悲報。Pixel 7で搭載2世代目Google Tensorのパフォーマンスは微妙?

Pixel 6シリーズから独自SoCであるGoogle Tensorを搭載したことで不具合やバグが多めとデメリットがある一方で消しゴムマジックの対応などGoogleが今までやりたかったことの実現。

一方で先日にGoogleは今年の秋にPixel 7シリーズやPixel Watchを発表することを明らかに。今回Android Atuhorityによると2世代目Google Tensorのパフォーマンスについて噂が出てきたのでまとめたいと思います。

2世代目Google Tensor

まず発売を控えているGoogle製品と言えばGoogle Pixel 6aとPixel Buds Proの2つ。国内では7月21日より予約開始で7月28日より発売予定で記事執筆時点ではあと1ヶ月程度。

ただFacebookのマーケットプレイスにおいてはなぜかすでにPixel 6aが発売されています。合わせて入手したユーザーがYouTubeで開封動画を公開するなど懸念されている指紋認証やGoogle Tensorの処理性能も明らかになっています。

一方で以前同様にPixel 7シリーズのプロトタイプが販売されていたことも明らかにになっておりあるユーザーはPixel 6 Proとなっていたから購入したのに実際に手元に届いたのがPixel 7 Proだったというパターンも。

そして今回の情報によると入手したPixel 7 Proのプロトタイプから処理性能の一部が判明。あくまでもプロトタイプであり製品版と実際に異なる可能性があるので注意が必要です。

2世代目Google TensorはGoogle Tensorと同じくメインコアが2つにミドルコアが2つに高効率コアが4つの構成とSnapdragon 8 Gen 1やExynos2200と比較すると異質な形状。

そして2世代目Google Tensorで採用される高効率コアはCortex-A55を採用している可能性。Cortex-A55を採用しているとなればGoogle Tensorと一緒で問題ないように見えます。

ただSnapdragon 8+ Gen 1のメインコアであるCortex-X2と組み合わせることが出来ない。つまり2世代目Google TensorはGoogle Tensorと同じくCortex-X1を採用している可能性。

なのでメインコア自体で見ればSnapdragon 8+ Gen 1はもちろんSnapdragon 8 Gen 2やExynos2300にも劣る可能性があります。

ちなみにGoogle TensorはSnapdragon865以上Snapdragon888という感じなので2世代目Google TensorはSnapdragon888以上Snapdragon 8 Gen 1以下くらいのパフォーマンスになる可能性があります。

2023年下半期まで2世代目で戦うことを考えると周回遅れのパフォーマンスになる可能性があります。

ちなみにGoogle TensorはSamsungの5nmプロセスルールを採用していることが明らかに。一方で事前情報通りであれば2世代目Google TensorはSamsungの4nmプロセスルールを採用。

そのため半導体が小型化するため処理性能の改善や消費電力の改善は期待できます。

ただSamsungの4nmプロセスルールを採用したSnapdragon 8 Gen 1やExynos2200と同様に発熱問題や消費電力の多さがネックになる可能性もあり何より2世代目Google Tensorは消費電力が多いメインコアを2つ搭載しているのでどうバランスをとるのかも気になります。

もともとGoogleはベンチマークでハイスコアを獲得するためのチューニングはしないと言及。ベンチマークが全てではありませんがちょっと見劣りするのはなんか残念な感じがします。

また4nmを採用することでサプライヤーであるSamsungがどの程度安定して供給できるのか不安。

4つ目の機種。

すでにPixel 7やPixel 7 Proの販売されていたプロトタイプはGoogleによってロック。ただ今回の情報はPixel 7 Proのプロトタイプのブートログから判明したこととしており2世代目Google Tensorに関しても一部しか判明していない。

また今回合わせて判明したのがディスプレイで先日にディスプレイサイズは違えどPixel 7とPixel 7 Proは前モデルと同じSamsungのディスプレイを採用している可能性があると予測されていましたが今回の情報では少なくともPixel 7 Proは同じSamsung製でも別のディスプレイを採用。

今回の情報では残念なことにそれ以上の情報はなくPixel 6 Proとは違うディスプレイを採用。単純に考えればスペックアップしていると思うのでより消費電力効率が改善されているのか。

