
  • Galaxy S23 Ultra
  • Galaxy S23 FE
Zシリーズ
  • Galaxy Z Fold 5
  • Galaxy Z Flip 5
Tabシリーズ
  • Galaxy Tab S9
  • Galaxy Tab S9+
  • Galaxy Tab S9 Ultra

基本は2023年に発売されたフラッグシップモデルが中心という感じで、おそらく搭載しているSoCで制限されている可能性があります。ちなみにGalaxy AIとアップデートサポート期間は別の話です。

そのため最大7年のアップデートサポート期間の対応はGalaxy S24シリーズのみが対象となっております。またSamsungは以下のようにコメントしています。

Galaxy AIの目標は、モバイルAIの新時代を開拓するだけでなく、AIをよりアクセスしやすくすることでユーザーに力を与えることです。

2024年内に1億人以上のギャラクシーユーザーに体験をもたらし、モバイルAIの無限の可能性を活用する方法を革新し続ける予定であるため、これはギャラクシーAIの始まりにすぎません。

既存機種にも幅広く対応させるためにオンライン処理をメインにしたのかもしれません。

今後追加される新機能

また今後既存機種に追加予定となっているAI機能は以下のようになります。

対応予定の機能
通話時のリアルタイム翻訳機能
Samsung Noteを経由してメモを要約する「Note Assist」
ニュース記事の包括的な要約を生成する「Browss Assist」
会議の録画を文字に書き起こししたり翻訳や要約する「Transcript Assist」
Googleレンズを経由した「かこって検索」
被写体の大きさや位置を変更することができる「ジェネレーティブエディット」
録画した動画をスローモーションのエフェクトを追加できる「Instant Slow-mo」

ちなみにこれら機能がオフライン処理なのかオンライン処理なのかは以下の画像で確認できます。

やはり多くの機能はオンライン処理で、オフライン処理の機能はSoCによって制限されるため現時点だとミドルレンジには対応していないと思われます。何より全ての機能ではないにしろ既存機種でも楽しめるのは嬉しいですよね。

ただ尚更Galaxy S24 UltraではなくGalaxy S23 Ultraでいいような気がします。

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