今後のスマホ市場はやばい?より品薄でかなり高価格化するかも。。

半導体不足は年始の時点では早ければ今年までで来年には少しずつ改善する可能性があるとの予測。ただどの大手メーカーも今年中には改善する可能性はかなり低いと予測しており今後数年続くとの予測もあります。

一方で今回GizChinaによるとロシアの侵攻でさらに半導体不足が深刻化する可能性が出てきたのでまとめたいと思います。

経済制裁と半導体への影響。

今回の記事は執筆時点に基づいた情報で今後戦況次第では変化する可能性があるのでご了承下さい。個人的にはどの理由があれ戦争が発生したのは残念ですが正直そこまで影響を感じていませんでした。

ロシアに対しては欧米が中心に経済制裁を行っており例えばAppleや自社製品とサービスの停止。またSamsungやSonyもロシアにおいて販売を停止。ただこれは経済制裁という感じではなく例えば韓国からロシアへ製造した製品を輸送する手段がない。

地政学的な理由からの販売停止だと思われます。ちなみにロシアにおいてシェア1位はSamsungでSamsung全体で見ればロシアでの収益は4%程度。

メーカーからすれば販売停止になることで売上/利益が減少するため痛いところですがスマホ市場全体で見ればそこまでの影響がないと思っていましたが実際にはそんなことはない。

今回の情報によるとウクライナにおいて戦況の悪化から2つのサプライヤーが生産停止したとの情報。この2つのサプライヤーが扱っているのがネオンガス。ちなみにネオンガスは半導体を製造する際に使用されるレーザーに必要不可欠。

そして問題なのがこの2つの企業のシェアが最大で54%。すごくざっくりと言ってしまえば半導体製造に必要なネオンガスの製造の半分が止まったことに。

ちなみにそのうちの一社であるIngasは3ヶ月はそのまま生産停止でもどうにかなるとしています。ただそれ以上長引くと倒産する可能性が出てきます。またIngasは韓国や台湾やアメリカなどに出荷。

出荷したうちの70%近くは半導体用とされており今回の生産停止はかなり深刻な問題になると思います。ただ逆にこの2社のサプライヤーが生産できなくなってもシェアで見れば50%近くは別の国にある。

なら残りの50%のサプライヤーが頑張れはいいじゃんと思いますが製造量を増やすにも最低で9ヶ月から2年近くかかるとされておりすぐに現状を改善できないと可能性が高いとされています。

今まで発生していた半導体不足はコロナの影響でサプライヤーの生産効率に影響が発生。さらにテレワークの普及など今まで以上に半導体を必要とする製品のニーズが増加したため結果生産が追いつかない状況に。

極端にいえば生産効率の改善や生産施設の拡大で改善できた可能性。ただ今後発生する半導体不足は原材料の不足が原因になるため今までより変な話たちが悪いです。

今まではSamsungやTSMCが頑張れば良かっただけですが今後は原材料の問題になるためTSMCなどでも限界があります。

この手の知識は全くなく今回の情報でも言及がないですがTSMCやSamsungがあとどの程度のネオンガスの在庫を持っておりどの程度の期間持つのか。在庫量が多ければウクライナ以外のサプライヤーと調節することでいきなり深刻な状況になりにくい。

ただ在庫状況もあまりないとなると半導体自体が作れなくなるのでさらに半導体不足になります。

最新のSoCに固執しなくなる?

AppleやIntelはせめて自社分の半導体を確保するためにTSMCに莫大な金を払って確保。またTSMCも当初の想定以上に新しい半導体の生産効率がよく第2四半期に発表されるかもしれないSnapdragon 8 Gen 1+ 。

さらに次の段階となる3nmプロセスルールを採用した新しいSoCの試験生産も歩留まり率も基準を満たしていることからこのままいけばA16 Bionicでは3nmが採用されるとの話もあります。

ただこれは今回の情報前の話でありTSMCがどんなに生産効率が良くても原材料がなければ作れない。

またAppleとIntelからの発注が莫大とされている中QualcommがSamsungの歩留まり率の厳しさからTSMCと新たなに契約したとされていますが優先度はAppleやIntelだと思うのでSnapdragon 8 Gen 1も今後まもとに生産されるか不明。