さらにディスプレイ輝度の改善などスペック的に見ればディスプレイサイズや表示解像度に変更がなくてもユーザビリティに直結する部分で改善されている可能性もあります。

少なくとも電池持ちの劇的改善にはあまり期待できない以上燃費が悪いディスプレイの進化は重要。

また先日にはAndroidの内部コードから2022年モデルと思われる4つのコードネームが判明。

少なくともその内の3つはPixel 7にPixel 7 Pro/Pixel 7aである可能性が高いとしており今回のブートログでも確認できたとされていますが残りの一つは確認出来なかったとしています。

単純に考えればPixel 7シリーズ以外の機種になる可能性が高くスマホでPixel 7シリーズ以外。そうなると発売が2023年春に延期されたと予測されているPixel NotePadなのかもしれません。

そもそもプロトタイプがFacebookのマーケットプレイスやeBayで販売されていたことが問題。おそらく製造は中国だと思うので中国のサプライヤーに問題があるのかそれともGoogleの社員か。

どこからリークしているのか不明ですがPixel 6aも含めて管理体制はかなり杜撰に感じます。ただ今後もAndroid13の内部コードなどからもリーク情報は増えていくと思います。

一部スペック

少なくとも2世代目のGoogle Tensorのパフォーマンスは初代と比較して劇的な改善はない。またディスプレイに関してもスペックで見れば大きな進化はない可能性が高いように感じます。

そして特徴であるカメラに関してはデザインを確認する限りは変更されていますがハード面ではほぼ変更がないと予測されています。これは今までのPixelを見れば普通でPixel 2シリーズからPixel 6aまでメインカメラセンサーにはIMX363を採用しているので妥当。

ただインカメラに関してPixel 6は8MPの古いセンサーを採用しているのでPixel 7ではPixel 6 ProやPixel 7 Proと同じカメラセンサーになる可能性があると予測されています。

6月に配信されたFeature Dropで結局対応しませんでしたが一部情報ではPixel 6 Proのみ。顔認証に対応すると予測されておりPixel 6が非対応の理由はインカメラのハードの差。

なのでPixel 7シリーズで共通して顔認証に対応する流れになるのであればインカメラの共通化。

またPixel 6aで画面内指紋センサーが刷新されていることが明らかにになっています。ソフトの問題ではなくセンサー自体が刷新されているとしているのでPixel 7シリーズでもセンサー自体の進化は期待できます。

個人的には現状の光学式ではなくSamsungの一部機種が採用している超音波式を採用すれば劇的な改善を期待できますが光学式から超音波式に変更してチューニングが不十分で満足に使えないとなると嫌なのでとりあえず光学式で進化してほしい。

また四半期ごとのAndroid12のβ版が6月のアップデートを持って終了したことを考えると次PixelにFeature Dropが配信されるのは9月なので9月より前にAndroid13の配信が開始。

なので9月のFuture DropがAndroid13に吸収されている感じだと思います。

あとは従来Snapdragonを搭載したPixelはQualcommと共同してアップデートの開発。そのため毎月第1月曜日と決まったタイミングでアップデートを安定して配信できていました。

ただGoogle Tensorに切り替えたことでQualcommの協力がなくなったため従来のように十分な検証やデバックの期間を設けることができずバグや不具合も多めで配信時期もグタグタ。

6月まで配信されていた四半期ごとのβ版もおそらくGoogle Tensor搭載機種を中心により安定したアップデートを提供するためのβ版だったと思われ6月のアップデート自体はPixel 6シリーズに配信の遅れもなく目立った不具合も新たに発生している印象はない。

すでにPixel 6シリーズは不具合が多いというイメージがついてしまいましたがPixel 7シリーズで安定させることが出来ればそのイメージを払拭することができるかも。

まとめ

今回はPixel 7が搭載することが明らかにになっている2世代目Google Tensorの一部スペックが判明したのでまとめてみました。言ってしまえば周回遅れの可能性があるのでまたミドルレンジみたいな扱いを受けるかもしれません。

ただベンチマークで高スコアをとることよりも2世代目で今度は何ができるようになるのかの方が気になります。また電池持ちや発熱部分をどう改善するのか。冷却機能を強化してくるのか気になるところです。

そして欲を言えば価格を現行モデルから据え置きに出来れば注目を集めそうですよね。

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文章で伝えられない魅力を

機種のスピーカーの音質や動画性能など文章だとなかなか伝えにくいことがあります。この伝えにくい部分をYouTubeでぜひご確認ください。

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