ちょっと辛口。Xparia 1Ⅳの価格19万円は本当に高いのか?

記事執筆時点でSoftBankがXperia 1Ⅳの本体価格を発表していませんがau版を参考にすると前モデル対比で約1万4000円の値上げとなっておりSoftBank版は20万円を超える可能性。

また自分の解釈ミスだと申し訳ないのですがSoftBankはオンラインショップ限定の発売になる可能性。となれば仕入れ数もさらに限定的で原価がより嵩み高くなっている可能性もあります。

今回Xperia 1Ⅳの19万円という価格が高いのか簡単にまとめたいと思います。

価格の設定方法の変更。

今回の記事は主観に基づいてまとめているので予めご了承下さい。記事執筆時点でXperia 1Ⅳが発売されておらずじっくり使えているわけでもないのでコスパを判断することは出来ません。

なので今回の記事でコスパに言及するつもりはありません。まず19万円という金額で見れば高いです。Xperia 1が約10万円であったことを考えると約3年で2倍近くの価格設定になっています。

ただ注意点としてはキャリアの販売価格であること。2019年に分離プランに移行してからdocomoは自社の利益を抑えて一括価格を抑えめに。ただ分割支払いの場合は他のキャリアより割高に。

プランは毎年のように進化しており基本的には2年使ったら端末を返却する流れですがXperia 1Ⅳが対象となっているいつでもカエドキプログラムは従来のプログラムと異なり残価型。

従来は単純に本体価格を36回で割って端末を2年で返却することで残り12回分が免除に。ただいつでもカエドキプログラムは端末ごとに設定されている残価が異なり従来のように均等ではない。

なので残価設定の価格が従来のプログラムより高いというようにも感じますがキャリアが利益を出すために本体価格も割高に設定する傾向。

Xperia 1Ⅲではdocomo版が約15万円でSoftBank版が約19万円と価格差が話題になりましたがこれはdocomoが一括価格を抑えていたため。

ただXperia 1Ⅳではプログラム利用前提の価格設定を優先したため今まで他のキャリアと比較して安かった分15万円から19万円に上がったことで余計に高く感じると思います。

ちなみに競合他社の機種と比較するとGalaxy S22 Ultraが18万3744円でiPhone 13 Pro Maxは18万2160円と金額的に見れば一番高いですがライバル機種も18万円オーバー。

なのでXperia 1Ⅳ単体で見れば高いですがライバル機種も結局同程度のコストが必要になります。

ちょっと話がそれますが先日発表されたAQUOS R7。AQUOS R6の時はdocomo版が約11万円でSoftBank版が約13万円。この価格差はざっくり言えばプログラム前提の価格設定かどうか。

AQUOS R7ではプログラム利用前提の価格設定になる可能性があるため価格が据え置きだとしても最低で13万円は見た方がいい。ただこれで値上げになってくると14万円くらいは見た方がいいです。

結局キャリアは端末の販売でも利益を確保する。さらに全体の9割の人が分割で購入することからも利益を確保するとすれば分割購入のユーザーからという流れなのでどうしても割高の傾向になりがち。

なので価格を判断するとするなら直販モデルの方でXperia 1Ⅳの価格設定がどうなるのか。

Xperia 1Ⅲの時は最も安いdocomoとの価格差が5000円程度でしたがミリ波非対応という感じ。ただDual SIM対応にストレージが2倍だったのでトントンという感じだったと思います。

グローバルモデルでみるとヨーロッパは約1万4000円の値上げでauに関しても同じ感じ。

なのでXperia 1Ⅲ/直販モデルの発売当初の価格が15万9500円なので単純に見ればXperia 1Ⅳの直販モデルの価格は17万4000円前後とキャリアモデルよりは安くなる可能性が十分にありえます。

ドルベースで原材料など製造コストが計算されているため原材料のコスト増加による値上げさらに円安を考えると値上げは避けられないですがキャリアモデルまでの価格までにはならないかも。

ターゲット層。

そしてここからは辛口目になりますがXperia 1Ⅳはどんなユーザーがターゲットになるのか。まずXperia 1以前のモデルを使用しているユーザーが最新のXperiaに機種変更する場合に候補と上がってくるのはXperia 5シリーズ。

もしくはXperia 10シリーズという感じになります。現時点でXperia 5Ⅳがいつ正式発表されるのか不明なので候補に上がるのはXperia 5Ⅲ。先日体験会に参加させて頂いた時に話を聞かせて頂きましたが販売台数は価格が安い順だとしています。

妥当な流れと言えば妥当ですがXperia 5シリーズとXperia 10シリーズでは売上に大きな差がない。

例えばXperia XZ1やXperia XZ2など歴代レギュラーフラッグシップモデルを使っていたユーザーでXperia 10シリーズだとスペックに物足りなさを感じる方の多くがXperia 5を選ぶとしています。

逆に言えば多くのユーザーにとってXperia 5シリーズかXperia 10シリーズを選べば満足できる。

一方でXperia 1シリーズを選ぶユーザーは最上位に拘りがあるユーザーでXperia XZ premiumやXperia XZ2 premiumなど歴代premiumモデルのユーザーの一部が選ぶ感じです。

