Sonyが毎年上半期の新製品を発表していたタイミングであるMWCですが今年は残念なことに出展しないことが明らかに。Sonyはよりエキサイティングな情報をより多くのユーザーに届けるために出展しないことを明らかにしています。
おそらくライブストリーミングを配信して新製品を発表すると思われますがその配信時期は不明。
ただ今年の上半期には新型Xperiaが発表されることに違いはありませんが今回docomoオンラインショップでXperia 1IIの在庫が復活することが判明したので簡単にまとめたいと思います。
ドコモオンラインショップで在庫が復活。
docomoはXperia 1IIをauから約1ヶ月遅れの2020年6月中旬に発売。そのあと品切れして終売になったかと思いきや2021年3月のahamoのサービス開始に合わせてahamo専用モデルとして復活しました。
ahamo | 変更前 | 変更後 |
新規/MNPの場合 | 7万1500円 | 6万8200円 |
機種変更の場合 | 7万9200円 | 変更なし |
2021年の12月17日より値下げが開始しており単純に在庫消化の可能性。そして今回docomoオンラインショップでXperia 1IIの在庫が復活することが判明 さらにオンラインショップ限定。機種購入割引対象となっています。
価格 | |
オンラインショップ価格 | 90,200円 |
オンラインショップ限定 機種購入割引 | -30,030円 |
支払総額 | 60,170円 |
分割支払金(1回目) | 1,685円 |
分割支払金(2~36回目) | 1,671円 |
スマホおかえしプログラム利用時 | 40,118円 |
一括価格を確認するとahamo版よりは高く9万200円。ちなみに機種購入割引は契約方法関係なく、また本体だけの購入でも割引対象となるため誰でも6万170円で購入可能。
さらに分割購入はもちろんスマホおかえしプログラムにも可能で端末を返却する場合の実質負担金は4万118円。今年Xperia 1Ⅳが登場するためXperia 1IIは早いもので2世代分の型落ちになってしまいます。
ただまだまだ性能的には現役でいけるハイエンドが6万円程度で購入できるのは結構安いかもしれません。
そしてこの記事は2月16日の再販開始日より前に撮影しているものなので確認はとれていませんがおそらくahamoのXperia 1IIの在庫をドコモオンラインショップでも消化するという感じだと思います。
現にXperia 1IIと同じくドコモオンラインショップで売り切れになった後ahamoで取り扱われたGalaxy S20も記事執筆時点でdocomoオンラインショップで再販が開始。ただ化粧箱にahamoロゴが印刷されている注意書きも。
ahamoモデルとドコモモデルでは基本キャリアロゴなどは一緒。ただahamoモデルはキャリアアプリが少なめ。Galaxy S20がdocomoオンラインショップで再販されるにあたってキャリアアプリが多めになっているのか不明。
おそらくdocomo用にアップデートされている可能性がありXperia 1IIもキャリアアプリ多めでの復活の可能性。ただワンちゃんahamoモデルと同じであればプリインストールされているキャリアアプリは少なめだと思います。
少なくとも端末価格だけで見ればahamoで購入するよりもdocomoオンラインショップで購入した方が安いです。
購入の際の注意点。
価格的に結構魅力的だと思いますがここで気になる人が多いのがXperia 1IIを購入するべきかだと思います。先ほどの話とも重複しますがahamoモデル扱いじゃない限りキャリアアプリは他の機種同様にたくさんあります。
もちろんキャリアロゴも。ただこれはキャリアモデルを購入する以上は避けられないので仕方ないです。また2021年10月以前に発売された機種なので白ロムで購入しない限りはSIMロックは解除されていないです。
なので自身で手続きをしてロックを解除する必要性。またあくまでもdocomoのSIMカードで使うことが前提の機種。よく勘違いされている方が多いですがSIMロックを解除したからといって対応バンドが変わるわけではありません。
またdocomo以外のSIMカードで使う場合APNを設定する必要性があります。
さらに直販モデルとの違いですが一つは直販モデルのようにフロスト加工が施されたフロストブラックがないこと。また容量もRAM8GBでストレージは128GBという感じ。ただ個人的に大きな違いに感じるのがdocomoモデルは3G非対応であること。
すでに5G契約のSIMカードを使っている人であれば問題なし。ただMVNOなど5G以外の契約をしている場合3Gもしくは4Gで通信することがメインになりSIMカードが対応していても本体が対応していなければ通信できず。
