Googleは5月11日よりGoogle I/Oを開催することを明らかにしており、この基調講演ではAndroid13の発表が中心になると思われます。一方でGoogleはAndroid13の開発者向けプレビュー版の公開が例年より早い。
このまま順調にいけば8月頃にはPixelシリーズを中心に本配信が開始する可能性があります。今回GizChinaがAndroidのバージョン別シェアについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
Android11が頑張っている。
今回の情報によると調査会社であるUptodownがAndroid12のバージョン別シェアの調査結果を公開したとしており、上記の画像からも現時点で最もシェアを拡大を獲得しているのがAndroid11であることを確認することができます。
ただAndroid11に関してシェア拡大に苦労したとしており、2021年当時Android10が25%近くのシェアを獲得している中、Android11がそれ以上のシェアを獲得するにはAndroid10以上の期間を要したとしています。
一方で最新であるAndroid12のシェアは2.6%。めちゃくちゃシェアが低いように感じますがこれはいつものことであり、今後Android11のシェアを抜くのにどれだけの期間を要するのかの方が重要にも感じます。
アップデートサポート期間の改善へ。
今回の調査結果はトップ5のバージョンに言及していますが、このトップ5を合計してもシェアは100%になりません。つまりこれより古いバージョンを使っているユーザーも2割近くいることになります。
GoogleはAndroidのアップデートサポート期間の拡張。さらに拡張しやすくするためのシステム作りやQualcommとの共同で尽力していますがそれでもまだ不十分と言えます。
何よりGoogleがどんなに努力しても結局アップデートはメーカーの判断によるもの。最新OSが少しでも早く浸透するにシェアを拡大できるようにすることはもちろん、セキュリティパッチ含めAndroid全体のセキュリティが今後改善することに期待したいところです。