2021年に発表が予測されていたGoogle Pixel Watch。実際には発表されずその理由は半導体不足の影響とも言われています。一方で先日の情報からも開発自体は進行しているみたいで、Googleは2022年中に発表するとの予測。
今回9To5Googleによると、Google Pixel Watchのスペックの一部が判明したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
Google Assistantの強化。
今回の情報によるとGoogleアプリのアップデート後の内部コードから「PIXEL_EXPERIENCE_WATCH」というタグが発見。GoogleがPixel Watchの開発を進めていることを裏付けており、さらにその名称にPixelやWatchが採用されている可能性が高いとしています。
そして今回の情報によると、Pixel Watchの目玉機能の一つとして次世代Google Assistantに対応していること。ちなみにこのGoogle AssistantはGoogle Pixel 4シリーズで初めて対応。
特徴としてはGoogle Assistantを使う際にGoogleのサーバーを経由せずオフラインの状態で処理することによってよりシームレスな処理が可能になること。執筆時点で発売地域全てで対応しているのか不明ですが、少なくともPixel 4シリーズが発売された当初は対応地域が限定されていたと思います。
この新しいGoogle AssistantにPixel Watchも対応することが大きな特徴になるとしています。Pixel 6シリーズの翻訳機能などもそうですが、最近Googleにとってオフラインが一つのテーマになっています。
Exynosを採用する可能性。
オフラインで処理するためにはその分高性能なチップを搭載する必要性がある。今回Wear OSの関連コードからPixel WatchはExynosチップを搭載している可能性が高いことが判明したとしています。
少なくともExynosを採用している可能性が高いですがGalaxy Watch 4が搭載しているExynosW920を搭載しているかどうかまで分からないとしています。ただSamsungはGoogleと協力した上でWear OS 3を搭載した最初のスマートウォッチであるGalaxy Watch 4を発売。
また搭載しているチップがExynosであることからも、今後GoogleがPixel Watchを出す場合に、WearOS 3が最適化されているという土台があるExynosチップを採用した方がより合理的です。
Google Pixel 6シリーズが採用しているGoogle TensorもExynosのカスタムチップです。OSにしろ半導体にしろSamsungとGoogleは今後切っても切れない関係になっていくのかもしれません。