普段生活していると3Gのありがたさってそんなに実感しないと思いますが都心でもふとした時に3Gになる時も。直販モデルは3Gに対応しているため気にしなくていいですがドコモモデルが契約プランでは考えた方がいいです。
あとはどうしてもネックになってくるのがアップデートのサポート期間の短さです。キャリアモデルにはまだ配信されていませんが次のAndroid12が最後のメジャーアップデートで買ってすぐ終了。
セキュリティアップデートもあと1年継続すればいいところなので実質アップデートサポートは1年程度で終了。あくまでも短期間の繋ぎで購入する人にとってはいいと思いますが長期間使うことを前提の購入はおすすめできない。
自分でセキュリティソフトを入れている人は別の話ですがスマホは個人情報の塊なのでセキュリティも意識するべき。よく中華スマホは個人情報が抜かれそうで怖いという人がいます。
何より言い方がきついですが使ってもない中華スマホにおいてはセキュリティの意識するのに自分が今使っているスマホはアップデートがきれているのに使い続けてセキュリティを意識していないと矛盾した行動をしている人がかなり多いように感じます。
Google play Storeでアプリをインストールした際に個人情報が抜かれる可能性もあればChromeでアクセスしたページで抜かれる可能性もあります。もちろんアップデートサポート期間だからといって完全ではありませんが少しでもリスクを減らせるかどうかで違います。
メーカーとしてもアップデートにコストがかかりますがSonyはアップデートのサポート期間の延長が急務であり本体価格が高価格化しているからこそよりアップデートにコストをかけるべきでXperiaのデメリットです。
Xperia 5IIとの違い。
またXperia 5IIもパープルのみ機種購入割引対象機種になり実質6万円くらいで購入可能になり話題に。記事執筆時点でXperia 5IIの製品ページを確認すると在庫がなく。また入荷に関する記載もなくなっています。
そのため今後入荷するか定かではありませんが一応Xperia 5IIとXperia 1IIの違いをざっくりと確認。筐体サイズの違いにディスプレイサイズの違いはもちろんですがまずリフレッシュレートの違い。
Xperia 1IIは残像低減技術を利用した擬似的90Hz表示に対応。一方でXperia 5IIは120hz表示に対応。従来の60Hz表示の機種と比較すればXperia 1IIでも十分に快適。ただXperia 5IIと比較すると残像をより感じる。
なので長時間使うとなるとXperia 1IIの方が目が疲れる印象ですがリフレッシュレートが関係ない写真や動画。こうなってくるとXperia 1IIは4Kの表示解像度に対応しておりかなり高精細に感じます。
そして両機種とも手持ちにないため改めて比較することができませんがスピーカーには地味に差があります。筐体サイズがXperia 5IIの方が小さいにも関わらず音量も大きく音質は低音がしっかりしている感じです。
なので動画を楽しむならXperia 1II けど音楽やゲームを楽しむならXperia 5IIという感じです。
またSoCにRAMも同じですがなぜかベンチマークスコアはXperia 5IIの方が僅かに高く発熱もしにくいです。ちなみに海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとXperia 5IIが102であるのに対して1IIは84です。
もちろんユーザーの使い方次第ですが個人的にはXperia 5IIの方が圧倒的に電池持ちがいいという感じでした。自分の使い方だと寝る前の電池残量がXperia 1IIは40%前後だったのに対してXperia 5IIは60%前後が多い。
なので電池持ちや発熱含めた安定性という面ではXperia 1IIよりXperia 5IIの方がおすすめしやすい。
ただ自分のように丸みを帯びたデザインより角ばったデザインの方が好き さらに同じく光沢感がある質感ですがXperia 1IIの方がより高級感を演出するためか光沢感が強く高級感をより感じられ4K対応がたまらない。
またXperia 1IIの筐体サイズでも問題なく安定性よりSonyらしさを求める人はXperia 1IIでもいいと思います。
まとめ。
単純にahamo専売モデルがドコモオンラインショップで在庫処分されていることを考えるとahamoもサービス開始から1年を目処に専売モデルを刷新する可能性も。
単純に今のラインナップを踏襲するならXperia 5IIにGalaxy S21 そして叩き売りされているiPhone 12 miniあたりが妥当かもしれません。少しでも安いXperiaが欲しくその上で短期間での機種変更を考えている人はXperia 1IIはおすすめです。