もちろん機種にもよりますが2021年モデルは何方かと言えばハズレの傾向が強い。その理由はSnapdragon888による発熱と燃費の悪さ。さらに半導体不足も重なって原価コストも高い。つまり本体価格も高い。
毎日使うものだからこそ安定性を求めるユーザーが多い。Xperiaで見れば2020年モデルの注目度が高い。特に近年でも最もバランスがとれているXperia 5II。狙っている人も多いXperia 5IIの在庫状況が危機的であるのでまとめたいと思います。
①キャリアモデルの在庫。
Xperia 5Ⅲの完成度次第の面もありますが、個人的に最もおすすめできるXperiaはXperia 5II。キャリアのオンラインショップでの在庫状況を確認すると以下のように。
docomo | au | SoftBank | |
ブラック | × | × | ○ |
ブルー | × | × | ○ |
グレー | △(予約可能) | × | ○ |
ピンク | × | × | × |
本体一括価格が高いSoftBankのみ在庫ありの状況。元々安かったdocomoはグレーが辛うじて予約のみ可能。auに関してはだいぶ値下げしてこともありすでに全色完売しています。
あくまでもオンラインショップにおける在庫状況。ただ実店舗の方はだいぶ前からさらに絶望的と聞いているので、欲しいカラバリかつ欲しいキャリアのものとなると在庫を探すのにかなり苦労するかもしれない。
キャリアモデルは今後欠品したら再入荷は期待できない。docomoがXperia 1IIのahamo版のように、今後ahamo専用モデルとしてahamoで販売する可能性があるが、現時点で情報は全くなくなんとも言えない。
②国内版SIMフリーのメリット。
Xperia 5IIが欲しい。でもキャリアに在庫がない。となると国内版シムフリーはどうなのかと思うユーザーもいると思います。
安い順 | 価格(一括価格) |
au | 8万8140円 |
docomo | 9万9000円 |
国内版シムフリー | 10万8900円 |
SoftBank | 11万5200円 |
SoftBankはトクするサポート+前提のため一括価格は高い。一方で国内版シムフリーはSoftBank版よりは安いとはいえキャリアのお返しプログラムのようなサービスはない。こうなってくると価格が一つのネックになって躊躇するユーザーもいると思う。
ただもちろん国内版SIMフリーにしかないメリットもあります。なので国内版SIMフリーを購入するメリットを確認したいと思います。
①キャリアロゴ/キャリアアプリなし。
同じXperia 5IIでもキャリアモデルはキャリアごとの独自製品。なのでキャリアごとにデザイン含めてカスタマイズされています。まず個人的に気になるのはデザイン。今時デザインでキャリアをアプリしても意味がないような気がしますが、今でもキャリアロゴは継続。特にdocomoはひどい。
5G開始に合わせて5Gロゴまでプリントされるなどどんどん悪化しています。そんなキャリアロゴはSIMフリーはない。むしろモデル番号すらないのでキャリアロゴと無縁な海外版よりもスッキリしている。
そしてもう一つがキャリアアプリがないこと。使わないアプリはストレージの圧迫。また不具合やバグにつながる可能性も。ただキャリアモデルはキャリアアプリがプリインストールされている。しかもアプリによってはアンインストールできない。
初期設定の際に、ユーザーが必要なキャリアアプリを選べるようにしてくれればいいのにそうはいかない。一方で国内版SIMフリーはこんなストレスもなく、またキャリアアプリがないことで、余計な燃費の悪さや不具合を回避できる可能性もある。
②SIMフリーであること。
一般ユーザーからするとちょっと分かりにくいのですが、SIMフリーとSIMロック解除済は同じSIMフリーとされがちですが、実際には違います。基本キャリアモデルは自社のバンドにしか最適化されていません。
なので例えばdocomo版でみれば、SIMロックを解除することでauやSoftBankのSIMカードを入れても認識できるようになります。ただSIMロックを解除したからといってauやSoftBankのバンドに最適化されるわけではありません。
一方で国内版シムフリーはキャリアアグリゲーションなどには対応していませんが、幅広いバンドに対応しています。
対応バンド | |
5G | n77/n78/n79 |
LTE | 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42 |
3G | 1, 5, 6, 8, 19 |
MNPの転出手数料や新規事務手数料の廃止などSIMの契約がより流動的にできるようになったからこそ本体もSIMフリーの方が流動的に対応できます。またDual SIMに対応しているのもポイント。DSDVに対応しているのもポイント。
個人的にはpovo2.0が魅力的なので、音声をpovoでデータをdocomoで運用したいかなと思っています。
③一部スペックの強化。
またキャリアモデルと比較すると一部スペックが強化。Xperia 5IIはそこまでインパクトがありませんがストレージがキャリアモデルの2倍である256GBに対応していること。
また発売時期が遅かったということもありますがAndroid11が標準搭載。キャリアモデルはAndroid10が標準搭載。その後アップデートでAndroid11になっていますが、不具合やバグはちょっと多い。一方で標準搭載の場合、アップデートより不具合やバグが少ない傾向にあります。
③国内版SIMフリーのデメリット。
メリットもあればもちろんデメリットもあります。大きく2つ。
国内版シムフリーのデメリット |
OSのアップデートサポート期間が短い。 |
OSのアップデート配信時期が遅い。 |
Xperiaのハイエンドモデルはメジャーアップデートが2回/セキュリティアップデートが3年であることがほとんど。SIMフリーはキャリアモデルと比較してタイムラグが半年くらいある。でもアップデートサポート期間は一緒の可能性。
Xperia 5IIのSIMフリーは5月下旬に発売されましたが、例年通りであれば年末頃に配信が開始されるAndroid12が最後のメジャーアップデートに。セキュリティアップデートも来年中という感じで、最新機種を購入してもミドルレンジのようなアップデート期間に感じてしまいます。
そして2つ目が前例がXperia 1IIしかないのでXperia 1IIを例に考えると、キャリアモデルにAndroid11の配信が開始したのが2月上旬だったのに大してSIMフリーは3月とキャリアモデルより遅め。
ちなみに世界最速で配信された台湾モデルは前の年の12月であったことを考えると、SIMフリー版は4ヶ月近くのタイムラグ。もちろんXperia 5IIでも同様の流れになるとは限りませんが、SIMフリーだからアップデートが早く配信されるとはあまり期待できません。
④付加価値が高い。
キャリアモデルの方が保証もいいと評価されがちですが、Sony Storeで購入すればXperiaケアプランに加入することができます。個人的にはSIMフリーも十分に手厚い保証を受けらると思います。
SIMフリー/Dual SIMと今の流れにあった流動的な使い方ができるのが一番の魅力に感じます。キャリアモデルの在庫がなくなった後に、国内版SIMフリーは選択肢としてありだと思います。ただ付加価値が高い分本体価格がちょっと高いこと。サポート期間が短いことがネックですが魅力的な選択肢であることに違いはありません。