折りたたみ式機種のシェア拡大やAndroidタブレットのラインナップ拡大など、今後大型ディスプレイを搭載した機種への最適化がGoogleの課題の一つとなっており、そのために開発されているのがAndroid12L。
Googleは今年の後半までに正式発表する可能性があると予測されているGoogle Pixel NotePadでも搭載されると予測されています。今回9To5Googleによると、Android12Lの最終β版が3月に配信されると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
Pixel 6シリーズがインストール出来ない。
12月のアップデートに関しては深刻な不具合が見つかったことからも一時期配信停止。配信が再開したのが1月中旬と大幅に遅れましたが2月のアップデートに関しては遅れた影響を受けることなくいつも通りのタイミングで配信開始。
またそのアップデートの詳細は不明ですが、2月中旬にはPixel 6シリーズ向けに2月2回目のアップデートが配信されています。そして今回の情報によるとPixel 6シリーズに最新のアップデートを適用している場合Android12L/β版が適用できないとしています。
ただ今回の情報によるとAndroid12L/β3より2月の最新のアップデートに包括されているセキュリティパッチの方が新しいため意図的に制限されているとしています。
ただβプログラムに登録できないわけではなく単純にOTAが表示されないだけとしています。Android12Lを優先的に考えている人は今更感がありますが注意が必要です。
3月に最後のβ版の配信開始。
また今回Pixel 6シリーズへAndroid12Lのβ版がインストールできないことに対してGoogleは以下のようにコメントしています。
最新の2月のビルドSQ1D.220205.004にあるPixel6またはPixel6 Proを登録している場合、12L Beta 3のアップデートは届きませんが、代わりに3月に次のベータビルドリリースが届きます。
現在配信されているβ3が最後のβ版で次のアップデートが本配信になるとされていましたが今回の情報からももう一度β版の配信があることが判明。おそらくこれはAndroid12LのRC版である可能性があるとしています。
少なくともAndroid13のβ版が4月には開始するとされている中、何も問題がなければAndroid12Lは3月中に本配信が開始すると思われます。今後対象機種が拡大していくことに期待です。