Pixel 6。指紋認証の不具合が改善。そして充電速度が公式発表

発売以降満足度が高く使っているGoogle Pixel 6シリーズ。ただPixel 6の指紋認証は正直かなり微妙。また先日記事にまとめましたが不具合もかなり多い。ただGoogleも深刻に考えたのか通常と異なるタイミングでPixel 6シリーズに修正用のアップデートを配信したので簡単にまとめたいと思います。

修正用のアップデートを配信。

一部情報では他人の指紋でもロックが解除できるとか、電池残量が0%になって放電してしまうと指紋認証のシステム自体が破損してしまうなどかなり致命的な不具合があるとされている指紋認証。

9To5Googleによると、Googleは月例のアップデートと異なり修正用のアップデートの配信が開始したことが判明したとしています。

手持ちのPixel 6シリーズにも配信されていることを確認。詳細を確認すると重大なバグの修正とパフォーマンスの安定性と記載されていますが、このアップデートの内容は指紋センサーのパフォーマンスの改善がメインとしています。

またこのアップデートは上記のキャリア及びSIMフリーのみで、その他の地域では12月にアップデートが配信されるとしています。こうやってみるとアメリカと日本のみなので、日本はGoogleにとって優先市場であることを確認できます。

手持ちのPixel 6 Proはかなり快適に認証できていたこともあり、アップデート後に試してもほぼ変化を感じず。僅かに認証が速くなったような感じもします。パフォーマンスの安定性も含まれているのでとりあえず指紋認証に困っている人はアップデートをすることをおすすめします。

詳細な内容は不明ですが、これで指紋認証関連の不具合やバグがある程度改善されている可能性があることを考えると一安心です。

充電速度を公式発表。

また純正の電源アダプターが30Wに対応していることからも、Pixel 6シリーズに充電速度も最大で30Wかと思いきや先日海外サイトが行った充電テストでは最大でも22W程度しか出ていないことが明らかに。

そして今回GoogleがPixel 6シリーズの充電速度を正式に発表しました。

先日の充電テストの結果とほぼ同じ。またワイヤレス充電のスピードと同じです。またGoogleはバッテリーへの負荷や寿命を考慮して電池残量に合わせて充電速度を制御していることを明らかに。

なので電池残量が増えていけば増えていくほど充電速度は遅くなっていきます。また充電速度は端末の状態。内部温度や使用状況。充電の状態などでも変化するとしています。

Pixel 6ですら4614mAhのバッテリーを搭載していることを考えると、もうちょっと充電スピードを頑張ってほしかったところです。正直この充電速度は正式発表の際に一緒に明らかにしてほしかったところです。