高価格化の嵐。2022年下半期絶対にチェックしたいおすすめ4機種

2022年も早いもので半分が終わろうとしており下半期にまもなく突入という形です。個人的には今年の上半期は不作という印象で下半期の方が気になる機種が多い印象です。

ただ一方で円安がどんどん進行しており先日発表されたMacBook Airの為替を参考にすれば今年の下半期に登場するハイエンドモデルの多くは価格設定がかなり高めになるかもしれません。

こればかりは蓋を開けてみないと分からないですが今回下半期に登場が予測されている機種の中から個人的にチェックしておきたい機種について簡単にまとめてみたいと思います。

Xiaomi 12S Ultra

今年はパンデミックの影響が落ち着いてきたかと思いきやロシアのウクライナ侵攻や中国国内において感染拡大の影響からロックダウンが行われており中国経済が不安定な状況に。

Samsungも当初の出荷目標台数に対して1割程度となる3000万台近く減少するとの予測。また中華メーカーにおいてはより影響を受けるとされておりグローバル全体で3%近く減少するかも。

さらに中華メーカーは昨年と比較すればフラッグシップモデルの発表/発売に消極的な印象。ただこの状況下でも頑張ってくれそうなのがXiaomiで7月にはXiaomi 12 Ultraを発表予定。

現行モデルが昨年の4月に発表/発売されたことを考えると今年はだいぶ遅めの印象で同じXiaomi 12シリーズで見ても無印は昨年の12月に発売と約7ヶ月のタイムラグがあります。

数年前のGalaxyのようにスペックでゴリ押しのイメージがあるXiaomiですがソフトがイマイチ。特に最上位モデルはハードではかなりゴリ押しなのにカメラソフトは微妙で高評価を取りきれない。

ただ先日Xiaomiはライカと戦略的パートナーシップを結ぶことを大々的に発表しておりその第1弾の機種を7月に発表することを明らかに。この機種こそがXiaomi 12S Ultraになるかも。

今までのカメラソフトの弱点をライカと共同で開発することでデメリットからメリットになるかも。

カメラスペックは情報が錯綜しており少なくともセンサーサイズと画素数は前モデルから大きな変更がないとの予測もあればペリスコープを2つ搭載するなど変態端末になる可能性。

また最新SoCをいち早く搭載することが多いことからもSnapdragon 8+ Gen 1を搭載する可能性。

ちなみにカメラがライカコラボにSnapdragon 8+ Gen 1とXiaomi 12 Ultraに合わせてマイナーアップデートモデルであるXiaomi 12sとXiaomi 12s Proも登場するとの予測。

一部情報では11月頃には後継機種となるXiaomi 13シリーズが正式発表される可能性があると予測されていますがこのタイミングでマイナーアップデートを出すということはライカとのコラボに相当気合が入っていると思われます。

Xiaomi 12S Ultraのバッテリー容量は5000mAhになると予測されており前モデルの電池持ちがイマイチだったのでどうなるのか。少なくとも全体的なスペックはかなり高いと思うのであとはしっかりまとまっているかどうか。

ただ残念なことに現時点での噂では中国以外での販売はない可能性があると予測されています。

一方でOppoやOnePlusなどが最上位モデルの発表/発売をキャンセルしたと予測されておりさらにHUAWEIは今年Mate 50を発表する可能性がありますが本格的な復活は2023年。

日本ではエントリーからミドルまでとあまり関係ない感じですが今のご時世でもフラッグシップをしっかり出すことでその存在感がまた増す可能性もあり個人的にはかなり期待しています。

Google Pixel 7

次に2つ目の機種としてGoogleが今年の秋に発表することを明らかにしていますがPixel 7。個人的にはPixel 7 ProよりPixel 7に注目しています 事前情報からも採用されている。

ディスプレイは現行モデルと基本同じでカメラ構成も特段変更がないと予測されています。現時点での情報ではマイナーアップデートモデルになると予測されていますが注目すべきはSoC。

直近の情報ではSamsungの4nmプロセスルールを採用した2世代目Google Tensorを搭載。初代Google Tensorと比較して小型化するため単純に見れば処理性能や消費電力効率の改善。

ただAndroid向けのSoCも5nmまで発熱がそこまでひどくなかったのに4nmからちょっとダメ。なので現時点で割と発熱する状態で2世代目Google Tensorがどうなるのか気になるところ。

Pixel 6シリーズはPixel 4シリーズ以来のハイエンドモデルでハイエンドの中で見れば世代を重ねるごとに電池持ちが改善していますがPixel 6シリーズはあまり良くないです。

2世代目のGoogle Tensorを搭載しただけで電池持ちが大幅に改善するとは考えにくい。SoC以外の部分でどのように発熱対策をしてくるのか非常に気になるところです。

ちなみに当初の予測と異なり今年の後半に発表されるA16 Bionicは5nmプロセスルールを採用。そしてSnapdragon 8 Gen 2は4nmプロセスルールを採用と噂されていた3nmを採用せず。

初代Google Tensorでは周回遅れ扱いになっていますがパフォーマンスが気になるところ。Pixel 6と比較して筐体サイズは僅かに小型化すると予測されており取り回しがより改善。

また下半期に登場するハイエンドモデルかつ国内での販売に期待できる機種の中でも価格が安い可能性があります。

もちろん今後の為替状況によると思いますがPixel 6aを見るとアメリカでは前モデル対比で価格が据え置き 日本での販売価格は2000円くらいの値上げ。

円安が進んでいるため値上げは仕方ないと思っておりその中で2000円程度と頑張っている。一部情報では価格が据え置きになると予測されていることからも日本での販売価格は7万4800円。

