Samsungはグローバル市場におけるインフレや中国経済の不透明さからも当初の出荷目標から約10%減少して2022年は2億7000万台程度になる可能性があると予測されています。
一方で特にGalaxy Aシリーズの販売が不調とされており現時点で5000万台の過剰在庫があるとも予測されています。今回SamMobileによると耐水性能の誤解を招くマーケティングから莫大な罰金を支払ったとされているのでまとめたいと思います。
誤解を招くマーケティング。
ハイエンドモデルを中心にGalaxyの一部機種はIP68の防水/防塵性能に対応。ただ今回の情報によると豪SamsungはGalaxyの防水性能に関して誤解を招くマーケティングをしたことから965万ドルの罰金を受けたことが判明したとしています。
少なくともプールや海でも使用できるというプロモーションを行なったことが誤解を招くマーケティングだと指摘。ただIP68などの規格を盾にしているのであれば海やプールで使うことは推奨できない。
例えばIPX8に関しては1.5mの水深に30分間沈めることができる規格になりますが、そもそもテストは真水の常温で行われており、逆にこのテスト条件と同じ条件じゃないとIPX8は保証されないことになります。
つまり真水ではない海やプールはもちろん常温でないお風呂なども対象外になります。SamsungがIP規格以外で独自のテストを行なって問題ないとしている場合いいのですがIP規格を盾にしているのであれば問題ありになります。
これは他のメーカーの機種も同様でありIP規格の元に保証された防水性能であれば使用シーンはかなり限定されます。