発売前から話題となっていましたがGalaxy S22 Ultraの45W問題。直近ではGOSによるパフォーマンス制限が話題となっており、Samsungもアップデートで対応している真っ最中になります。
充電問題は正直話題になっていませんでしたが今回Android AuthorityがGalaxy S22 Ultraの充電速度テストの結果を公開していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
充電速度のテスト結果。
GSM Arenaが公開したバッテリーテストにおいてGalaxy S22 Ultraの充電速度は45Wの純正で充電しても25Wでの純正で充電しても充電時間にほとんど差がないためわざわざ45Wの純正充電器を購入する必要はないと結論づけていました。
ただ一方でこの当時Android Authorityが簡易的なレビューにおいて充電時間に違いがあるとしていましたが今回同サイトがテスト結果を公開。
充電器 | 充電時間 |
45W USB Power Delivery PPS | 62分 |
25W USB Power Delivery PPS | 69分 |
18W USB Power Delivery | 91分 |
Qualcomm Quick Charge | 92分 |
Samsung Adaptive Fast Charge | 98分 |
少なくともGalaxy S22 Ultraを最大速度で充電するには45Wの出/PPSに対応していることが必要になります。ただ今回のテスト結果を見ると25Wと比較した場合7分の僅かな違いしかありません。
GSM Arenaの指摘通り45Wの充電器をわざわざ購入する必要はないように感じます。
最高速度での充電時間。
また充電時間に合わせて上記のグラフからもどの程度のW数でどの程度の時間充電しているかも合わせてテスト結果を公開しています。バッテリーへの負荷を考えると電池残量が増えるにつれて充電速度が遅くなるのは妥当とも言えます。
ただ問題となってくるのは最大速度でどの程度の時間充電できるのか。今回の結果を確認すると45Wの場合は1分程度。そして25Wの場合は3分程度であることを確認できます。
なのでほとんど最高速度で充電することがないことになります。ちなみに充電速度が遅いと散々批判されたいたPixel 6シリーズでも電池残量が50%になるまでは最高速度で充電しています。
今回のテスト結果が絶対ではありませんが、少なくとも45Wの充電器を購入しなくても25Wで十分ということになります。特にSamsung純正の45Wは高価なので45Wの充電器を購入するとしてもサードパーティ製でPPSに対応していれば十分に感じます。