Googleは12月のアップデートでPixel全体で100個近くのバグや不具合を改善。Google Pixel 6シリーズだけでも80個近くのバグや不具合を改善。ただ肝心なのアップデートはほとんどのユーザーに配信されておらず、またアップデート後に深刻なバグが新たに発生。
今回9To5GoogleによるとGoogleは12月のアップデートを深刻なバグから緊急停止したことが判明したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
アップデートを緊急停止。
Google Pixel 6シリーズ以外はいつもと同じ第1月曜日に12月のアップデートが配信開始。一方でPixel 6シリーズは1週間遅れてアメリカで配信開始。ただ海外サイトが行ったアンケート結果でほとんどのユーザーに配信されていない。
また手持ちのGoogle Pixel 6シリーズにも配信されないまま年明け。ただ今回の情報によると、Googleは12月のアップデートが様々な問題を抱えていることからも配信が遅れ、挙げ句の果てにアップデートの配信を停止していたことが判明したしています。
アップデートを行ったユーザーから通話関連の不具合が新たに発生。そのためGoogleは緊急でPixel 6シリーズの通話関連の機能を2つ無効化。またこの不具合を修正するためにこの現象が発生しているユーザーに協力を要請。
それでも修正ができず結果12月のアップデートの配信を停止したとしています。
Googleの声明。
また今回のアップデート停止に関してGoogleは以下のように声明しています。
一部のユーザーが通話の切断または切断を報告した後、Pixelチームは12月のPixel6およびPixel6Proデバイスへのソフトウェアアップデートを一時停止しました。1月下旬までにソフトウェアアップデートで展開される修正を特定しました。
このアップデートには、12月に当初計画されていたすべての修正と改善も含まれます。Pixel6またはPixel6Proで12月のソフトウェアアップデートを受け取り、それでもモバイル接続の問題が発生する場合は、Android Flash Tool(flash.android.com)を使用して以前のソフトウェアバージョンに戻すことができます。)およびファクトリリセットを実行します。
以前のソフトウェアバージョンに復元する前に、電話をバックアップしてください。モバイル接続の問題が発生していない場合は、アクションは不要です。ご不便をおかけして申し訳ございませんが、修正を開始するまでしばらくお待ちいただきますようお願いいたします。
少なくとも1月下旬までPixel 6 シリーズにはアップデートが配信されないことなになります。
今後のアップデートにも影響。
また12月のアップデートが1月下旬に配信されることで2月のアップデートにも影響を及ぼす可能性。さらに12月のアップデートにはFeature Dropも包括されており、この配信サイクルにも影響が出る可能性があります。
正直ここまでアップデートがグタグタになったのは近年なかったように感じます。せっかくPixel 6シリーズでいい流れになったかと思いきや、アップデートがここまでグタグタになると、ユーザーに不信感しか与えずちょっと残念です。