Galaxy S22が各地で品切れ続出。その理由の人気はNoteの復活

2月25日よりアメリカや韓国でGalaxy S22シリーズがいよいよ発売に。またアメリカで予約状況は史上最高。さらに韓国ではGalaxy S8シリーズが樹立した記録を更新しておりGalaxy Sシリーズで最速で100万台売れた機種となっています。

今回9To5Googleによると、Galaxy S22シリーズが売れている理由について言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

Galaxy S22が好調な理由。

ここ数年のGalaxy Sシリーズの売上はかなり不調で、Galaxy S21シリーズの時はその深刻さからもSamsungの内部監査が入ったと言われているくらいです。ただ一転してGalaxy S22シリーズは絶好調という感じ。

今回の情報によると、Galaxy S22シリーズの予約件数はGalaxy S21シリーズの2倍としており、その内60%はGalaxy S22 Ultraに集中しているとしています。もともと予約開始直後は最上位モデルや大容量モデルに集中しやすいですがちょっとそれだけじゃない可能性も。

同サイトによればかなり人気が高かったGalaxy Note9のアップデートサポート期間が終了するこのタイミングでGalaxy S22シリーズの数字を見ても特段驚きがないとしています。

つまり最新モデルがなかなか登場しなくて行き場を失っていた歴代Galaxy NoteシリーズのユーザーのニーズをGalaxy S22 Ultraが見事集めたという感じなのかもしれません。

となると来年でアップデートサポート期間が終了するGalaxy S10シリーズに買い替えサイクルと近年のGalaxy Noteの中では最も好調だったとされているGalaxy Note10シリーズのユーザーも重なり、来年登場するGalaxy S23 Ultraはさらに勢いが増す可能性もあります。

ラインナップの整理と販売不振からも廃止されたとされているGalaxy Noteですがそれでも年間1000万台は売れていた機種。そう考えるとこれらユーザーのニーズを汲み取るだけでもGalaxy Sシリーズの売上をしっかり伸ばすことができるのかもしれません。

Galaxy Tab S8 Ultraも好調。

またアメリカ市場では想定以上の売れ行きで一時期予約受付停止。そして韓国では約3週間待ちとなっているGalaxy Tab S8 Ultraですが、今回の情報によるとGalaxy Tab S8シリーズの中での予約件数は半数にも及ぶとしています。

ちなみにGalaxy Tab S8 Ultraの予約件数だけで、Galaxy Tab S7シリーズの2倍に及ぶとしています。またSamsungは世界各地で完売していることを明らかにしています。

生産体制に問題を抱えているとされている中、Galaxy S22シリーズとGalaxy Tab S8シリーズは今後どれだけ売上を伸ばすことができるのか気になるところです。