auオンラインショップのメタタグやキャッシュからXperia 5Ⅲの記載を確認できたことからも、ようやく国内で発表されると予測されていました。そして本日9月30日に大手3キャリアがXperia 5Ⅲを正式発表したので簡単にまとめたいと思います。
日本限定色の登場。
発売地域にもよりますが海外市場ではグリーン/ブラック/ピンクの3色展開です。多くの地域ではピンクが扱われず、台湾や香港など中華圏でピンクが扱われている印象です。国内でもこの3色でくるかなと思いきや、まさかの国内限定色が登場。
まずグリーン。
次にピンク。ドコモとauは扱いますが SoftBankは扱わず。
グローバルモデルは光沢感強めのブラックとなっていますが、日本では同じブラックでもフロスト加工が施されたフロストブラックが採用。Xperia 1IIにXperia 1Ⅲとお馴染みのカラバリになりつつあります。
そして完全に新色となるフロストシルバー。画像を確認する限りはシルバーよりというよりはホワイト寄りに見えてかなりお洒落。個人的にはXperia 5IIの国内版SIMフリーのタイミングでフロスト加工を施した新色が追加されると思っていましたが、実現ならず。ただXperia 5Ⅲでようやく実現したのはかなり嬉しいです。
海外モデルとの違い。
海外ではすでに正式発表されて半年近く経過。なので詳細なスペックは割愛させて頂きます。ただ一方で毎年のことですがおそらく国内版より海外版の方が安い。なので海外版が気になる人もいると思います。そこで主な違いをまとめたいと思います。
国内版 | 海外版 | |
ストレージ | 128GB | 128GB/256GB |
キャリアアプリ | ○ | × |
キャリアロゴ | ○ | × |
おサイフケータイ | ○ | × |
VoLTE | ○ | × |
中華圏で発売されるXperia 5Ⅲは上位モデルということもありストレージが256GBに増強されています。キャリアモデルはヨーロッパやアメリカと同じくベースモデルなので128GBモデル。どうしても256GBが欲しいとなれば、今後登場する可能性が高いXperia 5Ⅲの国内版SIMフリーを待つべきだと思います。
SDカードスロットには対応していますがSIMトレイと一緒になっていること。なのでSDカードを交換したい場合でもSIMを一度抜くしかない。そうなるとキャリアモデルは都度再起動になるので鬱陶しいといえば鬱陶しいです。
あともう一つ海外版はVoLTEに非対応であることが結構きついです。auやdocomoの5G対応のSIMは3Gに対応していません。なので通話が出来ないことになります。
なので今まで海外版を購入していた人が契約を5Gにアップグレードすると通話が出来なくなったということもあるので注意が必要です。少なくとも価格以外において、国内限定色があることを考えると海外版を購入するメリットはそこまでないように感じます。
発売時期と価格。
3キャリアとも価格は未定。そして発売時期は11月中旬以降とされています。このまま遅れが発生しなければいいのですがXperia 1Ⅲの時も遅れが出たので可能性がないわけではありません。可能性としてはXperia 1Ⅲの時と同様に3キャリアとも同日発売という可能性も。
すでに台湾とイギリスでは発売開始。そして香港は10月中旬頃の発売。そして中国は11月以降の発売とされています。まだアメリカやイギリス以外のヨーロッパの動きが不透明ですが、Xperia 1Ⅲの時と異なり日本での発売はちょっと遅めの部類になるかもしれません。
価格に関しては香港版が約12万円。いつも香港版と比較すると1万円いかないくらいdocomo版が高いという印象です。キャリアの中でも最も一括価格が安いドコモが13万円以下が一つの目安。そしてauが14万円以下。SoftBankが15万円以下が一つの目安に感じます。
SoftBankは得するサポートプラスで実質負担金を安くみせることにフォーカスしているので分割購入を考えていない人にとっては正直あまり魅力的な価格設定ではないように感じます。ただ分割購入かつ端末を返却してもいい人にとっては最も安く購入できるキャリアです。
Xperia 1Ⅲの時は半導体不足の影響で入荷数も少なかったのか予約したけどなかなか来ないという声をよく聞きました。確実に少しでも早く欲しい場合は、各キャリアのオンラインショップでの予約をおすすめします。
オンラインショップで予約して自宅への配送が最も初期在庫を確保できる可能性が高いです。ちなみにオンラインショップで予約してショップでの受け取りにしてしまうと、割り当てられる在庫はショップの入荷状況に影響を受けます。
キャリアはオンラインショップの在庫を一番手厚くしているとされており入荷数も多いです。なので少しでも早く欲しいならオンラインショップで予約して自宅への配送を選択することをおすすめします。気になる人はキャリアのオンラインショップをチェックして見てください。