Xperia 1Ⅳや5Ⅳも。2022年新型Xperiaにどうしても期待したいこと

記事執筆時点でXperia PRO-Iはまだ発売されていませんがXperia PRO-ISonyとって今年最後の新製品だと思います。個人的にXperiaが好きだからこそ2022年モデルにより期待したくなります。

今回は2022年の新型Xperiaに最低限期待したいことについて簡単にまとめたいと思います。

動画撮影の改善。

まず一つ目としてビデオ機能の強化。厳密に言えばXperia 1ⅣやXperia 5Ⅳは最低でもVideography Proを搭載して欲しいように感じます。世代を重ねるごとにPhotography Proは強化されていますが写真の改善がメインで動画の改善ではない。

2021年モデルでは手ぶれ補正が強化されましたがそもそもオート撮影の場合起動させるのが面倒。2021年モデルでは従来のカメラアプリがPhotography Proに統合されBASICモードとなっています。

Photography Proは設定にもよりますがカメラキーを長押しで起動できますがビデオ撮影をしたい場合BASICモードに切り替えてさらにビデオに切り替える必要性があり階層が深く起動までに時間がかかる。

Cinema Proも搭載していますが自分には使いこなせない。シネマティックな撮影をしたい時はいいかもしれませんが日常で子どもを撮影したい時に使いたいと思える手軽さはありません。

一方でXperia PRO-Iは新アプリとしてVideography Proを搭載。簡単に言えばPhotography Proの動画版。アプリとして独立しているので起動もアプリを起動するだけ。さらに個人的に魅力なのがオート撮影が可能。

自分のようにカメラの素人にとってマニュアル撮影する時の参考値が欲しい。Photography Proも最初慣れるまではAutoモードで撮影してその数字を参考にしてマニュアル撮影で調整。

Videography Proでも最初Autoモードで試し撮りしてその後参考にしながらマニュアル撮影を覚えたい。また既存のXperiaだと4K/120fps撮影など新機能関連はCinema Proでしか使えませんでしたがVideography Proで対応しています。

さらに他の機種にはない瞳オートフォーカスやオブジェクトトラッキング。

VLOG Cameraとして強化されているXperia PRO-I専用になるかもしれませんがスタンダードモデルとなるXperia 1ⅣやXperia 5Ⅳとも相性が良く何より気軽に使えるビデオ機能が欲しいと思っちゃいます。

ディスプレイ輝度。

次に2つ目としてディスプレイ輝度です。Xperia 1Ⅲではディスプレイキャリブレーションのお陰かより白が白く、黒がより黒く表示され、その結果ディスプレイの精細が増しまた白が多いページは明るく感じます。

ただ海外サイトのレビューなどを確認するとディスプレイ輝度自体はかなり低めで大きな改善が見られません。屋内で使う時は今のディスプレイ輝度でもそこまで問題がありませんが屋外で特に晴れた日は見にくい。

Xperia 5Ⅲのディスプレイ輝度も同程度で海外サイトのレビューを確認する限りではXperia 1Ⅲよりも低い。

個人的にはAQUOS R6の2000nitsやGalaxy S21 Ultraの1500nitsなどの明さは必要ないです。たしかにそこまで明るければどんなシーンでもディスプレイが暗くて見にくいということはないと思います。

ただ一方でディスプレイの焼き付けと電池持ちの問題も出てきてそっちの方が個人的には気になります。ただせめてPixel 5aのように標準が500nits程度でHDR表示が800nits程度と十分とは言えませんがそれなりに明るくして欲しい。

ちなみにXperia 1IIまでは採用しているディスプレイのハード的制約で最大輝度を改善できないとされていましたがXperia 1Ⅲでは新型のディスプレイを採用しているのにディスプレイ輝度自体は大きく改善されていない。

Sonyが意図的に制限しているのか。それともまだディスプレイのハード的制約があるのか不明です。ただディスプレイはコストがかなり嵩む部分でもありXperia 1とXperia 1IIは同じだったとされているのでXperia 1ⅢとXperia 1Ⅳも同じかもしれません。

となるとあまり期待できないのかもしれません。マニュアル撮影で拘った撮影したいのに画面が見にくくてよく分からない。カメラ好きの人がどんなシーンでもカメラを快適に使えるという意味でも改善して欲しいように感じます。

ラインナップの区別化。

そして3つ目としてはラインナップの区別化です。2020年モデルの時はXperia 1IIが動画にフォーカス。

Xperia 5IIがゲームにフォーカスとXperia 5IIがレギュラーモデルでXperia 1IIにスペックが劣っていても上手く特徴で線引きされていたのでスペックの差が気になりませんでしたが2021年モデルでは曖昧に。

Xperia 5Ⅲの方が発熱しにくく電池持ちもいい。さらに持ちやすいサイズ感と一般受けしやすいのは間違いない。

ただスピーカーや指紋認証にカメラとXperia 5Ⅲが前モデルから進化しきれていないこともあるかもしれませんが単純に劣化モデルに見えてしまう。尚更同時に発表されたのにXperia 5Ⅲの発売が遅いので余計に感じます。

個人的には2択だと思っており特徴をもっと区別化する。もしくはサイズ以外ほとんど共通化してしまう。

2021年で見れば上半期はXperia 10シリーズ含めた一般ユース向け/下半期はプロユース向け。来年もこの流れを踏襲するのであればXperia 1シリーズとXperia 5シリーズはもっと分かりやすくした方がいい。

個人的にはサイズの違い。それに伴いディスプレイサイズと表示解像度に電池持ちの差くらいの方が選びやすいです。

半導体不足の影響などもありなかなか難しい部分でもあると思いますが現行モデルのように中途半端な区別化を継続するのであればせめて発売時期もある程度同じにしないと今のように劣化モデルとして見られても仕方ない。

来年の上半期にそれぞれの後継機種が発表されるか現時点で不明ですがタイムラグはなくして欲しい。

直販モデルのタイムラグ。

そして4つ目としてこれはXperia 1ⅣやXperia 5Ⅳのスペックに関係ないことですが直販モデルの発売時期。結局Xperia 1IIの時もXperia 1Ⅲの時もキャリアモデルと直販モデルは約4ヶ月のタイムラグがあります。

Sonyとしては直販モデルよりキャリアモデルの方が台数が出るためキャリアモデルを優先したいのは分かります。ただユーザーとして見れば直販モデルが出るなら直販モデルを出来るだけ早く買いたいと思ってしまいます。

キャリアアプリやキャリアロゴ。さらにSingle SIMと直販モデルと比較すると見劣りする部分も。なので余計に直販モデルにしか興味がないと思っているユーザーもいると思います。

欲を言えばキャリアモデルと直販モデルが同時に発売されることですがタイムラグが多少あるのは仕方ない。ただ現状のように4ヶ月近くのタイムラグは直販モデルを考えているユーザーも待ちきれない。

このことを考えるとかなりの機会ロスになる可能性。さらに売り上げが伸びなければキャリアモデルへの依存度は高いまま。AQUOSシリーズのようにタイムラグをせめて1ヶ月くらいにしてくれればかなり印象が変わります。

まとめ。

今回は2022年のXperiaに期待したいことについてまとめてみました。スペック面では細かい部分を気にし始めたらキリがないので今回は大きな部分のみに触れてみました。

また気になるユーザーが多いアップデートのサポート期間ですが現時点でXperia 1Ⅲが従来より延長されたか。それとも従来と同じなのか判断できないので今回は入れていませんがそろそろ伸ばして欲しいですよね。

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