一時期は中国市場で勢いを失っていたAppleですが2021年は下半期からシェアを伸ばしており中華メーカーすら手に負えない状況に。その理由として今までAppleは市場ごとで価格を調節することはほとんどなく基本はグローバル市場で統一。
もちろん地域ごとの税率などの問題から変動はありますが、中国市場ではより安く提供することで中国ユーザーの注目を集めることに成功したとされています。
今回Phone ArenaによるとAppleがプレミアムモデル部門で圧倒的なシェアを獲得していることが判明したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
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先日の情報からも2021年/グローバル市場において機種別売上トップ10においてiPhoneが7機種ランクインしていたことが判明。そのためハイエンドモデルの販売に圧倒的に強いことに。
そして今回Counterpoint ResearchによるとAppleはハイエンドモデル部門において前年対比でシェアを拡大していることが判明したとしています。ちなみにメーカーごとの売上高の一部をまとめると以下のようになります。
ハイエンドモデルのみ | 成長率(前年対比) |
Samsung | 6% |
Oppo | 116% |
Vivo | 103% |
順調にハイエンドモデル部分の売り上げが伸びている中、Samsungに関してシェアで見れば下がっておりAppleは伸びている。ちなみにAppleのシェアが60%に達したのは2017年以来としています。
また地域別で確認するとAppleが全ての地域で1位を獲得していることを確認。Androidがベスト10にランクインしていたのは全てエントリーモデルに対してAppleはほとんどがハイエンドモデル。
今に始まったことではありませんがハイエンド部門でAppleは強すぎ。
折りたたみ式機種がより活気づけるかも。
また今回の情報によると年々シェアが拡大している折りたたみ式機種ですが、今後低価格の折りたたみ式機種が充実してくればハイエンド部門のシェアがさらに拡大する可能性があるとしています。
多くのユーザーにとっては少しでも安い方がいい。ただ高い機種ほど面白い機種が多いのでハイエンド部門が今後拡大して、より面白い端末に登場して欲しいように感じます。
今年は各社メーカーが折りたたみ式機種を出すという段階で、安くなるターンではない。そのため来年以降はより手が届きやすい折りたたみ式機種が登場することで活気づいてほしいように感じます。