あの邪魔なボタンがついにカスタマイズ可能に!?Xperia/Android12新機能まとめ

Googleは例年より約1ヶ月遅れとなりましたが2021年の10月にAndroid12の本配信を開始。またアップデートに力を入れているSamsungもグローバルモデルを中心にAndroid12の配信を開始しています。

一部メーカーがAndroid12の本配信を開始している中今回XperiaのAndroid12についてまとめたいと思います。

サポート期間延長の流れ。

記事執筆時点でキャリアモデルにおけるAndroid12の配信スケジュールは不明。ただdocomoなどはXperia 1IIなど2020年モデルとXperia 1Ⅲなど2021年モデルに配信することを明らかに。

個人的に驚きだったのが従来ミドルレンジはメジャーアップデートが1回だったのに Xperia 10IIに2回目のメジャーアップデートが配信予定に。またその情報の信憑性は不明ですがXperia 1に3回目となるAndroid12が配信されるとの噂もあります。

少なくともdocomoのXperia 1はAndroid12対象機種に含まれていないのでキャリアモデルは期待できず。仮にその噂通りアップデートが配信されたとしても一部グローバルモデルのみになる可能性もあります。

この情報通りであればSonyがアップデートに本腰を入れ始めたことになるので嬉しいですが過度の期待は禁物。

対象機種共通内容。

そして事前情報では1月下旬頃から一部Xperiaに対してAndroid12の配信が開始すると予測されていましたが記事執筆時点でXperia 1ⅢとXperia 5Ⅲの一部グローバルモデルのみに本配信が開始しています。

ちなみに中国の一部キャリアモデルは旧正月明けに配信されると予測されており配信時期は地域でバラバラ。今後配信地域は拡大していきますが一部地域で開始したからといって急速に拡大するとはいえない状況です。

また今回一部モデルでAndroid12の配信が開始したことが影響したのかSony USAがその内容を明らかにしました。

Android12にアップデートすることで対応する新機能の一つ目がスクリーンショットのスクロール撮影。他のメーカーの機種は一部はAndroid12関係なく対応。さらに自分は覚えていませんが以前のXperiaは対応していたような。

スクリーンショットを従来通り電源ボタンと音量ボタンで撮影。その後に言語設定だとCapture moreと表示。ここをタップすることでスクロールが可能に。スクリーンショットの範囲を拡大することができるようになります。

アスペクト比21:9を採用していることからも元々一度に表示できる情報量が多いですがスクロールすることが可能になったことでスクリーンショットとの相性がさらに良くなった印象。

そして2つ目の新機能として位置情報の指定。アプリにもよりますが例えばFacebookなど位置情報へのアクセスを求められるものがあります。従来であれば本体のGPSに基づいて正確な位置情報をアプリに提供。

ただアプリによっては正確な位置情報を提供する必要性を感じないものや提供するものが怖いものも。なので新機能として位置情報を提供する際にユーザーのおおよその場所を提供するようになります。

ただ逆におおよそだとGoogle Mapなどを使う時に正確にルート案内などが出来なくなるので不便になります。このようなことを防ぐために基本はおおよそで提供。

またユーザーが任意で正確な位置情報や指定した場所の位置情報を提供することが可能になりまたアプリごとの位置情報のアクセス権限も簡単に変更が可能になるとしています。

今までは一律で正確な位置情報を提供していますがアプリごとにユーザーが選択できることでプライバシーの保護の目的も。

そして3つ目としてはWi-Fiの共有。Android10でQRコードを使うことでパスワード要らずでWi-Fiの共有が可能になりました。ただAndroid11で実装されたNear By ShareをAndroid12で共有方法のオプションとして新たに追加。

QRコードとどちらが便利かは慣れの問題もあるためユーザーに選択できるようにオプションを追加した感じに。

そして4つ目としてはXperia自体はすでに実装していますがAndroid12標準機能として片手モードに対応。手持ちにグローバルモデルがないためどのような進化を遂げているのか不明。

