海外サイトによるとGoogle Pixel 6シリーズではバグや不具合が多いこと。さらにアップデートの配信時期が安定しないのはGoogle Tensorを搭載したことでまだ十分なワークフローが確立されていないことである可能性があると推測。
アップデートサポートがPixelの強みですが独自SoCに切り替えたことで支障が出ている可能性。今回Android PoliceがPixelは長期的なサポートのために購入する機種ではないと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
以前は圧倒的だった。
直近を見る限りそのアドバンテージを失いつつあるPixelですが過去を振り返るとAndroid9の本配信は2018年8月で今は強力なライバルであるSamsungですが当時の主力製品であるGalaxy S9に配信が開始されたのは2019年1月。
またこの当時Samsungでさえメジャーアップデートは2回に対してPixelは3回。さらに毎月のセキュリティアップデートと他のメーカーの機種より多くのアップデートを受け取ることができた。
初代Pixelが登場以降他のメーカーよりもアップデートを丁寧に配信をしていたことからPixelはアップデートサポート期間が長いとブランドイメージがついたんだと思います。
良くも悪くも変わっていない。
ただ2019年に入ってSamsungがPixelとのギャップを埋め始め毎月のセキュリティアップデートはよりタイムリーに配信されるようになりました。またメジャーアップデートに関してもAndroid9の時はPixelと5ヶ月のタイムラグ。
それがAndroid10の時は2ヶ月半となり、Android12では1ヶ月程度のタイムラグとなっています。またSamsungは2019年以降に発売された機種はメジャーアップデートが3年にセキュリティパッチが4年。
そして直近で発売されたGalaxy S22シリーズなど一部機種はメジャーアップデートが4回にセキュリティパッチが5年に拡張されており、Pixel 6シリーズでセキュリティアップデートは5年に拡張されましたがメジャーアップデートは従来通り3回のままです。
またもちろんSamsungが下準備をしているということもありますがSamsungがアップデートサポート期間の拡張を発表した際にすでに発表されている既存機種も対象になることが多い。
一方でPixelの場合は最新機種もしくはそれ以降に登場する機種がメインで、既存機種が対応することはほぼなくここも大きな差につながっているように感じます。
少なくとも現状を見る限りではSamsungにアドバンテージがありますが、同サイトによればSamsungの存在はGoogleにとっていい刺激になる可能性があるとしています。
Pixel 7シリーズではアップデートサポート期間がどうなるのか不明ですが、せめてGalaxyの一部対象機種と同じくメジャーアップデート4回には対応して欲しいところですよね。