ただ円安のことを考えれば8万円弱で購入できる貴重なハイエンドになる可能性があります。

Pixel 6シリーズはバグや不具合が多発というイメージが強いですが歴代Pixelの中でもかなり販売が好調でユーザーが増えたことによりその声が今まで以上に大きく感じるだけかも。

ただ深刻なバグや不具合が発生していることに違いはなくアップデートの配信時期にも影響。

Googleがアップデートに対するワークフローをここ1年でしっかりと確立できたならPixel 6シリーズほど不具合が多いという感じにはならないかもしれません。

iPhone 14の無印でも10万円を超える可能性が出てきた中Pixel 7はコスパ機種になるかも。

iPhone 14 Pro

そして3つ目の機種としてはiPhone 14 Proです。デザインを大きく変えることに消極的と言われているAppleですがiPhone 14 ProではAndroidでお馴染みのパンチホールを採用。

さらにメインカメラセンサーはSony製で事前情報通りであれば1/1.3インチと大型化との予測。また画素数に関してもiPhone 6s以来となる48MPに変更される可能性があると予測されています。

さらにインカメラに関してもオートフォーカスに対応してiPhone 11以来のアップグレードに。

その他A16 Bionicの搭載などカメラの進化が中心になると思われますが仮に事前情報通り大型カメラセンサーを搭載するならポートレートモードの最短撮影距離が長すぎて汎用性が低いからこそ大型センサーでの通常撮影に光学ボケはかなり便利に感じるかもしれません。

またAndroidは軽量化に力を入れている中iPhone 13シリーズでは全体的に重くなっておりiPhone 13 ProやiPhone 13 Pro Maxはそのサイズ感を考えるとかなり重めの印象です。

iPhone 14 Proでは重さがどうなるのか。個人的にiPhone 13 Pro Maxが一番好きですが重すぎて手首がおかしくなるのでiPhone 14 Proが重さ的にはおそらく限界の可能性がある。

またiPhoneは搭載しているバッテリー容量を考えればSoCによる電力効率がいいと言われますがユーザーからすれば電池持ちが良いか悪いかの2択でありiPhone 13シリーズで見ればiPhone 13 Pro Max以外の電池持ちはイマイチ。

搭載バッテリー容量をどれだけ増やせるか次第。ただiPhone 14 Proではもうちょっと電池持ちが良くなればサイズ感的にもかなり魅力に。

また先日の価格改定からiPhone 14シリーズは大幅に値上げされる可能性があります。

もちろん欲しい人はいくらになっても購入すると思いますが現時点での予測ではベースモデルでもiPhone 14 Pro Maxはかなり高価になり多くのユーザーにとってiPhone 14 Proの価格がギリギリラインになるのではないかなと思います。

例年以上に無印とProで区別化が予測されている中今年のiPhoneをしっかり楽しみたい人にとっては魅力的な存在かも。

Xperia 5Ⅳ

そして4つ目の機種としてXperia 5Ⅳです。iPhone 14シリーズではminiが廃止になるとの予測。このことからもやはりコンパクトモデルのニーズは限定的でAppleですら売れなかった。

なので今後ハイエンドコンパクトの登場に期待できない中Xperia 5Ⅳは現行モデルと同程度の筐体サイズを維持するのであればコンパクトモデルが欲しいユーザーにとって魅力的な選択肢に。

またXperia 1Ⅳの価格を参考にすればXperia 5Ⅳの価格はおそらくですが12万円前後。

ペリスコープ含めた望遠レンズを搭載しつつハイエンドモデルで12万円前後で購入できる機種って特に国内で発売されるような機種はあまり選択肢がないので注目株になると思います。

Xperia 1Ⅳの進化の方向性から全ての画角で4K/120fps撮影や秒20コマのバースト撮影。

また85mmから125mmの光学ズームに加えVideography Proを搭載することで動画撮影時での瞳オートフォーカスやオブジェクトトラッキング機能に録画中のシームレスズームに対応。

またXperia 1Ⅳと同様に消費電力をソフトでしっかりと制御してくるのであれば電池持ちに関しても改善する可能性あり。

何よりコンパクト寄りの筐体サイズながらも5000mAhの大型バッテリーを搭載することで今年登場するハイエンドモデルの中でも電池持ちはかなり安定する可能性。

カメラに関してはかなり癖が強いと思いますがそれ以外の部分では価格含めてハイエンドの中では狙い目になる可能性。ただ一部情報ではキャンセルされたとの情報。

またXperia 1Ⅳが昨年対比で約1ヶ月遅かったことから例年Xperia 5シリーズは9月から10月頃に発表されることが多いので10月から11月頃の発表/発売になるかもしれません。

まとめ

今回は今年の下半期に登場が予測されている機種の中からハズせない4機種をまとめてみました。今年の下半期の機種は円安の影響で値上げが非常に怖くハイエンドはさらに手が出しにくいかも。

ただその中でも必ず価格を頑張ってくれる機種がいると思うので期待したいところです。

最新情報をチェックしよう!
 data-src=文章で伝えられない魅力を" width="1280" height="720" >

文章で伝えられない魅力を

機種のスピーカーの音質や動画性能など文章だとなかなか伝えにくいことがあります。この伝えにくい部分をYouTubeでぜひご確認ください。

CTR IMG