思っていたより全然いい。AQUOS R7が絶対欲しい4つの理由と不安

半導体不足が深刻化しているとはいえ中華メーカーは新製品を発表するタイミングがどんどん前倒し。一方でスマホ市場でシェアが低いSonyやGoogleは5月に新製品を発表とマイペースな印象。

XperiaやPixelの新製品は国内発売に期待できる中本日SHARPがAQUOS R7を正式発表。昨年から尖り始めたAQUOS Rの最新機種であるAQUOS R7が欲しい理由をまとめたいと思います。

欲しくなる理由。

昨年発売されたAQUOS R6はスマホとして初となる1インチの大型センサーに加えシングルカメラ構成。さらに可変式120Hz表示に最大2000nitsのディスプレイ輝度などスペック面は尖りまくり。

ただ発売当初はソフトが微妙すぎて自分に合わないと判断してすぐに売却してしまいましたがその後アップデートで丁寧に改善。今年こそは完成度の高さを期待していましたが魅力的な存在に。

今回はAQUOS R7が個人的に欲しくなる理由について確認したいと思います。

より洗練されたデザイン。

まず一つ目はデザインです。記事執筆時点では公式HPなどでは本体サイズを確認することができませんがおそらく重量級。前モデルが207gであったこと。またディスプレイサイズが同じであることからも同程度の重さになる可能性。

サイドフレームにアルミを採用しておりフラット形状となっていることからも非常にスッキリ。またカラバリに関してもマット仕上げに近い質感に見えオンラインショップ限定カラバリとしてシルバーもラインナップ。

ブラックがかっこいいですがXperia 5Ⅲで個人的にハマっているフロストシルバーの影響から他のメーカーとはいえシルバーが出てくるならシルバーが欲しい。

ただブラックの質感もかなり面白そうな感じになっているのでどちらにするか悩ましいです。また好みの問題だと思いますが前モデルのカメラデザインは個人的には好きではありませんでした。

ただAQUOS R7に関してはよりシンプルなデザインとなっておりかなり洗練されたように感じます。世代を重ねるごとにデザインが洗練されており個人的にはようやく安っぽさがなくなった印象。

もちろん実機を見たら印象が変わるかもしれませんが少なくとも公式画像ではかなりいい感じ。何よりカメラが特徴でありながらもカメラを変に誇張していないからこそすっきりしている印象。

Edgeスタイルの廃止。

次に2つ目としてディスプレイです。スペックで見るとディスプレイサイズは6.6インチの有機EL。最大輝度は2000nitsでブラックフレームを挟むことで最大240Hzのリフレッシュレートに対応。

またDolby visionに対応などしっかりと進化していますが個人的に嬉しいのがフラットディスプレイ。前モデルはパンチホールを採用していることもありフロント部分はGalaxy Noteにそっくり。

またEdgeスタイルはデザイン部分ではいいのかもしれませんが片手操作の際に誤反応が発生する。そのため個人的に実用性は低いと思っていましたが完全なフラットディスプレイかは確認できませんが少なくともEdgeディスプレイは採用せず。

また前モデルから継承して3D Sonicを採用。画面内指紋センサーに加えEdgeスタイルだとアクセサリーとの相性が出てきますがこれがフラットディスプレイになっただけでもアクセサリー選びがかなりしやすくなります。

前モデルの時点で指紋認証は抜群に使いやすかったのでおそらくガラスフィルムでも大丈夫かも。

ディスプレイ自体のスペックに不安はなく何よりEdgeスタイルを採用しているかどうかだったので今回フラットディスプレイに戻ったことで例え横幅があったとしても片手操作する際に誤反応が起きてイライラするということはかなり減るのでユーザビリティが大幅に改善する可能性。

ポートレートモードの進化。

そして3つ目としてカメラですがスペック的に進化していたとしても実際に使ってみないと分からない。1インチとセンサーサイズは前モデルと同じですが画素数が47MPに強化されておりQuad Bayer Codingに対応。

またナノオーダー低反射処理により前モデル対比で60%の反射低減にAF速度は2倍と高速化。これだけだと個人的にはあまり興味が惹かれませんが気になるのがポートレートモード専用センサー。

