Galaxy Tab S8 Ultra 開封レビュー。第1印象はデカい・軽い・薄い

自分自身Androidのタブレットを最後に購入したのがXperia Z3 tabletなので約7年くらいAndroidタブレットを購入していません。その当時Xperiaのタブレットもそこまで使いやすいという感じでもなく今ほど特徴もない。

またこの当時はiPhoneをメイン機種にしていたこともあり結局使いやすいのはiPadという感じ。ただ今回久しぶりに欲しいと思えるAndroidタブレットであるGalaxy Tab S8 Ultraを購入したので簡単に開封レビューをしてみたいと思います。

まずは開封。

スペックからもGalaxy Tab S8 Ultraの本体サイズは326.4×208.6×5.5mmとかなり大きめのサイズ感。スペックで分かっていたとはいえ化粧箱の大きさをまずみて圧巻される大きさという感じです。

ただ化粧箱自体は大きいですが思っていたより薄くスマホ用の化粧箱よりも余計に薄く感じます。

白を基調としたシンプルなデザインです。

付属品を確認するとSIMピンと説明書。

USB-Cケーブル。

そしてS-Penです。今までGalaxy Tab Sシリーズに興味がなかったこともありS-Penが付属してるのは驚き。自分の使い方だとS-Penをわざわざ購入しようと思いませんが付属しているなら使ってみようと思います。

また電源アダプターは付属していません。Galaxy Tab S8 Ultraは最大45Wの急速充電に対応。国内でも45Wの充電アダプターが発売されていたのでGalaxy Tab S8 Ultraに合わせて購入しようと思ったらなぜか在庫が全くない。

今後Galaxy S22シリーズが国内で正式発表されれば復活するかもしれません。

ただ現状では純正品が入手困難なので以前購入したAnker Nano II 45Wで充電しようと思います。Anker Nano II 45WはPDに加えPPSにも対応しているのでGalaxy Tab S8 Ultraも最高速度で充電できるはず。

ただGalaxy S22 Ultraの海外レビューを見ると45Wでも25Wでも充電速度にほとんど違いがないとのデータがあるので後日試してみたいと思います。

またGalaxy Tab S8 Ultraは国内で発売される可能性が低いことからもAmazonで販売されているアクセサリーもかなり限定的。Spigenのフィルムも購入していましたが本体の到着に間に合わず。

Amazonで発売されているテキトーなフィルムを購入しましたが記事執筆時点にも間に合わず。とりあえずフィルムに関しては後日レビュー動画。もしくは記事を出したいと思います。

デカい/軽い/薄い。

次にデザインを確認したいと思います。

Tab S8 Ultra
本体サイズ 326.4×208.6×5.5mm
重さ 728g(セルラー)

思っていたよりもかなり大きいという感じでこのサイズ感は圧倒的な特徴の一つに感じます。重さが728gとスペックで見れば重いですがかなり本体がでかいことからもスペックほど重く感じません。

むしろ最初持った時の印象はデカい/薄い/軽いの3拍子で取り回しは自分の中でかなり好印象です。

ちなみにGalaxy S22シリーズと同じくアーマーアルミニウムを採用。耐久性は前モデル対比で40%改善。本体のカラバリは1色しかなくグラファイトのみ。筐体にはアルミが採用されており質感は文句なし。

ただ個人的には背面にS-Penを装着するためのマグネット部分のデザインがちょっと好きではないです。iPadのように本体内部にマグネットを搭載して背面のどの部分にでもくっつくようにしてデザインを統一してもらった方が自分は好きです。

本体側面を確認すると音量ボタン/電源ボタン。さらにSDカードスロットも搭載。Galaxy S22は非搭載ですがタブレットにあるのは嬉しいところ。

また本体を横置きにした状態で見た場合の本体下部にはiPadでいうSmart Connectorを搭載。キーボードを接続して使う場合はこの部分からキーボードに電源が供給される感じになります。

