先日開催されたGoogle I/OにおいてGoogleはPixel 6aとPixel Watchが正式発表されましたが、サプライズとして今年の後半に正式発表予定としてPixel Watchに言及。さらに来年には2023年にはPixel Tabletを発表予定であることを明らかに。
またこのイベントで言及されませんでしたが下半期には折りたたみ式機種としてPixel NotePadが導入される可能性。少なくとも今年の後半にかけてPixelのラインナップはかなり拡充されることになります。
今回The VergeがGoogleのエコシステムについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
エコシステムの開発により注力。
今回の情報によると、Googleの製品管理担当副社長であるSameer Samat氏がタブレットがPixelのエコシステムに対してより一般的にもたらすメリットについて以下のようにコメントしていることが判明したとしています。
消費者の期待も時間とともに変化したと思います。電話は確かに非常に重要ですが、どのエコシステムを購入するか、どのエコシステムを住むかを決定する消費者にとって補完的で重要な他のデバイスフォームファクターがあることも非常に明らかになりつつあります。
言い換えれば製品それぞれが重要というよりはユーザーがどのエコシステムを選ぶか上で様々なカテゴリーの製品が重要な役割をはたすとしています。またユーザーがそのエコシステムに魅力を感じると次にスマホを買い替える時もPixelを選ぶ可能性が高くなります。
Appleが分かりやすい例。
今回の情報によるとAppleのHomePodがエコシステムを優先した分かりやすい例としており、Apple独自のAirPlayが標準だけではなくBluetooth経由でストリーミングが出来るようになればHomePod自体がもっと売れたかもしれいない。
ただあえてAppleのエコシステムでしか機能しないことでユーザーが今後HomePodを使いたいとなった時に必然的にApple製品に縛られます。Googleが今年の後半にかけてラインナップを拡充することで最低限の条件は揃います。
あとはどれだけソフトの方で上手くエコシステムを構築できるかが重要になると思います。