個人的に今年Googleが発表する可能性がある機種の中で最も気になるのが折りたたみ式機種であるGoogle Pixel NotePad。当初はGalaxy Z Fold 3と似ていると予測されていましたが、リークしたアニメーションからもアスペクト比が大きく異なる可能性。
さらにGalaxy Z Fold 3よりもかなり安くなる可能性があると予測されており、今年の後半に登場とされています。今回9To5GoogleによるとGoogleはいよいよAndroid12Lの本配信を開始したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
Android12Lが配信開始。
大画面を搭載した機種が増えてきたことからもGoogleはスマホはもちろんタブレットや折りたたみ式によりAndroidを最適化するために開発されたのがAndroid 12L。昨年の10月下旬に正式発表されようやく本配信が開始しました。
上記の画像からもタスクバーを表示することが可能で、最大6つのアプリを表示することが可能。
タスクバーから任意のアプリをドラッグアンドドロップして分割画面モードに入ることができるので、一度に2つのことを実行できます。ニュースをスキャンしながらYouTube動画を視聴したり、Googleマップでその場所を表示しながらChromeブラウザで今後の旅行の宿泊施設を検索したりできます。
タスクバーに表示するアプリはユーザーが任意でカスタマイズ可能のためよく使うアプリを表示しておくことで画面分割機能などへの切り替えもかなりシームレスになります。
またグリットビューにおいうてロック画面で表示できる通知は2列のレイアウトに変更。これは通知を表示してスワイプするためのスペースを増やすことが目的だとしています。
新しいデバイスをセットアップするときに、2列のレイアウトでより多くの情報を表示することもできます。また、各セクションに出入りすることなく、設定の機能を変更できます。デバイスの壁紙を変更しようとしているとしましょう。ナビゲーションパネルから[壁紙とスタイル]を選択し、側面を選択して、すべて1つのビューで表示します。
多くのタブレットや折りたたみ式機種はスマホ表示を拡大しただけという感じで、あとメーカーごとのカスタマイズによる。ただAndroid12Lが公開されたことで今後OS標準になるのはありがたい。
本格的な対象機種の登場は今年の後半。
ただ懸念されていた通り対象機種が本配信開始時点でかなり限定的。少なくともSamsungやLenovoなどは今年の後半から利用可能としており、実際に使えるようになるのはあと3ヶ月以上先になるかもしれません。
ちなみにPixel 3aシリーズ以降のPixelは対象機種となっていますが、スマホなのでそこまでの恩恵はありません。また今回の情報によると、GoogleはAndroid13以降で大画面機種を最大限に活用できるようにするための機能をさらに追加することを明らかに。
そのため今後Android13などの開発進捗に合わせてAndroid12Lもアップデートで新機能が追加されていくと思います。ただ何より身近に使えるようになるのはまだ先なのが残念です。