国内では11月中旬以降の発売予定となっているXperia 5Ⅲ。待望していたユーザーはすでに予約をしていると思います。本体を購入する準備が整えば、次にに用意すべきは専用のアクセサリー。
今回はXperia 5Ⅲ用のおすすめアクセサリーについてまとめたいと思います。
電源アダプター。
まず新機種が発売されると一番多くつく不満のコメントが「充電するのが遅くなった」。例えば最近のXperiaで比較してみると。
バッテリー | 充電速度 | |
Xperia 1Ⅲ | 4500mAh | 30W |
Xperia 5Ⅲ | ||
Xperia 1 | 3330mAh | 18W |
Xperia 5 | 3180mAh |
多分多くの人は2〜3年で機種変更する可能性が高く直近のモデルで見れば2019年モデルから機種変更する人も多いと思います。仮に充電速度が18Wと同じ場合、最新のモデルはバッテリー容量が増えているので充電に要する時間がかかります。
2019年モデル以降基本ハイエンドはPDに対応していますがそれより前のモデルはQuick Chargeに対応しているため、昔から使っていた電源アダプターで同じUSB-Cだからといって充電しようとするとかなり充電に時間がかかる可能性もあります。
なので数年ぶりに機種変更したら電源アダプターの見直しをおすすめします。キャリアモデルは基本同梱されていないので見落としがちです。自分が使っているのはAnker Nano II 45Wです。
45Wに対応していても本体が対応していなければ45Wで充電することは出来ませんが、自分は他のスマホやタブレットにパソコンを充電することがあるのでちょっと多めにしています。
最近のAndroidはPDがメインですが、昔の機種の多くに採用されていたQuick Chargeに対応しているのもポイント。
また上記の画像はXperia 5Ⅲの台湾モデルに同梱されていた30Wの電源アダプターです。このNanoシリーズは同じW数でみた場合本体がコンパクトであることも特徴の一つ。このサイズ感で最大45Wは魅力的。Xperia 5Ⅲは最大で30Wで充電できると思われます。
Xperiaは付属していないことが多いですが、最近は他のメーカーの機種でも付属されなくなってきています。なのにバッテリー容量は増え対応する充電速度は早くなっているので、機種変更する時は必ず今使っている電源アダプターの規格と最大充電速度を確認して必要であれば買い替えるようにしましょう。
ケース。
個人的にケースは純正ケースを選んでおけば間違いないと思っています。その理由としては以下のようになります。
純正ケースをおすすめする理由 |
Snapdragon888を搭載しているため放熱が重要。ケースであまり密閉させてしまうと放熱に影響を与える可能性。 |
ケース側面が開いていた方がサイドセンスが使いやすい。 |
他にもこの条件を満たしている機種は存在しますが、迷うなら純正ケースを購入した方が分かりやすいです。
同梱品はケースと説明書のみ。
Xperia 5II用と比較すると質感がさらにザラザラする感じで、指紋も目立ちにくくなっています。
ケース内側はこんな感じ。
本体に装着するとこんな感じです。ちなみに本体のカラバリはグリーンです。台湾モデルを購入したときの購入特典として純正ケースを貰っており、ケースはブラックでした。ちなみにグリーンのケースもあります。
イヤホンジャックに干渉することもなし。
側面が大きく開いているのでボタン類に干渉することはありません。サイドセンスに影響も出ません。
またXperia 5Ⅲの特徴といえばそのサイズ感です。折角軽く片手操作しやすいサイズ感なのに、ケースをつけて取り回しが悪化したら本末転倒にも感じます。なので個人的には出来るだけスッキリとしたケースをおすすめします。
スタンドもついているので動画視聴の場合などに便利。スピーカーで再生してもスタンドを使えば共振を不快に感じることはありません。Sony Storeで予約受付中なので気になる人はチェックしてみてください。
デザインも楽しみたい。
純正ケースのデメリットを強いていうなら。側面が大きくあいて傷がつく可能性があること。背面のデザインが隠れてしまうこと。そして高いことです。自分はデザインも合わせて楽しめるようにSpigenのクリアケースも購入しました。
実際につけるとこんな感じです。
もちろんサイズ感はぴったり。
側面もしっかり保護してくれます。サイドセンスに慣れている人は起動にそこまで影響はないと思います。
そしてクリアケースなので背面のデザインも楽しめます。ただXperia自体が指紋が目立ちやすく指紋が目立つ状態でクリアケースをつけると上記の画像のようにちょっとみっともない感じになります。なのでケースをつける前にケアは必要です。
WF-1000XM4
イヤホンジャックも搭載しているので余裕があればという感じになりますが合わせておすすめしたいのがWF-1000XM4。ここでXperia 5Ⅲでちょっと残念なことを確認すると以下のようになります。
オーディオ関連で残念なこと。 |
スピーカーの音量や音質が前モデル対比で同等もしくは悪化していること。 |
気になる人が多い共振問題が悪化していること。 |
スピーカー周りがほぼ進化していないんですよね。。ただ有線もしくはワイヤレスイヤホンを使うことでのメリットは以下のようになります。
イヤホンを使うメリット |
共振の問題がなくなる。 |
音圧の改善を実感できる(音量に音質の改善) |
Xperia専用機能とも言える360 Spitial Audioが使える。 |
デメリットが改善される上にメリットがより引き立ちます。個人的には特に360 Spitial Audioに対応しているイヤホンがおすすめです。WF-1000XM4を使うだけでも音質の良さにノイキャンの凄さを実感できます。
まだ一部ストリーミングサービスしか対応していないとはいえ360 Rality Audioに対応していない音源でも疑似的にアップコンバートしてくれるのでよく自分が聞いている曲が、いつもと違う聞こえ方になるのが楽しい。
さらにその理由は把握していませんがAmazonでなぜか30%割引となっています。たしかに3万円オーバーは高いですが、このクラスのイヤホンが2万円半ばで購入できるのはかなり魅力的です。
問題のガラスフィルム。
購入当初はテキトーなガラスフィルムを購入したことも影響しているのかタッチパネルの感度がイマイチ。Xperia 5IIの時と比較すれば改善されていますがストレスなく使えるかと言えばそうではありません。
とりあえず今回お馴染みのSpigenのガラスフィルムが発売されていたので購入してみました。これでダメだったら基本ガラスフィルムはもうどれもダメ。
同梱品は結構充実しています。
何より貼るのが楽で、上記の画像のようにガイドを本体につけてその状態でフィルムを貼るだけ。
動画をとりつつ、さらに写真をとりつつやっていたら埃が入ってしまいましたがこれは完全に自分の過失です。ちゃんと集中して貼ればもっと綺麗に貼れます。肝心なタッチ感度ですが、左側から中央へスワイプ(前へ戻る)のジェスチャーが少し反応するようになりました。
あとはとりあえずジェスチャーナビゲーションの設定で感度を上げれば問題なく使えている感じです。全く不満がないわけではありませんが、今後Xperia 5Ⅲのアクセサリーが充実するまではこれでいきたいと思います。
まとめ。
今回は最低限というか絶対チェックしておいて欲しいアクセサリーをまとめてみました。製品が発売されればよりレパートリーが増えると思いますが、現時点でのレパートリーで堅めるとこんな感じです。
自分のお気に入りのアクセサリーが増えてきたらまたレビューをしたいと思います。