一部情報でApple関連の情報に精通しているアナリストはiPhone 14シリーズのSoCに言及。

上位モデルであるiPhone 14 Proシリーズは順当にA16 Bionicを搭載すると予測していますが標準モデルであるiPhone 14とiPhone 14 Maxに関しては現行モデルと同じA15 Bionicを搭載。

半導体含めた原価コストの上昇により値上げ避けるためにSoCを据え置きにするとの判断なのか。それともこのウクライナ情勢が影響してA16 Bionicが十分な在庫を確保できないからなのか理由は現時点で不明です。

ただAppleが主力シリーズで2年連続同じSoCを採用することは今までなかったと思うのでこの情報通りであればかなりイレギュラーな事態ともいえます。ちなみにiPhone 14 Proシリーズはパンチホールデザインの採用で特殊加工によりディスプレイのコスト増加。

さらにメインカメラセンサーの刷新により本体価格は現行モデルより1万円程度値上げとの予測。また標準モデルminiが廃止になりMaxが追加されることでラインナップ全体で見た時に値上げになる可能性が高いとされています。

単純に標準モデルと上位モデルの区別化のためなら分かりやすいのですが単純な話ではなさそう。

またAndroidで見てもQualcommは爆熱で黒歴史になりつつあるSnapdragon888やSnapdragon 8 Gen 1を封印させるためにSnapdragon 8 Gen 1+やSnapdragon 8 Gen 2の開発/生産を急いでいるとされていますが現状を見れば簡単に切り替えられるとも思えない。

可能性としては今後数年は最新SoCに拘るのではなく同じSoCを数年使う可能性も出てきます。過去にSnapdragon810の爆燃問題でメーカーは古いSoCに逃げるということがありましたが仮に推測通りになればイレギュラーな事態に。

今後の戦況次第の面もありますがまだ半導体不足が改善される見通しが立っていない中今回の生産停止なのでかなり深刻です。

仮に今後数ヶ月で生産を開始したとしても不安定であることに違いはないと思うので半導体不足が改善されるまでにはまだまだ時間を要する可能性があります。

小規模メーカーほど厳しい。

ちなみにネオンガスはコロナの影響で原価コストが500%近く高くなっているとされています。さらに今後供給不足になればさらに原価コストが高くなるので半導体の製造コストの増加。

結果製品の値上げに繋がる可能性。各メーカーともコストカットで価格を据え置きできるように頑張っていますが難しくなる可能性。特に影響を受けやすいのは薄利多売である中華スマホ販売台数を稼がないと利益が出ないのに半導体不足でまともに出荷できなくなる可能性。

そうなれば結果利益がとれなくなるため本体価格を高くしてくる可能性があります。もしくはラインナップを限定してくる可能性も。

XiaomiのCEOに関しも半導体不足による原価コストの上昇をユーザーの皆さんに負担してもらう可能性があることを明らかにしているので今後値上げの可能性もあります。また自分が好きなPixelやXperiaなど市場シェアが1%もない。

弱小メーカーは中華メーカーのように大規模な発注ができるわけでもなく優先度が低い。納入数が少ないことに加え規模の経済が使えないため結果値上がりする可能性が高い。

Google Tensorに関してSamsungはQualocommからの大量発注がなくなったため今までよりは在庫が確保しやすいかもしれませんがSonyに関してはSnapdragonなのでキツイ。

本当こういう時は弱小メーカーほどやばいので今後のPixelやXperiaの発売にも影響する可能性大。数を捌けなくなるという面では一緒ですが利益率が高いiPhoneに関してはこのような状況でも強い。

販売台数が減れば当たり前ですが売上も利益も減少しますが中華スマホのように薄利多売ではないため最低限の利益はしっかりと確保できる流れに。

Xperiaに関しても薄利多売ではありませんがAppleと比較するとメーカーの規模も小さければ規模の経済も使えないので厳しいことに違いなし。

まとめ。

今回は半導体不足が今後さらに悪化する可能性が出てきたので簡単にまとめてみました。自分が一番好きなXperiaは昨年の時点でもかなり半導体不足に振り回されていた感じなのに今後最悪の状況になった時に大丈夫なのか心配です。

今年は一般シリーズに集中した方がいいかもしれません。何より半導体不足の影響の中今後どのメーカーが強いのかよりはっきりしそうですよね。また発売から数ヶ月すれば叩き売りが始まる流れですがこの感じだとそもそも入荷しないという流れになり安く購入できるのは今だけかもしれません。

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