スマホ選びでよくある言葉。コスパ/使いこなす/不具合は要チェック

ハイエンドモデルを中心に5G対応以降年々高価格化しており10万円以上は当たり前になりつつあります。また半導体不足やコロナの影響により人件費や原材料に輸送費の高騰などで今後さらに高くなるかも。

一昔前は本体価格今ほど高くなかったことに加え過度の割引があったため今ほど高く感じない。なので余計にスマホ選びを失敗したくないと思うユーザーも多いと思います。

今回頂いたコメントなどを元にスマホ選びで少しでも失敗しない方法についてまとめたいと思います。

「使いこなす」という言葉。

今回の記事は主観に基づいてまとめているので予めご了承下さい。まず一つ目として使いこなすという言葉。よくハイエンドモデルはつかこなせないからミドルレンジでも十分という声を聞きます。

何を持って使いこなせるか使いこなせないかと判断するのかかなり難しいところだと思います。

ただその機種が持っているパフォーマンスや機能を最大限使うことを使いこなすというなら自分も含めてほとんどのユーザーが使いこなせないと思います。

今やかなりレベルが高いミドルレンジにおいても同様に使いこなせる人はかなり限定されると思います。

iPhoneやGalaxyにPixelなどカメラソフトでしっかり加工してくれるメーカーの機種はシャッターボタンを押せば勝手に補正してくれるので簡単に綺麗に撮影できるのが魅力。

カメラソフトでAIでしっかり補正してくれるカメラを搭載している機種であれば簡単に使いこなせるという人もいますがこれはシャッターボタンを押しただけで使いこなせていない。

少なくともそのメーカーごとにカメラソフトの癖があり同じ画角で撮影しても違う写真になります。

さらにその上で機種ごととの特徴がありそれぞれの機種ごとに最適な画角や照度にホワイトバランスの調節などありオート撮影とはいえ使いこなすとなれば写真撮影の知識も必要だし機種ごとのカメラの癖もしっかり把握した上で最適な撮影方法を適用して初めて使いこなす。

そもそもオート撮影を使っている時点でメーカーが設定した色や照度に勝手に調節されているた使いこなすと考えること自体が無理なのかもしれません。個人的には使いこなすという言葉にあまり囚われてほしくないように感じます。

以前記事でまとめたオーバースペックとも重複しますが自分が譲れない機能などはなんのか。何より自分が満足に使うためにはどのようなスペックが必要かそこで判断して欲しいように感じます。例えばゲームから日常使いまで高リフレッシュレートを堪能したい人。

最近はミドルレンジでも対応機種増加。ただ対応ゲームをやったとしてもミドルレンジの場合はパフォーマンス不足で最大となる120Hzで表示できない可能性もあります。となればよりパフォーマンスが高いハイエンドが候補に。

全ての機能を使わなきゃいけないものではなく自分が求めるか機能がいかに快適に使えるかが重要。

譲れない機能やスマホに求めることをはっきりさせた上で機種の候補をある程度絞ってその上で予算との兼ね合いで決定するのが一番いいように感じます。

少なくとも使いこなすという言葉だけ先走りしないことが一番で自分がどう使いたいかが重要です。

購入先で対応が異なる。

次に2つ目としてアップデートのサポート期間です。国内で発売されているスマホは大きく2種類。一つはメーカーの直販モデル。そしてもう一つがほとんどの人がそうですがキャリアモデルです。

同じ機種であってもアップデートの対応はキャリアモデルなのか直販モデルが違いがある可能性。さらにキャリアモデルでもキャリアによって対応が異なることがあります。

直販モデルに関してはメーカーが直接管理しているため分かりやすい。一方でキャリアモデルに関しては分かりにくい。またメーカーによってもアップデートの対応が異なります。

AppleのiPhoneは直販モデルとキャリアモデルが販売されていますがアップデートに関してAppleが管理しているためアップデートの配信時期やサポート期間などにキャリアの差などはいっさいありません。

Appleはキャリアごとのカスタマイズを基本認めておらずただ販路が異なるだけで中身は一緒。またAndroidでみた場合Google Pixelのアップデートは基本Googleが管理しています。

なのでSoftBankやauから一部機種が発売されていますが基本は販売キャリアは関係ない。

ただPixel以外のAndroid機種になるとややこしくなってきますが例えばGalaxyで見た場合基本auとdocomoが扱っていますがキャリアごとにそれぞれカスタマイズしていることもあり例えば同じAndroid12でもキャリアごとにそれぞれの調節をしているため配信時期が違います。