被写体をより正確に認識するために搭載されており前モデルのレーザーオートフォーカスは搭載しているメリットをそこまで感じていませんでしたが今度はどうなるのか非常に気になります。

前モデルはかなり癖が強くXperiaのようにマニュアル撮影にフォーカスしているわけでもない。けどオート撮影よりはマニュアル撮影のほうが面白い写真が撮影できるとちょっと中途半端。

今回はカメラのUIを含めて改善。さらにRAW撮影にも対応したことでライカ監修の良さをオート撮影でも楽しみつつマニュアル撮影もより楽しめるようになっているかと期待できます。

電池持ちの改善。

そして4つ目として電池持ちにちょっと期待です。昨年上半期に発表された機種の中ではGalaxy S21 UltraやXperia 1Ⅲと比較してもAQUOS R6の電池持ちはかなり安定していました。

バッテリー容量自体は5000mAhとなっていますがSnapdragon 8 Gen 1を搭載したことで発熱や電池持ちは多少改善した可能性。少なくともSnapdragon888よりはマシだと思います。

ただ一方でこれからの時期外気温が高くなる中どこまで発熱/放熱対策が強化されているか気になる。AQUOS R6の時はソフトでかなり敏感に制御している感じでしたが一定のラインを超えるとものすごく不安定になる印象。

ここがどこまで改善できているのか気になるところです。また非対応だと地味に不便なワイヤレス充電ですがAQUOS R7ではようやく対応した感じです。

Snapdragon 8 Gen 1を搭載しているため発熱に関しては正直期待できませんが電池持ちに関してはGalaxy S22 Ultraがめちゃくちゃいいという感じではないので夏モデルの中でも優秀かも。

実際に使ってみないと分からない部分でもありますが期待できる要素がある感じです。ちなみにストレージが256GBに増強されているのが地味に嬉しくSDカードにももちろん対応。

不安点ももちろんある。

個人的には欲しいという気持ちもありますがもちろんスペックをみるだけで不安な部分もあります。

まず一つ目としてはカメラでポートレートモード用のセンサーを搭載して被写体の認識精度が改善したとしても1インチという大型センサーを搭載していることに違いはなく最短撮影距離が改善されているのかされていないのか不明。

発表イベントをみる限りだと人物の撮影にフォーカス。そのため被写体がある程度大きければ困らないかもしれませんが被写体が小さくなる場合は不明。

通常の撮影に関しては従来は14cmから16cmまで離れる必要があったが今回は12cmに改善。少なくともQRコードなどは問題なく読み込むことができるとしていますがポートレートは別の話。

個人的にはポートレートモードでどれだけ最短撮影距離が改善しているのか非常に気になります。またオートフォーカス速度が改善してもシャッターボタンを押してから保存されるまでのタイムラグ。

これがあると結局シャッターチャンスを逃しかねないのでタイムラグも気になりるところです。

個人的な使い方ではポートレートモード撮影時における最短撮影距離とシャッターボタンを押してから保存されるまでのタイムラグでカメラの使いやすさの印象が大きく変わるので気になります。

そしてスピーカーが強化されており新設計のスピーカーでAQUOS R6対比で1.5倍と低音から高音まで幅広い表現が可能。さらにBOX構造の採用で左右のスピーカーを独立させることでステレオサウンドを楽しめるとしていますがAQUOS R6の時点でスピーカーはかなり残念な感じ。

またBOX構造ならそこまで心配する必要がないのかもしれませんが本体への共振も気になります。個人的には共振はあまり気になりませんがスピーカーの音質や音量はかなり不安という感じです。

発売時期と価格。

記事執筆時点でdocomoとSoftBankが取り扱い予定で具体的な発売は不明で7月以降の発売にDocomoオンラインショップのみシルバーを扱う予定となっており現時点で価格に関しては不明。

AQUOS R6の時は12万円程度だったので今回もこれくらいの価格になればかなり強い印象です。スペック的には毎年ワクワクさせてくれますが問題なのが完成度でこれは使ってみないと分からない。

ただ個人的にはスペックでみてもAQUOS R6で不満に思っていた部分がしっかり改善されていると期待できるので購入して試したいと思ったので記事にまとめてみました

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文章で伝えられない魅力を

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