Xperiaという時点で万人がターゲットではない。その中でXperia 1シリーズはさらに限定的。なのでこの価格帯で誰が買うの?とコメントがつきますがほとんどの人がターゲットじゃないです。

またXperia 1シリーズはSonyがやりたいことを強く反映させたモデルであり価格を意識していない。

拘りを詰め込めば詰め込むほど高価になりますがそれでもSonyとしては欲しい人に欲しいと思ってもらえる人に購入してもらえればいいのでSonyの軸は全くぶれていません。

一方で開発するのが難しいとしていたのがXperia 5シリーズでXperia 1シリーズと全く同じスペックではありませんが基本はXperia 1で採用した技術をより小さな筐体に詰め込む必要がある。

コンパクトモデルの方が安いためイメージがないかもしれませんが基本小型化する方がコストが高くなる傾向にありXperia 5シリーズはさらに電池持ちや発熱など安定性も意識する必要。

その上でXperia 1シリーズのように価格を青天井にするわけにもいかないので開発が大変。逆に言えばXperia 5シリーズがXperiaの中でも一番コスパがいいシリーズとも言えます。

なのでXperia 1シリーズが高いどうこうと批判が多いですが文句を言っている人のほとんどはそもそもターゲットになっていないので最初から気にせず新型Xperiaが気になるならXperia 10Ⅳをしっかり調べるなりXperia 5Ⅳの登場を待った方がいいように感じます。

強い拘りはスペックで分かりにくい。

またXperia 1Ⅳはスペック的に見てマイナーアップデートなのに値上がりすぎと思う人は購入することは当たり前ですがおすすめしません。Xperia 1以降オーディオにディスプレイにカメラとSonyの得意分野を伸ばすことにフォーカスしておりそもそもバランスが悪い。

またスマートフォン自体が飽和期に入っていることもありますが以前のように分かりやすい進化がなくSonyが得意としている分野においてそもそもスペックだと進化が非常にわかりにくいです。

4Kに対応しているとはいえどれだけ綺麗なのか分かりにくいしディスプレイ輝度が改善したとはいえ最大900nitsといえスペック的にインパクトがあるわけでも900nitsがどの程度の明るさか多くのユーザーは把握していないと思います。

スピーカーに関しても音質がいいとされていてもどれだけ音質がいいのかなんてスペックだけで見ても分からない。ただSonyはこの分かりくい部分を
着実に強化しており分かりにくいけど拘りが出やすい部分であるとも言えます。

なのでスペックと価格だけを見て進化を感じないと判断する人はスマホにそこまでの拘りがないとも言えます。同じ金額を投資するならGalaxyやiPhoneのようにバランスに優れた機種の方がおすすめです。

また2019年モデル以前のXperiaは万人向けを想定していることからもコンセプトが違います。なので同じXperiaであっても癖が強すぎると認識してもらった方がいいです。

カメラが一番分かりやすい例で大型センサーを搭載しているわけでもなくカメラソフトでの加工も最低限に加えオート撮影ではなくマニュアル撮影が主軸なっており普通の人には使いにくい。

Sonyとしてもデジカメユーザーがセカンドカメラの立ち位置でXperiaのカメラでもカジュアルに撮影できることを想定しておりスマホに求められるカメラの方向に進化していないです。

現実をより忠実に撮影するコンセプトを採用していますが現実をより忠実に撮影するためでもカメラソフトでの補正はやはり重要です。

色味は現実に忠実なので自分はかなり好きですが白飛びもしやすくノイズも乗りやすいなど現実をより忠実に撮影できているかといえば微妙な時もありシャッターボタンを押したらスマホに丸投げできるGalaxyやiPhoneの方が楽です。

少なくともXperia 1Ⅳを見る限り高速オートフォーカスとバースト撮影に注力。また近年の進化を見るとハードの進化よりも専用アプリなど撮影体験を優先した環境づくりを優先。

全画角でほぼ同じできるようになったことからある意味環境部分で集大成の状態に。カメラソフトの進化やハードの進化は来年以降に持ち越しという感じだと思います。

まとめ。

金額的に見れば高いですが多くのユーザーは毎年買い換える訳ではないと思います。さらに一括で購入するユーザーは限定的で多くのユーザーはキャリアの分割購入だと思います。

月額で見ればdocomo版の場合約5000円で日割り計算で170円くらいです。これが高いかどうかで自分は毎日必ず使うものなので高いと思いませんがこれが高いと思うのであれば使用頻度も少ない可能性も高い。

そうなればスマホに強い拘りがある可能性も低くなってくるので価格だけで見てもXperia 1Ⅳのターゲット層ではないと分かりやすい線引きだと思います。

最新情報をチェックしよう!
 data-src=文章で伝えられない魅力を" width="1280" height="720" >

文章で伝えられない魅力を

機種のスピーカーの音質や動画性能など文章だとなかなか伝えにくいことがあります。この伝えにくい部分をYouTubeでぜひご確認ください。

CTR IMG