昨年Apple初の拡張現実デバイスであるVision Proが正式発表されアメリカのでの発売は2024年の始め。Appleの事前アナウンス通りアメリカでは1月19日より予約が開始して2月2日より発売予定。
AppleはVision Proの発売に合わせてApple Storeで採寸含めた特設コーナーを設けるなど発売の準備を着々と進めています。そして今回GSM ArenaによるとVision Proの注文にはFace IDを搭載したApple製品が必要と報告しているので簡単にまとめたいと思います。
オンライン予約には条件がある。
Appleは1月19日より実店舗とオンラインの両方でVision Proの予約を開始すると思いますが今回の情報によるとオンライン予約の場合はFace IDを搭載したApple製品が必要としています。
近くにFace ID付きのiPhoneまたはiPadがあります。
Apple Vision Proを注文するときは、Face IDを搭載したiPhoneまたはiPadで顔をスキャンする必要があります。これは、あなたに正確なフィット感を与えるために一緒に働く適切なサイズのライトシールとヘッドバンドを決定するのに役立ちます。
現状だとiPhone X以降のFace IDを搭載したiPhoneとiPad Pro 11インチもしくはiPad Pro 12.9インチ(第3世代)以降のiPad Proが必要となってきます。ユーザーに合わせてライトシールやヘットバンドを最適化出来ないとAppleの理想とする十分なユーザー体験を提供することが出来ないんだと思います。
そのためFace IDで顔のサイズより正確に認識させた上で適切なサイズを提示してくれると思われます。ただ逆に実店舗ではユーザー自身がFace IDを搭載した端末を持っていなくても計測した上で予約をできると思います。
アプリの更新も必須。
またVision Proを予約するためにはApple Storeアプリの更新が必要であることもアナウンスしています。
Apple Storeアプリが最新であることを確認してください。顔スキャンには、1月11日に利用可能になったApple Storeアプリの最新バージョンが必要です。
その他Vison Proは度ありレンズのオプションも提供します。
視力の処方箋を手元に置いてください。
Apple Vision Proはメガネなしで着用するように設計されているため、ZEISSと提携して、ほとんどの処方箋に対応するカスタム光学インサートを作成しました。ご注文の際は、光学インサートが必要かどうかを調べるために、いくつかの簡単な質問をします。その場合は、チェックアウト後に米国の眼科専門医から有効な期限切れの処方箋をアップロードします。
何よりAppleとしてはVision Proをユーザー同士で共有するデバイスとしているのではなく個人ごとに最適化したデバイスにすることを目標としていると思われます。現地価格で$3499で執筆時点での為替で約50万円。
日本での発売は2025年頃と言われていますが現時点で具体的な情報もなく価格も不明です。何より供給量がかなり限定されていると言われており、アメリカでも欲しいと思うユーザーの手元に届くのにかなりの時間を要する可能性があります。
ただ価格が価格なのでユーザーのニーズはある程度早く落ち着く可能性があり、あとは生産の問題ということになると思います。