Google Pixel 6シリーズからGoogleは付属品から電源アダプターをカット。合わせて30Wに対応した電源アダプターを発売。GoogleはPixel 6シリーズの発表時に充電速度の詳細なスピードは明らかにしていませんでした。
ただ同時に発売された純正アダプターが30Wから最大30Wに対応していると思いきや、実際にPixel 6 Proが23Wとワイヤレス充電のスピードと同じになっており、さらにGoogleは先日に充電方法に関する詳細を明らかにしています。
今回9To5GoogleがPixel 6シリーズを充電する際に純正のアダプターが必要かどうか言及しているので簡単にまとめたいと思います。
純正アダプターは専用ではない。
Pixel 6シリーズと純正アダプターの発表が同時であったため多くのユーザーがPixel 6シリーズの充電速度を勘違いするきっかけになっていますが、今回の情報によると、の純正アダプターはそもそもPixel 6シリーズ専用のものではないことを指摘しています。
ちなみに公式ホームページを確認すると以下のように記載されています。
すべての Google デバイス、およびサードパーティ製 USB‑C デバイスを充電できます。
製品の説明としては当たり前だと思いますが多くのデバイスで使える。少なくともGoogleは日本で未発売ですがPixelBook Goなどと共通して使える狙いがあったとしています。
ややこしいのはPixel Standに関してはPixel 6シリーズを意識したような充電速度になっていること。少なくともGoogleとしてはPixel 6シリーズに限らずGoogle製品をある程度カバーできること目標にして30Wに設定したと思われます。
純正アダプターは必要なのか。
ここで一つの疑問になってくるのがそもそも純正アダプターを購入する必要性があるのか。今回同サイトには以下4つの充電器で充電速度をテストしてみたとしています。
あと日本のAmazonで見つからなかったのですがSpigenの27W対応の電源アダプターとしています。そして計測結果が以下のようになります。
電源アダプター | 定格速度 | 充電速度 |
Google 30W | 30W | 22.3W |
Anker Nano II | 30W | 22.4W |
Belkin | 25W | 21.9W |
Samsung | 25W | 21.7W |
Spigen | 27W | 21.2W |
今回のテストはPixel 6 Proを充電した場合の結果としています。少なくとも結果を確認する限りでは純正に拘る必要性はないという結論に。
バッテリーのことを最優先に考えた充電方法に充電速度。ただ大型バッテリーを搭載している機種であることを考えるとPixel 6シリーズの充電速度は遅いと言われても仕方ないように感じます。
少なくとも純正という部分に拘りがない人は他のアダプターを購入してもいいかもしれません。