Pixel 6は来週。Google。12月のアップデートで約100個のバグや不具合修正

発売以降指紋認証を中心としたバグや不具合が多くスペックや価格は魅力的なのにソフトの完成度がイマイチ。歴代Pixelも発売当初は不具合が多い印象ですがPixel 6シリーズは特に多い印象を受けます。

日米限定で指紋認証のアップデートが配信されていますが今回9To5GoogleがGoogle Pixel 6シリーズの12月のアップデートの詳細を報告しているので簡単にまとめたいと思います。

Pixel 6の改善内容。

Googleは基本月例のアップデートを現地時間の第1月曜日に配信をしており今回12月のアップデートの配信開始。ただ注意点としてPixel 6とPixel 6 Proへのアップデートは来週となっておりまだ配信されていません。

ただ今回来週配信されるアップデートの内容が判明したので確認していきたいと思います。

指紋認証

まず指紋認証関連に関して他人の指紋でもロックが解除できるとか放電すると指紋認証が破損するなど深刻な不具合が多かったですがすでに修正済み。ただこのアップデートは日米の一部キャリア限定で12月のアップデートでようやく全ての発売地域に配信された形に。

また不具合やバグが改善されたとしても認証のしやすという部分ではアップデート後に改善されたと感じるユーザーもいればそうでないユーザーも。

今回のアップデートでは指紋認証の安定性とパフォーマンスの全体的な改善とされていますがアップデート後にさらに改善されるのか。それとも前回の緊急アップデートと同じ感じなのか不明です。

オーディオ関連。

次にオーディオ関連の内容を確認すると以下のようになります。

自分の手持ちでは意識したことがなかったですがオーディオ関連で結構バグがあります。また先日にはアダプティサウンドが配信されているので利用環境に合わせて音質も最適化されるようになっています。

ディスプレイ関連。

発売直後にディスプレイ関連の不具合も判明していましたが今回多数のバグを改善。

ちなみに手持ちのPixel 6 Proで感じていたTwitterでスクロールする際のカクツキは今回のアップデートに関係なく改善しているのでPixel本体の不具合ではなくアプリ側に問題があったと思われます。

カメラ関連。

そして次にカメラ関連の修正内容を確認したいと思います。

個人的にカメラで気になるのはアスペクト比16:9でポートレート撮影した場合の画角が変わるのが修正されたのか。ここに関してはアップデートが配信されたらしっかりと確認したいと思います。

その他

またその他の部分についても確認したいと思います。

ここまで見ても自分が知らないバグや不具合が多数改善されておりこう見ると相当な数がある。ちなみにこれでもかなりスキップしています。全部まとめようとする数が多すぎるくらいです。

Pixelシリーズ共通の改善内容。

今回のアップデートはまだPixel 6シリーズには配信されていませんがPixel 3シリーズからPixel 5aまでは配信を開始。次にPixelシリーズ全体で改善されたことの一部を確認したいと思います。

正直Pixel 6シリーズ向けの改善内容に負けないくらいの量があります。それだけAndroid12自体にまだまだバグが多いということになります。

Wi-Fiのオン/オフ

またAndroid12で批判が多かったWi-Fiのオン/オフ。Googleはすでに12月のアップデートで改善することを明らかにしていましたが約束通り改善されました。

今回の12月のアップデートはPixelシリーズ全体で見た場合その項目が100個近くになるとされておりかなり大規模な修正アップデートという感じです。

アップデートをすることでバグが発生することもあるのでアップデートしてからじゃないと判断できませんがこれだけの数が修正されるだけでも安定すると思います。

修正されていない不具合？

ただ不具合の情報がありながらも今回のアップデート項目に含まれていないこともあります。先日の記事にもまとめさせて頂きましたが電源アダプターの問題です。

Pixel 6シリーズのみに発生している可能性が高く突如充電できなくなる不具合。ちなみに現時点では何が原因で充電できなくなるのか原因が不明です。ただ対処方法はとりあえず判明しており使用している電源アダプターとケーブルの見直しです。

あくまでも有線で充電する場合の話ですが電源アダプターはPD対応のもの。つまりUSB-Cに対応のものを使う。ケーブルに関しても当たり前ですがUSB-C/USB-Cのものを使うことで同様の問題は発生しにくいとされています。

ちなみにW数関係なく電源アダプターがUSB-Aに対応しているもの PD非対応だと充電できないとされています。手持ちの個体だとUSB-Aの電源アダプターでも充電できますが同様の不具合が発生したら電源アダプターの見直し。

もし電源アダプターの替えがない場合はとりあえずワイヤレス充電に逃げるのが一番だと思います。少なくとも対処方法をみる限りGoogle純正の30Wの電源アダプターを使っておけば問題ないと思います。

またYouTubeのコメントで頂きましたがGoogle Payが正常に動作しない不具合。これも改善されていない可能性があります。

Feature Dropの配信。

また今回のアップデートはバグや修正の不具合だけではなくFeature Dropも含まれています。まず一つ目としてGoogle Assistantを電源ボタンを通して起動させる場合その加減を調整が可能に
電源ボタンの押し加減というべきか押している時間を調整可能に。

次に2つとして会話モードの追加。Pixelのカメラを会話している人にむけることによって会話しているユーザーをPixelが認識。AIが会話中に邪魔となるノイズや雑音を抑制する機能。

さらに台湾/イタリア/フランスのみで利用可能ですが交通事故が発生した場合に自動検知する機能。事故った場合にPixelが事故と判断すれば緊急コールをしてくれる機能だと思われます。

ただ事故った時にPixelが破損しないことが前提ですがすでに救った命があるみたいなのであれば便利かも。

また設定でオンにしてあげる必要性がありますが背面をダブルタップすることでSnapchatを起動できる。これは正式発表の際にデモが公開されていましたが今回のアップデートでようやく対応という感じです。

またSnapchatの中でPixel Faceという新たな撮影モードの追加。そしてPixel 6 ProでUWDが有効化。AppleのAiraTagのようには使えませんが現時点ではNear By Shareの改善に使われているみたいです。

最後にPixel Buds A series限定の機能ですがBassBoost機能の追加。低音がより強化されると思います。少なくともFeature Dropは12月のアップデートが配信された機種で一部使うことが可能です。

個人的にはGoogleのマーケティング資料や広告から明らかになっていた顔認証が追加されることに期待していましたが今回のアップデートでは追加されず。顔認証に対応したとしてもインカメラを利用した2D。

Googleが反応速度が遅くなってまでも指紋認証のセキュリティを強化していることを考えるとセキュリティに不安しかない2D顔認証は対応させないかもしれません。ちなみにFeature Dropは3ヶ月くらいの周期で配信されるので次は来年の3月頃になると思います。

まとめ。

手持ちのPixel 5aはとりあえずアップデートしましたがアップデートしたと実感するのはWi-Fiくらい。もともと安定したいたことからも実感が湧かず。Pixel 6シリーズのアップデートは来週なので楽しみ。

Feature Dropは3月頃になりますが毎月のアップデートはしっかりあるので次は1月に。またバグや不具合が改善されより快適になると思います。

ユーザーの不満が完全に消えることはありませんがアップデートでしっかり改善されるだけでも印象が大きく変わりますよね。