Googleは3月のセキュリティパッチを包括したアップデートとFeature DropをPixel 3aからPixel 5aまでに配信を開始しており、一方でPixel 6シリーズに対してはは記事執筆時点では配信されておらず月末までには配信予定となっています。
2月のアップデートで大型のバグや不具合は修正されたものの全くないわけではなく3月のアップデートでどの程度修正されるのか気になるところ。今回Phone ArenaによるとAndroid12QPR3β1では多数のバグや不具合が修正されていると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
多数のバグの修正。
先日にGoogleはAndroid12Lの本配信を開始。さらに6月に配信予定となっている次期Feature Dropのプレビュー版であるAndroid12QPR3β1の配信を開始。ちなみにPixel 6シリーズは3月のアップデートが配信されていませんがAndroid12QPR3β1にアップデートすることは可能です。
そして今回の情報によると、Android12QPR3β1にアップデートした一部のPixel 6シリーズユーザーから待望していた多数のバグが修正されていることが判明したとしています。
逆にいえば今月末までに配信予定となっている3月のアップデートで多数のバグなどが修正される可能性があることに。直近で判明している一番のバグはWi-Fiに接続できないこと。
これだけを聞くととりあえず3月末に配信されるまでAndroid12QPR3β1にアップデートして使っていたくなるかもしれませんが、同サイトは当たり前ですが安易な気持ちでβ版に手を出すべきではないとしています。
一度初期化する必要がある。
Googleが仕様を変更していない限りβ版から通常のパブリック版に戻すためには一度初期化される仕様となっています。なので深刻な不具合に悩まされているユーザーにとっては救いになるかもしれませんが3月のアップデートがいざ配信された際に初期化する必要があること。
また当たり前ですがAndroid12QPR3β1にアップデートして3月のアップデートで不具合が改善される部分を先に試すことができますが、β版なので安定しているとはいえず新たな問題が発生する可能性もあります。
そのため安易に手を出すべきではないとしています。ただβ版をよく使っている人からすればいつも通りという感じです。とりあえず多くのユーザーは我慢しつつ3月のアップデートを待つのが一番だと思います。