またマイクを3箇所に搭載しており集音能力の改善とノイズキャンセリングにも対応とかなり優秀。SamsungがこのUltraを今回導入した理由としてはテレワークやビデオ通話の一般化。

そしてストリーミング動画サービスなどの普及に伴い大型タブレットの需要が高まっているから。やはりビデオ通話する際などマイク性能は重要になってくるため力を入れていると思います。

海外ではWi-Fiモデルと5Gモデルがラインナップされておりこのサイズ感だと可搬性は低いです。タブレットのような身軽さはないですがノートパソコンを普段持ち歩いている人からすれば違和感なし。

何より自宅用であってもこのサイズ感でエンタメを楽しめるのが最大のメリットに感じます。

コンテンツをより大きく表示。

次にディスプレイを確認したいと思います。

Tab S8 Ultra
ディスプレイサイズ 14.6インチ
表示解像度 2960×1848
画素密度 239ppi
アスペクト比 16:10
リフレッシュレート 120Hz

海外サイトがディスプレイを酷評していたためちょっと不安でしたがかなり高精細に感じます。

またこのディスプレイサイズに有機ELディスプレイは圧巻で特に黒がかなり綺麗に感じます。iPad Proでも十分に綺麗ですがiPad Proではあまり感じなかった黒の表現力がすごいです。

まず電源をつけた時に単純にディスプレイが綺麗と思いました。最大120Hzのリフレッシュレートに対応。One UIのせいかちょっと重く感じますがそれでも十分。

そして自分が今回購入した目的としてはエンタメを出来るだけ大型ディスプレイで楽しみたいため。

YouTubeなど全画面表示した場合に黒帯が発生。とはいえ今まで使ってきたiPad Proと比較すれば黒帯も少なくとよりコンテンツが大きく表示。

また全画面で楽しむのもありですがこのサイズ感があると画面分割をしても小型タブレット2つ分。このディスプレイサイズだからこそ画面分割機能がより効率的という感じもします。

ちなみにアスペクト比が異なるため単純な比較はできませんがiPad Pro12.9インチより20%大きいです。

またS-PenはGalaxy S22 Ultraと同じくレイテンシーが2.9msとなっておりタイムラグを感じず。120Hz表示に対応していることもあり非常に滑らかに表示され素人では十分なほど快適に。

また個人的にタブレットでは初めてとなる光学式指紋センサーを搭載しており顔認証にも対応。

外出先で使うことはほぼないと思うので顔認証がメインになると思いますがタブレットで画面内指紋センサーに対応しているのは新鮮味を感じ認証速度も反応も顔認証にしろ指紋認証にしろストレスなく使えるのがいい。

また何よりロック解除後に一度スワイプせずにホーム画面を開くことができるのがタブレットでは久しぶりの感覚です。

発熱が全然しない。

そして今回購入したのは韓国版でRAN12GB/ROM256GBの標準モデルでSoCはSnapdragon 8 Gen 1。

最初は最上位モデルのRAM16GB/ROM512GBモデルを購入しようか考えましたがいくら画面分割機能を使うとしてもRAM16GBまで必要なのか。またSDカードスロットがあるので本体のストレージは256GBで十分に感じ逆にベースモデルだとRAM8GBがちょっと不安という感じでベースモデルを選択。

自分にとって初のSnapdragon 8 Gen 1搭載機種でとりあえずベンチマークを2回連続回してみました。なぜか安定せずベンチマーク1回目は進捗が50%あたりでアプリがクラッシュしたという感じです。

その後に2回連続で回してみました。自分の記事を見て下さっている方なら2回に違和感があるかもしれません。いつもなら3回連続で回すのに今回はなぜ2回だったのか。その理由としては全然発熱しないから。

いつも連続でベンチマークを回すのは負荷をかけて内部温度がどの程度上がるかをみるため。

2回目に関しては開始時と終了時の温度が一緒で途中も全く温度が変わってないです。

初期設定でアプリなどのインストールなどが終わっていない状態と端末に負荷がかかっている状態でもベンチマーク程度の負荷で発熱せず実際に本体を触っても発熱を感じることはほぼないです。