ただ手持ちのXperiaで確認するとジェスチャーナビゲーションがオンになっていると片手モードを使うことができないので従来の片手モードにジェスチャーナビゲーションが最適化されたというイメージなのかもしれません。

実際に配信されたら確認したいと思います。片手モードはかなり認知度がある機能なので目新しさはなくても進化してくれるのは嬉しいですよね。


そして5つ目が日本語ではどのような言い方になるのか不明ですがExtra Dimに新たに対応。例えば寝室などで使う時などディスプレイ輝度を最低にしてもまだ明るく感じることがあると思います。

今回の新機能で最低輝度よりさらに暗く表示可能。夜ちょっと目が覚めた時に通知を確認する時や時間を確認したい時にも重宝しそうな感じです。

少なくともSony USAはこの5つの機能をAndroid12の新機能として紹介していますがこれらは対象機種共通。なので他にも機種ごとに新機能がある可能性が高いです。

機種ごとの新機能。

中国の有名なリーカーによるとPlayStation 5のコントローラーに接続が可能としています。自分は詳細を把握していませんがこれがPlayStation 5のRemote Playに対応したかどうか不明。

その他ダークモードが以前のブラックとグレーの中間のような色合いではなく完全にブラックになるとしています。また中国のキャリア版においても具体的な詳細は明らかにされていませんがローカライズがされた新機能があるとしています。

そしてロシア版の話になりますがGoogle Assistant専用ボタンにショートカット機能が追加とされています。リーカーがカスタマイズ可能になったと表現していることからもロシア版ももともとはカスタマイズが不可。

ただAndroid12少なくともXperia 1Ⅲではカスタマイズが可能に。ただXperia 5Ⅲや同じく専用ボタンを搭載しているXperia 5IIがどのような対応になるのか不明。仮に国内モデルでも対応するならかなりの朗報に感じます。

Google Assistantを今まで通り使いたい人はそのまま。ショートカットボタンとして使いたい場合はオプションで設定してあげればいいだけなのでかなり汎用性が高くなる印象です。

そしてPhoto ProやCinema Proを搭載している機種に関してはリモートコントロールに新たなに対応。Bluetoothでペアリングすることで遠隔で操作可能に。

Xperia PRO-Iのアクセサリーの一つであるシューティンググリップも従来のXperia含めてより最適化されて使いやすくなる可能性があります。ただ現時点での情報だとXperia PRO-I以外のAndroid12対象機種がVLOG Monitorを使えるのか不明。

合わせてVideography Proが対応するのかも不明。この感じだと2022年モデルにお預けかもしれません。またゲームエンハンサーにおいてUSBビデオ出力機能に対応としています。

これら機種別の新機能はXperia 1ⅢやXperia 5Ⅲは対応する可能性が高いと思いますがその他の機種がどのような対応になるのか現時点で不明。結局ほとんどのAndroid12対象機種が対応する可能性もあります。

ただすでにサードパーティ製のランチャーアプリを使うと通知バーにバグが発生していることが判明。Android11の時は比較的大丈夫でしたがAndroid10の時はひどかったので二の舞にならないように期待です。

Android11の時で見ればXperia 1IIやXperia 5IIのキャリアモデルに配信が開始したのは2月上旬頃。ちなみにSIMフリーのXperia 1IIに対しては3月の上旬でしたがAndroid11の時より配信開始が約1ヶ月遅れ。

なので全体的に1ヶ月くらい後にずれこむ可能性あるので注意が必要で特に直販モデルは遅めかもしれません。

まとめ。

今回はXperiaのAndroid12の情報についてまとめてみました。現時点だとこれといった新機能はない。Google Assistant専用ボタンがカスタマイズできるようになれば個人的には十分という感じです。

Android12自体GoogleもPixelでかなり苦労しておりSamsungは一部対象機種の配信を緊急停止などいつも以上にドタバタしている印象なので失敗したくない人は配信されても即時アップデートは避けるべきです。

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