評価サイトがテスト結果公開。Androidの王者はDimensity9000に

機種やベンチマークテストをした時の端末の状態にもよりますが一部Snapdragon 8 Gen 1搭載機種はAnTuTuで大台ととなる100万点のスコアを獲得。Galaxy S22 Ultraなども条件がよければ100万点を超えることがあります。

今回GizChinaによると現状でAndroid向けSoCの中で最も優秀なのがDimensity9000であることが判明したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。

Appleが上位を独占。

Android向けのハイエンドSoCと言えば現行世代ではSnapdragon 8 Gen 1にExynos2200にDimensity9000となっており、Dimensity9000のみがTSMCの4nmプロセスルールを採用。それ以外はSamsungの4nmプロセスルールを採用しています。

事前情報からもDimensity9000がベンチマークスコア的にも燃費的にも優秀であることが判明していましたが今回SoCの評価組織であるGeekWanがフラッグシップモデル向けSoCのパフォーマンステストの結果を公開したとしています。

上記の画像からもトップ10の中でAppleのチップが8個ランクインしています。Android向けとしてはDimensity9000が総合で8位でAndroidで見れば1位を獲得していることを確認できます。

A13 BionicやA14 Bionicよりは優秀であることを確認できますが、A12Xなど派生モデルには負けているのはちょっと何とも。そして何よりDimensity9000がSnapdragon 8 Gen 1より優秀であることが改めて証明されたことになります。

スコアが優秀であることはもちろん熱制御も優秀だとされており、その結果燃費もいいとされています。これでDimensity9000の方が原価が安いとなるとユーザーからすればDimensity9000を搭載して欲しいと思っちゃいますよね。。

Snapdragon 8 Gen 1+に期待。

ただ先日の情報からも5月に正式発表される可能性があるSnapdragon 8 Gen 1+。Dimensity9000と同じくTSMCの4nmプロセスルールを採用し、サプライヤーもTSMCとなり条件は似てきます。

なのでSnapdragon 8 Gen 1+はSnapdragon8 Gen 1と比較してベンチマークや消費電力効率が大きく改善される可能性もあります。ここでDimensity9000にどこまで食らいつくことができるのか非常に楽しみです。

あと今回のテスト結果でより優秀なSoCを搭載している機種を使いたいと思うかもしれませんが、最近のSoCはオーバースペックであり最新のSoCを使っても日常使いでその良さを実感することが難しくなってきています。

ゲームをやりたい人であればハイエンド向けの中から選べばいい。ただ日常使いであればSoCよりリフレッシュレートなどの方が分かりやすく使いやすいかもしれません。

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文章で伝えられない魅力を

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