Google Pixel 5aも忘れないで。2ヶ月使って感じる絶対的な魅力

今年発表されたハイエンドモデルの中でもかなりインパクトのある価格設定であるGoogle Pixel 6シリーズ。個人的には大型ディスプレイを搭載したPixelを待っていたこともありPixel 6 Proがめちゃくちゃ欲しい

価格的にもスペック的にも魅力的なGoogle Pixel 6シリーズですが、良機種なのにすっかり存在感が薄くなってしまったPixel 5a。今回はPixel 5aを約2ヶ月使ってきてPixel 6シリーズにも負けていないと思う理由についてまとめたいと思います。

本体サイズに強み。

コンパクトモデルが好きなユーザーにとって今年のPixelは全て大型モデルなので残念だと思います。ただその中でもPixel 5aはまだ取り回ししやすいサイズ感を採用しています。

横幅 重さ
Pixel 5a 73.2mm 183g
Pixel 6 74.8mm 207g
Pixel 6 Pro 75.9mm 210g

ディスプレイサイズも異なり、さらにアスペクト比も異なるため単純な比較は難しいですが、Pixel 5aは横幅がまず一番スリム。横幅は1mm違うだけでも片手操作する際の印象が大きく異なります。

ただ個人的には何よりアドバンテージに感じるのは重さ。183gという数字だけで見れば決して軽くはありません。ただ200gを超えるか超えないかで大きく印象が変わります。自分の今の手首の状態だと190g以下が望ましい。

200gを超えてくると長時間片手で使っているのは厳しいです。ただ今の自分の手首の状態でもPixel 5aは問題なく使えます。もう少し手が大きければ本体が重くても片手操作する際の負担が違うのかもしれませんが自分の手の大きさと手首の状態を考えると200gオーバーは厳しいです。

Pixel 5aと比較すればPixel 6シリーズは重いことに違いはないですが、Pixel 6 Proはライバル機種となるiPhone 13 Pro MaxやGalaxy S21 Ultraと比較して軽いです。決して褒められる数字ではないですが、Googleは重さに対して最大限努力した結果なのかもしれません。

電池持ちが優秀な可能性。

2ヶ月Pixel 5aを使ってきてひしひしと実感するのは電池持ちが良すぎること。海外サイトのバッテリーテストの結果を確認するとPixel 5aのスコアは122。歴代Pixelで最もスコアが優秀なPixel 5のスコアは94。

バッテリーテストのスコアだけで見てもPixel 5aの電池持ちはかなり優秀です。正直これを上回るPixelが簡単に出てくるのか?

Pixel 5a Pixel 6 Pixel 6 Pro
サイズ 6.34 6.4 6.7
表示解像度 FHD+ FHD+ WQHD+
リフレッシュレート 60Hz 90Hz 120Hz
バッテリー 4680mAh 4614mAh 5003mAh

スマホのスペック上で一番燃費の影響するディスプレイ。そのスペックを見るだけではPixel 5aが一番燃費がいい可能性が高い。特にスペックだけで見ればPixel 6よりバッテリー容量も多くリフレッシュレートも低い。

ただスペックだけでは判断しにくい。何よりPixel 6シリーズが電池持ちがいいかどうかはGoogle Tensorの消費電力効率次第という感じです。残念なことに現時点では判断することができません。

Google Tensorはリークしているパフォーマンスをみる限りハイエンド向けと同等。となるとミドルレンジモデル向けのSoCと比較して消費電力効率がいい可能性が高いです。

一般的に見ればハイエンドは処理性能が高く燃費が悪くなりがちです。なので電池持ちを優先するならミドルレンジモデルという感じです。ただiPhone 13 Pro MaxのようなPixel 5aと同等の電池持ちを実現したハイエンドも存在しており今後一概に電池持ちを優先するならミドルレンジとは言えない状況になるかもしれません。

この状況下でPixel 5a 5Gは現時点でのミドルレンジやハイエンドの中でしっかりと存在感を示すことができる電池持ちを実現できている。実機で試すまで不明ですがこれはPixel 6シリーズに対して大きな強みにあるかもしれません。

カメラがちょっと気になる。

普段は商品が発売されて手元に届くまで店頭でデモ機などは見ないようにしていますが、今回YouTubeで実機をみてきましたとコメントを多数頂いたこともあり、誘惑にまけてデモ機を見てきました。

デモ機は製品版と多少異なる可能性があること。また基本充電しっぱなしでディスプレイも常についている状況ということもあり端末の状況としては最悪です。なのでデモ機で評価するのは厳しい。

その上での話になりますがカメラがちょっと気になりました。画角の切り替えにカクツキがあるのは仕方ないとして。シャッターボタンを押してから保存されるまでのタイムラグが気になります。

もちろん実機で試してみないと分からないです。ただセンサーサイズが大型化して高画素化したことこで処理するデータ量が増えその分保存するのに時間がかかる可能性は十分にありえます。

スペック的に大幅に強化されたのは嬉しい。ただそれで今までのPixelのカメラの使い勝手の良さが失われたとなるとちょっと微妙に感じるかもしれません。ただこれは他の大型カメラセンサーを搭載している機種を使っているユーザーからすれば違和感はあまりないと思います。

ただ歴代Pixelを使っているユーザーからすれば、デモ機と同じ感じであればカメラが重くなったなと感じるのかもしれません。安定したカメラという意味でやはりPixel 5aに安心感はあります。

大きな転換期に。

Pixel 5aは今までのPixelの集大成という感じで、Pixel 6シリーズは未来に向けて大きな第1歩という感じです。Pixel 6がどのような仕上がりになっているかは実機を試すまで分かりません。

ただ可能性の話としてスペックで飛躍した分今までのPixelと大きく変わるのかもしれません。ただPixel 6が安いからと言ってPixel 5aのコスパが悪いとか。あまり悪い機種にはならないと思います。

従来と同じく別シリーズの機種であり、Pixel 5aにしかない魅力もあると思います。気になる人はソフトバンクやGoogle Storeをチェックしてみてください。

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文章で伝えられない魅力を

機種のスピーカーの音質や動画性能など文章だとなかなか伝えにくいことがあります。この伝えにくい部分をYouTubeでぜひご確認ください。

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