Googleは例年であれば3月/6月/12月にFeature Dropを配信して対象のPixelに新機能を追加しますが、今年の1月にはPixel 8シリーズを中心にFeature Dropを配信。
さらにAndroid 14 QPRの配信が前倒しになっていたことからも例年と異なる動きになるのではないかと予測されていました。ただ今回9To5Googleによると一部Pixelに対して3月のFeature Dropが配信されたのでまとめたいと思います。
3月のFeature Dropが配信開始。
2023年の11月よりβ版の開発が開始していたAndroid14 QPR 2ですが、今回3月のFeature Dropとして本配信が開始したことが判明しました。
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機種名 |
対象機種 |
- Pixel 5a
- Pixel 6 & Pixel 6 Pro
- Pixel 6a
- Pixel 7 & Pixel 7 Pro
- Pixel 7a
- Pixel Fold
- Pixel Tablet
- Pixel 8 & Pixel 8 Pro
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Pixel 5aはAndroid15の対象機種にはなっていませんがGoogleの発表通りであれば今年の8月まではアップデートサポート対象機種になっています。なので今回の3月のFeature Dropに加え6月のFeature Dropも対象機種になります。
Pixel 8シリーズでは数多くのバグが修正に。
また3月のFeature Dropと合わせて3月のセキュリティパッチを包括したセキュリティアップデートも合わせて配信開始。多数のバグや不具合など改善されており以下のようになります。
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詳細 |
アプリ |
- 特定のシステムアプリの安定性とパフォーマンスの一般的な改善
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アシスタント |
- 特定の状況でアシスタントが口頭コマンドに応答しない問題を修正
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生体認証 |
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Bluetooth |
- 特定の条件下で接続されたブルートゥースデバイスのオーディオ品質の問題を修正
- 特定の条件下でBluetoothが機能しなくなる問題の修正
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カメラ |
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ディスプレイ |
- 特定の条件下での写真やビデオの明るさの変化を修正
- 特定の条件でディスプレイが緑色に変わることがある問題の修正
- 特定の条件での安定性とパフォーマンスを表示するための一般的な改善
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フレームワーク |
- 特定の条件下でGoogle Playストアアプリを起動する際に問題を修正
- 特定の条件下でマルチフィンガージェスチャーを使用する際の問題を修正
- 特定の条件下でのシステムの安定性とパフォーマンスの一般的な改善
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メディア |
- 特定の条件下でGoogle TVでビデオを再生する際に問題を修正
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センサー |
- 特定の条件で新しいテキストの振動が機能しなくなる問題の修正
- 特定の条件で新しいテキストの振動が機能しなくなることがある問題の修正
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システム |
- 特定の条件でのシステムの安定性とパフォーマンスの一般的な改善
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通話 |
- 特定の条件下で接続されたBluetoothデバイスへの通話のルーティングに関する問題を修正
- WiFiが無効になった後、進行中の通話中にWiFiアイコンが表示されると、時折発生する問題の修正。
- 特定の条件で時折電話をかけたり受けたりできない問題の修正
- 特定の条件でモバイルデータが正しく切り替わらない問題の修正
- 電話をかける際の音声の歪みの問題を修正
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UI |
- 特定の条件での顔のロック解除安定性のための追加の改善
- 特定の条件下でゲームダッシュボードが機能しなくなる問題の修正
- ホーム画面のアイコンが見えないようにする問題の修正
- 時折壁紙が詰まったり暗くなったりする問題の修正
- 特定の条件でのトランジション中のアニメーションに関する問題の修正
- 特定の条件下で誤ったアプリアイコンが表示される問題を修正
- 特定の条件での移行中に誤ったインターネット接続ステータスの問題を修正
- 特定の条件でのトランジション中のレイアウトとアニメーションの問題を修正
- 特定の条件での通知カラーテーマの問題を修正
- タスクバーのアイコンとナビゲーションボタンが特定の条件で機能しない問題を修正
- 特定のUIトランジションとアニメーションのパフォーマンスと安定性の一般的な改善
- 特定のUIトランジションにおけるパフォーマンスの一般的な改善
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Wi-Fi |
特定の条件でのWiFi接続の安定性とパフォーマンスの一般的な改善 |
今回のアップデートにおいて34個の修正と改善があります。新機能の追加はもちろん嬉しいところですがバグや不具合が多いPixelだからこそ定期的にしっかりと修正してくれるのはありがたいことです。