また3キャリア共通で扱うことが多いXperiaに関しては配信時期がまず異なる。さらにSoftBankに関してはアップデートサポートにあまりコストをかけたくないのかauとdocomoでメジャーアップデートが2回配信されたとしてもSoftBankは1回のことがあります。

なのでキャリアモデルでもどこのキャリアで買うかで使える期間に差が生じることもあります。あくまでもキャリアモデルのアップデートを管理しているのはメーカーではなくキャリアです。

そのためグローバルモデルでは配信されているアップデートでもキャリアモデルで配信されるとは限らなく個人的な印象としてキャリアモデルとグローバルモデルでアップデートの配信時期やその回数に差を特に感じるのがXperiaでキャリアモデルは少なめという感じ。

ただGalaxyに関しても海外では毎月丁寧にアップデートが配信されていますがキャリアモデルに関してはそこまで丁寧じゃない。今後Galaxy M23が直販モデルとして国内導入。

グローバルモデルのように丁寧にアップデートが配信されるのかは現時点で不明です。廉価モデルということもあり消極的な可能性もありますがSamsungの対応が気になる次第です。

アップデートサポート期間の方が話題になりますがキャリアごとに違うので注意が必要です。

個体差は必ずある。

そして3つ目としては個体差やバグや不具合について。どのような原理なのか個人的に詳細を把握していませんが同じ製造方法で同じソフトをインストールしているのに不具合やバグなど個体差があります。

単純に考えればインストールしてあるアプリとの相性や設定の問題かも。バグや不具合に関しては残念なことに本来であればこうあってほしくないのですが必ず個体差がある。

またバグや不具合が発生しにくい個体が多いのがGalaxyやiPhoneなどが有名ですが必ずしも発生しないわけではなく発生しないメーカーの機種なんてほぼないと思います。

なので正直確率の問題で不具合報告が多いとされているXperiaやPixelで問題ない人もいれば不具合報告が少ないGalaxyやiPhoneで不具合が発生した個体にあたる人もいます。

少なくともGalaxyとからiPhoneを買えば大丈夫だと過信するのは危険なので注意が必要です。

またナンバリングが変わる大型アップデート。Androidでみればメジャーアップデート。iPhoneで見ればiOS15などのタイミングは新機能も多数追加される反面バグが発生しやすいです。

大型アップデートの後は不具合報告が増えやすいのでアップデートの配信頻度もちょっと増えます。正直アップデートして不具合が発生するのかしないのかはアップデートしてみないとも分からないです。

慎重な人はアップデートが配信されたらすぐにアップデートするのではなく様子見するのがおすすめ。ただこの間待つというよりは最新のアップデートではどんな不具合やバグが多いのか情報を集める。

また深刻な不具合などが万が一発生してしまった場合にどのような対処するべきなのか調べる。バックアップ含めた下準備としっかり情報を集めた上でアップデートするだけでも気構えが違う。

何より一番避けて欲しいのはバグや不具合が怖くてアップデートを一切しないこと。セキュリティが低い機種ほど狙われやすいです。何よりマルウェアに感染したとしても丁寧に教えてくれるわけでもなくしらずしらずに情報が抜かれていることの方が多いです。

自分がスマホに保存しているデータは別に抜かれてもいいと思う人は別の話ですがしっかりと下準備した上でアップデートはおすすめです。ちなみにiPhoneやPixelはグローバルモデルとキャリアモデルのタイムラグがほぼないため配信直後は情報が少ないです。

なのでこの2メーカーの機種はより慎重に情報を集めた方がいいと思います。何よりバグや不具合とソフト面もそうですがハード面においても個体差があります。

分かりやすい不具合は話題になりやすいですが逆にマイナーどころは話題にすらなりません。

また自分が使っている範囲では大丈夫=不具合やバグがないとも言い切れず自分が使っていない部分で不具合が発生している可能性もありそもそも不具合が不具合と気付いていないこともあります。

個体差はどのメーカーの機種でもあるのであまり過信しないことが一番のおすすめです。

まとめ。

よく言われるコスパもそうですがスマホに知識がない人が本当にコスパがいいか判断できない。またコスパがいいとよく言われる機種が全てのユーザーにとってコスパがいいとは限らない。

何より最近コスパは安いという意味で使われることが多く逆に惑わされるようになっている印象。

SoftBankが年度末にはXperia 5Ⅲを実質24円のレンタルサービスで配っていましたが従来通りであればAndroid12がすでに配信されているので今後メジャーアップデートがないかも。

2年後に返却となればAndroid13やAndroid14が他の機種に配信されている中Android12とまりになる可能性も。

表面的な金額でみれば安いですがアップデートサポート期間を重要視する人にとってはコスパ最悪という感じで分かりやすい言葉の踊らされれないのが一番です。

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