この大画面で直接手に持ってゲームをやるユーザーがどの程度いるのか不明ですがタイトルによってはコントローラを接続すればかなり快適にプレイできるのではないかなと思います。

少なくともSnapdragon 8 Gen 1を搭載している以上スマホアプリであれば十分に動くと思います。

またバッテリー容量は1万1200mAhとかなり大型のバッテリーを搭載しており充電速度は最大45W。あくまでも開封から短期間使った印象としては最適化が全く進んでいない状態でもそこまで悪くない。

開封時点で電池残量が68%でその後初期設定やらスピーカーテストにベンチマークをしたりして1時間弱は触っていましたが10%程度しか減らなかったので開封時点での印象は悪くないです。

今後最適化が進めば電池持ちもより安定する可能性。自分はタブレットを1日中触ることはなく使ってもYouTubeやKindleなどコンテンツの消費なので十分な電池持ちにも感じます。

ただこれがクリエイティブな使い方をしたい人にとってはまた印象が変わってくるかもしれません。そして自分が今回購入した目的が動画などエンタメを楽しむためであり気になっていたのがスピーカー。

スピーカーテストをしたところGalaxyらしく音量は大きめ。音質に関してもはっきりしている感じですがこの筐体サイズを活かしたスピーカーを搭載しているかと言ったらそんなことがなく思っていたより普通という感じです。

自分の使い方では十分ですがもうちょっと何か欲しかったようにも感じてしまいます。

自分はあまり恩恵を受けないカメラ。

最後にカメラですがこれだけの大型タブレットを写真やビデオ撮影のために使う人はあまりいない。リアカメラに関しては12MP+6MPのデュアルレンズですが記録用としては十分な画質。

一方でテレワークなどビジネス用途をより強化するためにインカメラは12MP+12MPのデュアルレンズを搭載。一つは最大120度の超広角仕様。かなり広角のため複数人同時にフレーム内に収めることが可能。

またAIを駆使してオートリフレーム機能に対応しており被写体が動いてもフォーカスが追従。さらに2人目がフレームに入ってきても自動的に判断してズームインやズームアウトをしてくれます。

一人はもちろん複数人での同時使用も想定された作りとなっています。Galaxy Tab S8 Ultraで撮影した動画の音声は十分にクリアな音声で撮影できていることを確認できます。

自分はビジネス用途で使うことはあまりないですがLINEなどのビデオ通話などでも活躍できそうです。今回購入しませんでしたがキーボード付きのブックカバーをしっかりと用意していること。

さらにインカメラの強化などを考えるとビジネス用としてパソコンの代わりに使って欲しい可能性。

ただ純正のブックカバーは購入してみました。

この俯瞰撮影だとデカすぎてちゃんと映らないです。

質感も悪くなくさらに角度も2段階調整が可能。ただ純正ケースをつけるとかなり重く感じます。

自宅ではクリアケースとスタンドの組み合わせの方が個人的には使いやすいかなという印象です。

外出の際にはディスプレイ側もしっかり保護したいので純正ケースとの組み合わせがいいかも。

まとめ。

今回はGalaxy Tab S8 Ultraの韓国版を購入したので開封レビューをしてみました。まだまだ全然触れていないので今後しっかりと試したいと思います。一方で国内発売に関して大手メディアの実機レポを見る限りGalaxy Tab S8+のみが発売されるのかもしれません。

アメリカで見れば唯一予約停止にならなかったモデルが国内で発売なのかと思うとなんか残念。

とはいえ安いタブレットであればまだ選択肢がありますがハイエンドタブレットになると選択肢がないので国内で発売される可能性があるのは単純に嬉しいところ。

Galaxy Tab S8 Ultraの国内モデルが発売されれば乗り換えるかもしれません。

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